2016年度男子日本代表・第5回練習会(2016年4月2日)
2016/04/21
2016年男子日本代表(以下、男子代表)は、第5回練習会を2016年4月2日(土)に東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて実施しました。
【主な練習メニュー】
<1コマ目>
・コミュニケーションパス
・4ポイントシュートドリル
・6対4
・ダイヤモンド(スクエア)パス1対1(6対5)
・ライド守備範囲確認&受け渡し
・6対6→10対10
<2コマ目>
・1対0~6対5
・6対0/6対6(セットプレー確認)
・6対6(対戦形式)
・フルフィールドディフェンス(FFD/セットアップクリア~10対10)
・セットアップクリア~10対10(対戦形式)
今回は、「ハーフフィールドオフェンス(以下、HFO)」と「フルフィールドディフェンス(以下、FFD)」を中心に練習を実施しました。
HFOでは、
(1)ディフェンスを惹き付ける“オーラ”
(2)仲間と連動する“協調性”
(3)得点は“自分のお陰”
をキーワードに、複数の選択肢を持ちながら攻撃の連動性を意識したメニューに取り組みました。午後の練習では、MFのセット毎にセットプレーを考え、セットプレーを起点とした1次攻撃・2次攻撃の練習を行いました。
FFDでは、ライドのセットアップ、ボールの奪いどころの意識統一、ライド解除後のドロップバックからHFD(ハーフフィールドディフェンス)に移行する練習などを行いました。
今回は、これまでのシチュエーション別シュート決定率に加え、総オフェンス回数に対する得点率をデータ化しました。
相手にしっかり守られているハーフフィールドオフェンス(HFO)においては、シュート決定率・得点率共に低い結果となり、ミスを減らすことと、シュートを決めやすいエリアにボールを運びいかに確実に得点を奪えるシュートを撃つかということが、課題として残りました。
一方でフルフィールドオフェンス(FFO)については、ボールを奪い、広いスペースを使って、数的優位を活かして1次・1.5次・2次攻撃と波状攻撃を行う意識がついてきており、まだまだ改善の余地はあるものの、総得点の7割程度を占めています。
[左右:これまでのスコア内訳]
[左:青チームのシュート決定率/右:青チームの得点率]
[左:白チームのシュート決定率/右:白チームの得点率]
※OF総回数とは、シュート、ミス、パスカットなどでボールを奪われた場合などを含む、オフェンスにトライした回数の総計。
シュートは、ただ撃つのではなく「どのエリアで、どのようなシチュエーションで撃てば決定率が上がるのか」を常に意識することが大切です。シュートを決めるために、精度の高いパスを繋ぎ、決めやすいエリアまでボールを運ぶという“繋ぎの重要性”の認識も、チーム内に芽生え始めています。
シュート決定率は、本人のシュートスキルと、ボールを奪ってからシュートに繋げるまでのプロセスの精度が重要となります。これまで5試合の紅白戦を経て、シュート決定率80%を超えて得点を量産している選手もいます。「仲間が奪ったボールを大切に繋ぎ、1番良いエリアで1番良いパスを受けてシュートを決めきる」、このシンプルなルーティンを続け、得点力と得点率の向上に励んでいきます。
<2016年の練習会(計5回)での紅白戦における 得点ランキングTop5>
<2016年の練習会(計5回)での紅白戦における シュート決定率ランキングTop5>
2016年4月24日(日)には、東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園第二球技場にて、14:30から集客試合を行います!
「JAPAN Blue」vs「JAPAN White」の“蒼白戦”として、20分×4Qの試合に臨みます。(同日8:30~12:00にも練習を行います)
無料でご観戦いただけますので、ぜひご来場ください!
*『4月24日(日)集客試合参加候補選手一覧』 (2016年4月23日現在)
Text by 2016年度男子日本代表ヘッドコーチ・岩本祐介、同マネージャー・臼杵志衣奈
Data by 2016年度男子日本代表サポートスタッフ(アナリスト)・岸陽介
【主な練習メニュー】
<1コマ目>
・コミュニケーションパス
・4ポイントシュートドリル
・6対4
・ダイヤモンド(スクエア)パス1対1(6対5)
・ライド守備範囲確認&受け渡し
・6対6→10対10
<2コマ目>
・1対0~6対5
・6対0/6対6(セットプレー確認)
・6対6(対戦形式)
・フルフィールドディフェンス(FFD/セットアップクリア~10対10)
・セットアップクリア~10対10(対戦形式)
今回は、「ハーフフィールドオフェンス(以下、HFO)」と「フルフィールドディフェンス(以下、FFD)」を中心に練習を実施しました。
HFOでは、
(1)ディフェンスを惹き付ける“オーラ”
(2)仲間と連動する“協調性”
(3)得点は“自分のお陰”
をキーワードに、複数の選択肢を持ちながら攻撃の連動性を意識したメニューに取り組みました。午後の練習では、MFのセット毎にセットプレーを考え、セットプレーを起点とした1次攻撃・2次攻撃の練習を行いました。
FFDでは、ライドのセットアップ、ボールの奪いどころの意識統一、ライド解除後のドロップバックからHFD(ハーフフィールドディフェンス)に移行する練習などを行いました。
今回は、これまでのシチュエーション別シュート決定率に加え、総オフェンス回数に対する得点率をデータ化しました。
相手にしっかり守られているハーフフィールドオフェンス(HFO)においては、シュート決定率・得点率共に低い結果となり、ミスを減らすことと、シュートを決めやすいエリアにボールを運びいかに確実に得点を奪えるシュートを撃つかということが、課題として残りました。
一方でフルフィールドオフェンス(FFO)については、ボールを奪い、広いスペースを使って、数的優位を活かして1次・1.5次・2次攻撃と波状攻撃を行う意識がついてきており、まだまだ改善の余地はあるものの、総得点の7割程度を占めています。
[左右:これまでのスコア内訳]
[左:青チームのシュート決定率/右:青チームの得点率]
[左:白チームのシュート決定率/右:白チームの得点率]
※OF総回数とは、シュート、ミス、パスカットなどでボールを奪われた場合などを含む、オフェンスにトライした回数の総計。
シュートは、ただ撃つのではなく「どのエリアで、どのようなシチュエーションで撃てば決定率が上がるのか」を常に意識することが大切です。シュートを決めるために、精度の高いパスを繋ぎ、決めやすいエリアまでボールを運ぶという“繋ぎの重要性”の認識も、チーム内に芽生え始めています。
シュート決定率は、本人のシュートスキルと、ボールを奪ってからシュートに繋げるまでのプロセスの精度が重要となります。これまで5試合の紅白戦を経て、シュート決定率80%を超えて得点を量産している選手もいます。「仲間が奪ったボールを大切に繋ぎ、1番良いエリアで1番良いパスを受けてシュートを決めきる」、このシンプルなルーティンを続け、得点力と得点率の向上に励んでいきます。
<2016年の練習会(計5回)での紅白戦における 得点ランキングTop5>
氏名 | 総得点 | |
AT | 井上 裕太 | 15 |
AT | 池川 健 | 10 |
AT | 大庭 成浩 | 9 |
AT | 清家 悟 | 9 |
AT | 高橋 涼輔 | 8 |
AT | 継 渉 | 8 |
AT | 夏目 聖矢 | 8 |
氏名 | 得点/シュート | 決定率 | |
MF | 鈴木 翔太 | 2/2 | 100% |
AT | 高橋 涼輔 | 8/9 | 89% |
AT | 井上 裕太 | 15/18 | 83% |
MF | 本下 純 | 4/5 | 80% |
MF | 金子 優祐 | 3/4 | 75% |
2016年4月24日(日)には、東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園第二球技場にて、14:30から集客試合を行います!
「JAPAN Blue」vs「JAPAN White」の“蒼白戦”として、20分×4Qの試合に臨みます。(同日8:30~12:00にも練習を行います)
無料でご観戦いただけますので、ぜひご来場ください!
*『4月24日(日)集客試合参加候補選手一覧』 (2016年4月23日現在)
Text by 2016年度男子日本代表ヘッドコーチ・岩本祐介、同マネージャー・臼杵志衣奈
Data by 2016年度男子日本代表サポートスタッフ(アナリスト)・岸陽介
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