2011年22歳以下女子日本代表・関西合宿レポート(2011年5月5日)

2011/05/26

22歳以下女子日本代表(以下、U22女子日本代表)の関西合宿最終日となる5月5日(木祝)は、
京都・宝が池公園運動施設球技場にて、トライアルゲームなどを行いました。


スクリメッジ風景スクリメッジ風景

■メニュー
 ・3人組パスキャッチ
 ・スクエアパス
 ・キープアウェイ
 ・3対2
 ・4対3
 ・ゴール前7対7 
 ・スクリメッジ (vs. 同志社大学、武庫川女子大学、関西学院大学、2011関西ユース選抜、大阪国際大学)
 ・グラウンドボール
 ・ポジション別 (AT:ブレーク/DF:ゾーンディフェンス)

スコア  (試合形式:25分×5Q/各チームと1Qずつ対戦)
チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 5Q 合計
U22女子日本代表 6 8 6 7 7 34
関西地区各チーム 3 1 2 1 1 8
得点者
U22女子
#10 水戸 理恵 (9)
#11 小堀 優子 (7)
#12 戸花 夏緒里 (4)
#18 川田 佳代 (4)
#14 赤井 友紀 (3)
#13 飯塚 奈々恵 (2)
#24 地領 恵理 (2)
#6 勝見 奈月 (2)
#22 深津 咲奈 (1)
<レポート執筆者> #15 浅野いずみ (MF)
   浅野いずみ選手
3日目。疲労がたまっている中での連戦。
朝から思うように体が動かず、試合前の練習もパスがつながりませんでした。

長岡ヘッドコーチからは「5クォーターで60点」という課題が与えられ、
松井理紗アシスタントコーチからは「常に心は熱く、頭は冷静にプレーすること」を指示されました。
前日の夜のミーティングで出た、オフェンス・ディフェンスそれぞれの反省点を1日で修正することはできませんでしたが、
オフェンスは自分たちのイメージ通りのブレークをつくること、
ディフェンスはボールマンへのプレッシャー、ワンサイド、ファーサイドの声を出すことを常に意識しました。

疲れがピークに達し始めた4Q。
「勝ちたい」という気持ちより「疲れた」の気持ちが大きくなり、イージーミスが増え、走れなくなってきました。
しかし、そういう時こそ、チームのため、仲間のために頑張らなくてはいけません。
これは、U22女子日本代表活動のスタート時から言われてきたことです。
どんなに戦術を考えても、技術をあげても、
それを試合でやりきる気持ちや体力がなければ世界大会で優勝することはできません。
疲れた時こそ、仲間のためにどれだけ頑張れるか、疲れた時こそあたり前のことをあたり前にできるかが、
連戦を戦い抜く鍵になっているのだと思います。

この3日間で、チームも学年も違う仲間と共に過ごし、毎晩ミーティングを繰り返すことで、
互いのことをよく知ることができ、また「日本代表」としての自覚をもって行動する大切さを学びました。
アジアパシフィック大会まで残り2ヶ月、活動に携わって下さっている全ての人に感謝をし、全力で過ごします。


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Text by:22歳以下女子日本代表選手・浅野いずみ
Photo by:22歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・関田都