2015女子19歳以下世界選手権:第7戦・スコットランド戦
2015/07/31
2015年7月30日(木)/試合開始・15:00(日本時間・23:00)
Championship Bracket・19歳以下スコットランド代表戦
[左:グラウンドボールを争う#5・岩田]
スコア
得点者
個人賞
・Player of the Match:#3 平野 薫 (日本)
ゲームレポート
オーストラリアに敗れ、順位決定戦へまわった我々にとって、一番恐れなければならないのは「気持ちが下がる」こと。スコットランドとの一戦を迎えた前夜、選手たちはミーティングを持ち、お互いの気持ちをぶつけ合って心をひとつにしてくれたようである。就寝前の宿舎の雰囲気はとても和やかだった。宿舎の窓の外には、対戦するスコットランドのミーティングルームが見える。夜遅くまで明かりがつき、我々に対する対策を練っているようだ。
予選でのスコットランドとの対戦では、危なげなく圧勝することができた。しかし、2度同じ相手と戦うことほど嫌なものはない。選手がリラックスして過ごしている一方、スタッフは、綿密な対策を練って当日を迎えた。
[左:ドローを争う日本とスコットランド/右:クリアで駆け上がる#10・小野寺]
試合開始、案の定変化があった。前回の対戦で7割の勝率であったドローを抑えられ、高さと力でもぎ取られる。しかし、スコットランドの攻撃に対する我々の対策の方が上回っていた。ことごとくインターセプトで奪い返すと、確実な攻撃で得点を重ねる。ドローは不利なまま試合が進んだが、ライドや守備では絶対的に優位に立てているため、それ以上の脅威を受けることは無く、試合が進んでいった。
後半、我々は大量得点を狙いに行くことを止め、体力温存に入る。日本で観てくださっている方々からすると、面白くない展開かもしれない。しかし、ラクロスにおいて体力の温存というのはとても大切な戦術であることを理解して欲しい。もちろん、毎日試合をしなければならないから、というのが一番の大きな理由。もうひとつの理由は「ペースを握る」ためである。ボールを持つこと自体が相手へのプレッシャーになることはもちろんであるが、それだけではない。今大会我々はライドを含めた守備を最大の武器としている。その武器のパフォーマンスを落とさないためにも、攻撃時になるべく休憩する必要があるのだ。
次戦、1日オフを挟み、いよいよ最後の戦いです。相手はウェールズを破ったニュージーランド。5位6位決定戦でありますが、5位になると次回大会のPool Aの権利を得られます。おそらく死闘になるでしょう。皆さんのたくさんの応援を、エジンバラまで届けてください。
■大会公式ホームページはこちら (外部サイトが開きます)
・「Schedule & Results」にカーソルを合わせると、日付別の選択ウィンドウが表示されます。
【8月1日(土)の予定】
Pool戦、Championship Bracketの結果、日本は5位決定戦に進出しました。
9:30(日本時間・17:30) 5位決定戦・ニュージーランド戦
・インターネット中継については、こちらのページをご覧ください
得点経過
*時間:中継映像からの大よその時間であり、公式時間ではありません。
ゲームフォト
[左:試合前に指示を出す柴田AC/右:対策とする練習を繰り返す日本]
[左:スコットランドはドローの対策を立ててきた/右:守備につく、#5・岩田、#10・野尾]
[左:積極的にグラウンドボールに寄せる#6・一川/右:日本のブレイクに対するスコットランド]
[左:スコットランドの攻撃に対する守備陣。#7・田中、#8・岡田/右:マークにつく#14・巻田]
[左:ドローを争う#18・池田/右:中盤でのプレーを支える#9・玉置]
[左:フィードを狙う#3・平野/右:日本の攻撃に厳しくプレッシャーをかけるスコットランド]
■第6回FIL女子19歳以下世界選手権大会・JLA特設ページはこちら
※出場選手・スタッフは、代表特設ページに掲載しています。
■日本ラクロス協会 twitter公式アカウントはこちらから (Twitterのページが開きます)
※世界選手権大会中は、試合結果を日本ラクロス協会HP『.Relax(ドット・リラックス)』で更新すると共に、Twitter協会公式アカウントでも試合速報をお伝えする予定です。
・ハッシュタグは、「#laxjpnfan」です。
Text by:2015年度19歳以下女子日本代表アシスタントコーチ・敷浪一哉
Photo by:2015年度19歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・関田都、同マネージャー・渡辺優
Championship Bracket・19歳以下スコットランド代表戦
[左:グラウンドボールを争う#5・岩田]
スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
TOTAL
|
日本
|
7
|
4
|
11
|
スコットランド
|
0
|
2
|
2
|
19歳以下日本代表 |
#4 橋爪 さくら (4)
|
#3 平野 薫 (2)
|
#7 田中 希実 (1)
|
#10 野尾 明日佳 (1) |
#13 拔井 愛海 (1) |
#14 巻田 美咲 (1) |
#18 池田 玲衣 (1)
|
・Player of the Match:#3 平野 薫 (日本)
ゲームレポート
オーストラリアに敗れ、順位決定戦へまわった我々にとって、一番恐れなければならないのは「気持ちが下がる」こと。スコットランドとの一戦を迎えた前夜、選手たちはミーティングを持ち、お互いの気持ちをぶつけ合って心をひとつにしてくれたようである。就寝前の宿舎の雰囲気はとても和やかだった。宿舎の窓の外には、対戦するスコットランドのミーティングルームが見える。夜遅くまで明かりがつき、我々に対する対策を練っているようだ。
予選でのスコットランドとの対戦では、危なげなく圧勝することができた。しかし、2度同じ相手と戦うことほど嫌なものはない。選手がリラックスして過ごしている一方、スタッフは、綿密な対策を練って当日を迎えた。
[左:ドローを争う日本とスコットランド/右:クリアで駆け上がる#10・小野寺]
試合開始、案の定変化があった。前回の対戦で7割の勝率であったドローを抑えられ、高さと力でもぎ取られる。しかし、スコットランドの攻撃に対する我々の対策の方が上回っていた。ことごとくインターセプトで奪い返すと、確実な攻撃で得点を重ねる。ドローは不利なまま試合が進んだが、ライドや守備では絶対的に優位に立てているため、それ以上の脅威を受けることは無く、試合が進んでいった。
後半、我々は大量得点を狙いに行くことを止め、体力温存に入る。日本で観てくださっている方々からすると、面白くない展開かもしれない。しかし、ラクロスにおいて体力の温存というのはとても大切な戦術であることを理解して欲しい。もちろん、毎日試合をしなければならないから、というのが一番の大きな理由。もうひとつの理由は「ペースを握る」ためである。ボールを持つこと自体が相手へのプレッシャーになることはもちろんであるが、それだけではない。今大会我々はライドを含めた守備を最大の武器としている。その武器のパフォーマンスを落とさないためにも、攻撃時になるべく休憩する必要があるのだ。
次戦、1日オフを挟み、いよいよ最後の戦いです。相手はウェールズを破ったニュージーランド。5位6位決定戦でありますが、5位になると次回大会のPool Aの権利を得られます。おそらく死闘になるでしょう。皆さんのたくさんの応援を、エジンバラまで届けてください。
■大会公式ホームページはこちら (外部サイトが開きます)
・「Schedule & Results」にカーソルを合わせると、日付別の選択ウィンドウが表示されます。
【8月1日(土)の予定】
Pool戦、Championship Bracketの結果、日本は5位決定戦に進出しました。
9:30(日本時間・17:30) 5位決定戦・ニュージーランド戦
・インターネット中継については、こちらのページをご覧ください
得点経過
*時間:中継映像からの大よその時間であり、公式時間ではありません。
前後半 | 時間 (*) | 日本 | スコットランド | スコア |
前半 | 1分頃 | #4 橋爪さくら | 1-0 | |
5分頃 | #4 橋爪さくら | 2-0 | ||
8分頃 | #4 橋爪さくら | 3-0 | ||
18分頃 | #3 平野薫 | 4-0 | ||
19分頃 | #7 田中希実 | 5-0 | ||
27分頃 | #4 橋爪さくら | 6-0 | ||
29分頃 | #13 拔井愛海 | 7-0 | ||
後半 | 7分頃 | #15 Chloe Carruthers | 7-1 | |
14分頃 | #15 Chloe Carruthers | 7-2 | ||
18分頃 | #3 平野薫 | 8-2 | ||
24分頃 | #10 野尾明日佳 | 9-2 | ||
25分頃 | #18 池田玲衣 | 10-2 | ||
28分頃 | #14 巻田美咲 | 11-2 |
[左:試合前に指示を出す柴田AC/右:対策とする練習を繰り返す日本]
[左:スコットランドはドローの対策を立ててきた/右:守備につく、#5・岩田、#10・野尾]
[左:積極的にグラウンドボールに寄せる#6・一川/右:日本のブレイクに対するスコットランド]
[左:スコットランドの攻撃に対する守備陣。#7・田中、#8・岡田/右:マークにつく#14・巻田]
[左:ドローを争う#18・池田/右:中盤でのプレーを支える#9・玉置]
[左:フィードを狙う#3・平野/右:日本の攻撃に厳しくプレッシャーをかけるスコットランド]
■第6回FIL女子19歳以下世界選手権大会・JLA特設ページはこちら
※出場選手・スタッフは、代表特設ページに掲載しています。
■日本ラクロス協会 twitter公式アカウントはこちらから (Twitterのページが開きます)
※世界選手権大会中は、試合結果を日本ラクロス協会HP『.Relax(ドット・リラックス)』で更新すると共に、Twitter協会公式アカウントでも試合速報をお伝えする予定です。
・ハッシュタグは、「#laxjpnfan」です。
Text by:2015年度19歳以下女子日本代表アシスタントコーチ・敷浪一哉
Photo by:2015年度19歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・関田都、同マネージャー・渡辺優
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