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2013年8月17日（土）に広島県（尾道市）・びんご運動公園陸上競技場にて、第21回中四国学生ラクロスリーグ戦（中国会場）の開会式および開幕戦を行った。


スコア

チーム	前半	後半	TOTAL
岡山大学	15	10	25
安田女子大学	4	2	6

審判員

主審	石田 佳那
副審	山田 徳子
	小野村 奈苗
	宮本 千尋

ゲームレポート
女子開幕戦は岡山大学（以下、岡山） 対 安田女子大学（以下、安田）の対戦であった。

前半開始直後、先制したのは岡山だった。さらに1点を追加し、岡山が流れを掴んだかのように思えたが、安田#88浦上がドローからの速攻により1点を取り返す。ここで流れをつかみたい安田だが、岡山#2冨永や#62宮田らの勢いに乗った1対1により5点を立て続けに決められ7－1と差がつき始める。
その後も岡山の猛攻が続く中、前半17分、安田#35細川がドローフォローから自らゴール前まで運び、相手のＤＦに流されるも粘り強くボールを保持し、狭いコースに鋭いシュートを決め9－3。
この流れで、安田の追い上げが始まるかのように思えたが、すかさず岡山のベンチがタイムアウトを取った。その直後、前半18分、岡山#2冨永から、ゴール前でフリーの#17吉野へのパスが通り10－3。
そして、焦りを見せた安田#88浦上が相手選手の頭部周辺へのディテイニングによりイエローカードを受け、3分間の退場となる。依然として苦しい状況が続く中、安田#66佐伯がフリーシュートで意地の1点を取り返し11－4。しかし、その後も、岡山の怒涛の攻撃を押さえることが出来ず、15－4で前半終了。



後半開始、岡山のドローフォローから#8福田が1対1で相手ディフェンスをすり抜け、シュートを決める。またもや流れに乗った岡山は3連続得点を決め19－4。岡 山のオフェンス陣の猛攻を受け、ディフェンス陣もその背中を押そうとゴーリー#26中川も体を張って好セーブを見せた。しかしその直後、岡山のメジャーファウルによりフリー シュートを得た安田#88浦上は、このチャンスをしっかりとものにし1点を取り返した。この流れを逃さまいと安田のゴーリー#6安原は岡山#88津村や#17吉野らの連続シュートをはじき返した。
一方、さらに点差を広げたい岡山は後半17分、11ｍ扇内にカットインした#68山本に#2冨永がパスを通し、相手ゴーリーの左脇腹周辺のコースにシュートを決めた。
やはり流れを断ち切りたい安田だが、その後も岡山・#62宮田や#63藤井らのシュートが決まり点差はさらに広がり25－6。
残り2分を切り、粘り強く攻める姿勢を見せた安田であったが、岡山ゴーリー#96黒瀬が最後まで壁となり守りきった。

開幕戦は岡山が終始ボールを支配し、大差で勝利したが、今後の安田の巻き返しに期待したい。本戦より始まった中四国学生ラクロスリーグ戦。11月2日開催予定のリーグ戦決勝戦、さらに全国の舞台を目指し熱い戦いが繰り広げられる。


  ・Text：日本ラクロス協会 中四国地区内学生連盟 広報委員会副委員長・當瀬里穂
・Photo：日本ラクロス協会広報部（中四国地区）・上原佑介、同・事務局次長補佐（中四国地区）・田原正太