第13回ラクロス全日本クラブ選手権大会(女子準決勝戦・愛知会場)
2011/11/19
日時:2011年11月12日(土) 11:45試合開始
場所:愛知・豊橋市民球技場
NLC SCHERZO vs WISTERIA
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
試合開始直後はWISTERIA(以下、WIS)のボール支配が続き、シュートチャンスも何度かあったものの、NLC SCHERZO(以下、NLC)ゴーリーの好セーブ等により得点にならず。NLCは再三シュートを撃たれながらも我慢強くライドからディフェンスをし、グラウンドボールもゲットしていくなどでチャンスを狙っていたところ、#10井倉に絶好のチャンスが。ゴールサイドからの1対1で、DFの動きをよく見て得意とする中抜きを仕掛け、先制点を取る!!WISのDFはプレッシャーをかけようと踏み込んだものの、逆をつかれた。
その後、WISはNLCのボールキャリアー#12浅井をコーナーに追い込みプレッシャーをかけるも、ボールを奪うチャンスが一転ピンチとなり、NLCが2点目。WISはドローからの速攻でシュートを決めるがゴールサークルファールによりノーゴール。
前半は2-1のNLCリードで折り返す。
後半早々NLCにシュートチャンスが何度かあったが得点にならず。
お互い探り合うような時間が続き、流れはまだどちらに向くかわからなかった。
NLCはWISゴール前のディフェンスを崩そうとしたが、簡単にパスを通すこともボールキャリアーが走り込むこともできなかった。しかし、終始慎重に攻めていたNLCは無理をすることなく、結果それがミスを減らすこととなった。一方WISは中盤でプレッシャーをかけられている中、無理に繋ごうとしたり、急いてシュートを撃ったりと自ら苦しい状況を作ってしまった。
NLCは#12浅井や#3栗橋の1対1もスマートに決まり、5-2とリードが広がったあたりから、封印していたNLCらしいパスプレーを披露。パスブレークでシュートが決まったがゴールサークルファールでノーゴールとなった。しかし、このノーゴールは前半のWISのノーゴールとは違って、むしろ活気づくきっかけとなり、その後パス展開から得点を追加。
WISがドローをゲットできていた後半早々にラッシュをかけていればまた違った展開になっていたかもしれないが、NLCがNLCらしいパスプレーを展開し始めてからでは遅かった。
後半NLCは4得点、WISは#14飯塚のフリーシュートによる1得点。最終6-2でNLCが勝利。
常に全日本クラブ選手権と全日本選手権に焦点を合わせていたNLCが、徹底的に勝ちに拘った試合だった。
この試合先制点を決めたNLC#10井倉は、全日本クラブ選手権で勝利したのは6年ぶりと喜んでいた。
・Text:日本クラブチームラクロス連盟西日本支部・西野和美(FORZAラクロスクラブ所属)
場所:愛知・豊橋市民球技場
NLC SCHERZO vs WISTERIA
スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
TOTAL
|
NLC SCHERZO
|
2
|
4
|
6
|
WISTERIA
|
1
|
1
|
2
|
NLC SCHERZO | WISTERIA |
#10 井倉 涼子 (2)
|
#10 上林 梨沙 (1) |
#12 浅井 美帆 (2)
|
#14 飯塚 佳代 (1) |
#2 山本 千恵 (1)
|
- |
#13 栗橋 優里 (1)
|
- |
主審 | 平野 倫子 |
副審 | 山田 章子 |
横井 佑美 | |
4審 | 近藤 立 |
試合開始直後はWISTERIA(以下、WIS)のボール支配が続き、シュートチャンスも何度かあったものの、NLC SCHERZO(以下、NLC)ゴーリーの好セーブ等により得点にならず。NLCは再三シュートを撃たれながらも我慢強くライドからディフェンスをし、グラウンドボールもゲットしていくなどでチャンスを狙っていたところ、#10井倉に絶好のチャンスが。ゴールサイドからの1対1で、DFの動きをよく見て得意とする中抜きを仕掛け、先制点を取る!!WISのDFはプレッシャーをかけようと踏み込んだものの、逆をつかれた。
その後、WISはNLCのボールキャリアー#12浅井をコーナーに追い込みプレッシャーをかけるも、ボールを奪うチャンスが一転ピンチとなり、NLCが2点目。WISはドローからの速攻でシュートを決めるがゴールサークルファールによりノーゴール。
前半は2-1のNLCリードで折り返す。
後半早々NLCにシュートチャンスが何度かあったが得点にならず。
お互い探り合うような時間が続き、流れはまだどちらに向くかわからなかった。
NLCはWISゴール前のディフェンスを崩そうとしたが、簡単にパスを通すこともボールキャリアーが走り込むこともできなかった。しかし、終始慎重に攻めていたNLCは無理をすることなく、結果それがミスを減らすこととなった。一方WISは中盤でプレッシャーをかけられている中、無理に繋ごうとしたり、急いてシュートを撃ったりと自ら苦しい状況を作ってしまった。
NLCは#12浅井や#3栗橋の1対1もスマートに決まり、5-2とリードが広がったあたりから、封印していたNLCらしいパスプレーを披露。パスブレークでシュートが決まったがゴールサークルファールでノーゴールとなった。しかし、このノーゴールは前半のWISのノーゴールとは違って、むしろ活気づくきっかけとなり、その後パス展開から得点を追加。
WISがドローをゲットできていた後半早々にラッシュをかけていればまた違った展開になっていたかもしれないが、NLCがNLCらしいパスプレーを展開し始めてからでは遅かった。
後半NLCは4得点、WISは#14飯塚のフリーシュートによる1得点。最終6-2でNLCが勝利。
常に全日本クラブ選手権と全日本選手権に焦点を合わせていたNLCが、徹底的に勝ちに拘った試合だった。
この試合先制点を決めたNLC#10井倉は、全日本クラブ選手権で勝利したのは6年ぶりと喜んでいた。
・Text:日本クラブチームラクロス連盟西日本支部・西野和美(FORZAラクロスクラブ所属)
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