日本代表・男子トライアルゲーム[名古屋会場]
2013/06/18
日時:2013年5月5日(日) 11:00試合開始
場所:愛知県(名古屋市)・名古屋市瑞穂運動場北陸上競技場(瑞穂公園北陸上競技場)
東海クラブ選抜(白)vs 22歳以下男子日本代表(青)
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
2013年5月5日(日)、愛知県(名古屋市)・瑞穂公園北陸上競技場にて、2013年ラクロス日本代表トライアルゲーム、東海クラブ選抜(以下、東海選抜) vs 22歳以下日本代表(以下、U22男子代表)の試合を行った。5月らしい快晴の空の下、東海選抜は東海の代表として、社会人のプライドをかけて、U22男子代表は第6回APLUアジアパシフィック選手権大会を控え、日の丸を背負い試合に臨む、両者の負けられない熱い戦いが始まった。
1Q
試合開始のフェイスオフ、激しいグラウンドボールをポゼッションしたU22男子代表が素早いパス回しを展開、鋭いシュートで何度もゴールを脅かす。
しかし開始5分、東海選抜LMF(ロングミッドフィルダー)・#3森がオフェンス参加、ロングスティックでの豪快なシュートは一度ゴーリーにセーブされるも、こぼれたボールをスクープしてシュート。1-0と先制する。
痛い失点を喫したU22男子代表だったが、ここでディフェンス戦術「スパイダー」が東海選抜に牙をむく。相手をディフェンスの網の目に誘い込みボールを確実に奪うことに成功したU22男子代表は東海選抜ゴールに迫る。
東海選抜ディフェンス陣の粘りもあり中々ゴールを決めることが出来ないU22男子代表であったが、15分、#14・石黒(哲)がゴール裏からの1対1で相手ディフェンスを抜き去りシュート。1-1と同点とし、さらに#1・室崎が追加点を奪い逆転。1-2となり1Qが終了する。
2Q
開始からU22男子代表の早く、激しいプレッシャーが東海選抜を苦しめるが、U22男子代表のスラッシングのファールにより東海選抜のエキストラマンオフェンス。しかし、U22男子代表の堅守により東海選抜のオフェンスを寄せ付けない。
一転、東海選抜のファールによるU22男子代表のエキストラマンオフェンスでは東海選抜とは対照的にどんどんシュートを撃っていき、8分、#3・脇阪のミドルシュートがゴール左下に突き刺さり1-3。
なんとか流れを戻したい東海選抜は#43・竹内を筆頭にディフェンス陣の激しいチェックでグラウンドボールを発生させポゼッションしていくが、U22男子代表は立て続けにライドを成功させ、逆に東海選抜のゴールを襲う。前半終了時には1-5とした。
3Q
後半開始早々、U22男子代表#7・倉田が1対1で相手を置き去りにしてそのままランニングシュートを決め1-6とする。
さらに1点を追加したU22男子代表に対し、先制点以降、得点できていない東海選抜はなんとか流れを変えたい。#22・山口、#18・岩崎、#26・具志川が立て続けにシュートを放つがU22男子代表のゴーリー# 15・安藤は得点を許さない。
逆にU22男子代表は確実に得点を重ね1-8、7点差を付けて3Qを終了する。
4Q
40分の間、得点がなかった東海選抜が開始早々、#26 具志川の見事なスティックワークでゴーリーの裏をかき得点。2-8と差を縮める。
勢いに乗りたい東海選抜は相手のミスからのブレイクをつくる。#20・佐々木、#43・竹内とパスを繋ぎ、最後は#26・具志川がシュートを放ち、決まったかと思われたが、直前に東海選抜のオフサイドがあったため取り消しとなった。さらに東海選抜は#4・勝村がスラッシングのファールを犯して、U22男子代表のエキストラマンオフェンスとなり#3・脇阪のサブマリンシュートが決まる。再び7点差を付け、これで再び勢いに乗ったU22男子代表は立て続けに2得点を奪い、スコアを2-11とする。
東海選抜は諦めずにゴールへ向かいシュートを撃ち続けていくが得点することは出来ず、逆に14分、U22男子代表の#29・柳田のジャンプシュートが決まり2-12となる。最後に一矢報いたい東海選抜は17分、#7・斎藤の意地のシュートが決まり3-12としたところで試合終了のホイッスルが鳴った。
試合時間が残り僅かとなっても両チームとも気を緩めず、最後の力を振り絞り相手チームのゴールへ向かいシュートを撃っていった。そして試合終了のホイッスルが鳴ると、観客席から盛大な拍手が両チームに送られた。3-12でU22男子代表がこの試合を制した。
試合序盤、先制点を決めた東海選抜であったが、U22男子代表の戦術である「スパイダー」によりボールを奪われ、素早い攻撃に苦しめられる結果となった。
しかし東海選抜の選手たちの最後まで試合に対して諦めない姿勢、全力でグラウンドボールに寄るプレイがとても印象的であった。両チームの全力プレイが今回の試合の見所であった。
試合を終えた選手たちは観客の声援の中、U22男子代表の壮行セレモニーを行った。
その後のインタビューでU22男子代表主将#18 ・岡本選手は「普段のU22男子代表は試合の入りがよくないが、今回は試合の入りを意識して臨んだ。その結果、入りがよかった。また私たちは皆さんを代表して日の丸を背負っていく。アジアパシフィック選手権大会は2連覇を狙っていきたい」と熱い思いを語ってくれた。
U22男子代表は多くの人の思いを背負い、世界へ挑戦していく。
*フォトギャラリー「日本代表トライアルゲーム2013」はこちらへ
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部 広報委員会・塚本寛貴
・Photo:日本ラクロス協会事務局(東海地区)・小保方智行、八木信行
場所:愛知県(名古屋市)・名古屋市瑞穂運動場北陸上競技場(瑞穂公園北陸上競技場)
東海クラブ選抜(白)vs 22歳以下男子日本代表(青)
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
東海クラブ選抜
|
1
|
0
|
0
|
2
|
3
|
22歳以下日本代表
|
2
|
3
|
3
|
4
|
12
|
東海クラブ選抜 | 22歳以下日本代表 |
#3 森 晶仁 (1) | #14 石黒 哲雄 (3) |
#7 斎藤 慎一 (1) | #3 脇阪 俊輝 (2) |
#26 具志川 泰亮 (1) | #7 倉田 康平 (2) |
- | #9 中澤 寛 (2) |
- | #29 柳田 諒 (2) |
- | #1 室崎 雄斗 (1) |
主審 | 田中 恵太郎 |
副審 | 近藤 立 |
井尻 俊介 | |
CBO | 明道 直也 |
ベンチマネージャー | 近藤 隆之 |
2013年5月5日(日)、愛知県(名古屋市)・瑞穂公園北陸上競技場にて、2013年ラクロス日本代表トライアルゲーム、東海クラブ選抜(以下、東海選抜) vs 22歳以下日本代表(以下、U22男子代表)の試合を行った。5月らしい快晴の空の下、東海選抜は東海の代表として、社会人のプライドをかけて、U22男子代表は第6回APLUアジアパシフィック選手権大会を控え、日の丸を背負い試合に臨む、両者の負けられない熱い戦いが始まった。
1Q
試合開始のフェイスオフ、激しいグラウンドボールをポゼッションしたU22男子代表が素早いパス回しを展開、鋭いシュートで何度もゴールを脅かす。
しかし開始5分、東海選抜LMF(ロングミッドフィルダー)・#3森がオフェンス参加、ロングスティックでの豪快なシュートは一度ゴーリーにセーブされるも、こぼれたボールをスクープしてシュート。1-0と先制する。
痛い失点を喫したU22男子代表だったが、ここでディフェンス戦術「スパイダー」が東海選抜に牙をむく。相手をディフェンスの網の目に誘い込みボールを確実に奪うことに成功したU22男子代表は東海選抜ゴールに迫る。
東海選抜ディフェンス陣の粘りもあり中々ゴールを決めることが出来ないU22男子代表であったが、15分、#14・石黒(哲)がゴール裏からの1対1で相手ディフェンスを抜き去りシュート。1-1と同点とし、さらに#1・室崎が追加点を奪い逆転。1-2となり1Qが終了する。
2Q
開始からU22男子代表の早く、激しいプレッシャーが東海選抜を苦しめるが、U22男子代表のスラッシングのファールにより東海選抜のエキストラマンオフェンス。しかし、U22男子代表の堅守により東海選抜のオフェンスを寄せ付けない。
一転、東海選抜のファールによるU22男子代表のエキストラマンオフェンスでは東海選抜とは対照的にどんどんシュートを撃っていき、8分、#3・脇阪のミドルシュートがゴール左下に突き刺さり1-3。
なんとか流れを戻したい東海選抜は#43・竹内を筆頭にディフェンス陣の激しいチェックでグラウンドボールを発生させポゼッションしていくが、U22男子代表は立て続けにライドを成功させ、逆に東海選抜のゴールを襲う。前半終了時には1-5とした。
3Q
後半開始早々、U22男子代表#7・倉田が1対1で相手を置き去りにしてそのままランニングシュートを決め1-6とする。
さらに1点を追加したU22男子代表に対し、先制点以降、得点できていない東海選抜はなんとか流れを変えたい。#22・山口、#18・岩崎、#26・具志川が立て続けにシュートを放つがU22男子代表のゴーリー# 15・安藤は得点を許さない。
逆にU22男子代表は確実に得点を重ね1-8、7点差を付けて3Qを終了する。
4Q
40分の間、得点がなかった東海選抜が開始早々、#26 具志川の見事なスティックワークでゴーリーの裏をかき得点。2-8と差を縮める。
勢いに乗りたい東海選抜は相手のミスからのブレイクをつくる。#20・佐々木、#43・竹内とパスを繋ぎ、最後は#26・具志川がシュートを放ち、決まったかと思われたが、直前に東海選抜のオフサイドがあったため取り消しとなった。さらに東海選抜は#4・勝村がスラッシングのファールを犯して、U22男子代表のエキストラマンオフェンスとなり#3・脇阪のサブマリンシュートが決まる。再び7点差を付け、これで再び勢いに乗ったU22男子代表は立て続けに2得点を奪い、スコアを2-11とする。
東海選抜は諦めずにゴールへ向かいシュートを撃ち続けていくが得点することは出来ず、逆に14分、U22男子代表の#29・柳田のジャンプシュートが決まり2-12となる。最後に一矢報いたい東海選抜は17分、#7・斎藤の意地のシュートが決まり3-12としたところで試合終了のホイッスルが鳴った。
試合時間が残り僅かとなっても両チームとも気を緩めず、最後の力を振り絞り相手チームのゴールへ向かいシュートを撃っていった。そして試合終了のホイッスルが鳴ると、観客席から盛大な拍手が両チームに送られた。3-12でU22男子代表がこの試合を制した。
試合序盤、先制点を決めた東海選抜であったが、U22男子代表の戦術である「スパイダー」によりボールを奪われ、素早い攻撃に苦しめられる結果となった。
しかし東海選抜の選手たちの最後まで試合に対して諦めない姿勢、全力でグラウンドボールに寄るプレイがとても印象的であった。両チームの全力プレイが今回の試合の見所であった。
試合を終えた選手たちは観客の声援の中、U22男子代表の壮行セレモニーを行った。
その後のインタビューでU22男子代表主将#18 ・岡本選手は「普段のU22男子代表は試合の入りがよくないが、今回は試合の入りを意識して臨んだ。その結果、入りがよかった。また私たちは皆さんを代表して日の丸を背負っていく。アジアパシフィック選手権大会は2連覇を狙っていきたい」と熱い思いを語ってくれた。
U22男子代表は多くの人の思いを背負い、世界へ挑戦していく。
*フォトギャラリー「日本代表トライアルゲーム2013」はこちらへ
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部 広報委員会・塚本寛貴
・Photo:日本ラクロス協会事務局(東海地区)・小保方智行、八木信行
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