2011年U22女子日本代表・活動レポート(2011年1月22日~23日)

2011/02/10

2011年7月にニュージーランド・オークランドで開催される
第5回APLUアジア・パシフィック(ASPAC)大会 に出場する22歳以下女子日本代表の練習会が、
1月22日(土)・23日(日)に東京・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場(以下、大井第二球技場)にて行われました。

U22女子スタッフ陣招集された選手たち

今回は初回ということで、強化部各地区に推薦された全国の大学3年生以下の選手・約90名が招集されました。

最初のミーティングでは、「選考の為にラクロスをするのではなく、
世界で勝つ為に勇気を持って新しい事に挑戦をし、どれだけ失敗出来るのか、を意識して
この2日間を過ごして欲しい」ということが、長岡良江ヘッドコーチより伝えられました。

22日は、20m走、50m走、1km走(ゴーリーのみ1km走の代わりに遠投)といったアジリティーの測定と、
少人数でボールを使った練習が行われました。
23日には、ルールテストや、
審判部にも協力を依頼し、実際にファールを取ってもらいながらの練習も行われました。

アジリティー測定練習のサポートを行う審判員たち


初回にルールテストを行った理由を長岡ヘッドコーチに聞きました。

「近年、学生リーグなどを見ていると、ルールを知らないまたは理解していない事により、
もったいない場面や損をしている場面が多いと思う事が多くありました。
またこれから世界を目指す選手が、自分のやっているスポーツのルールも分からずに、
日の丸を背負って戦う事に違和感を感じました。

今はまだルール自体に興味がない選手も多いので、『ルールを勉強しなさい』と言うより、
今回テストを行ってその解答用紙が返ってきた時に、何かを感じ、ルールに興味を持つのではないかと思いました。
そしてそうなれば、今よりもっとラクロスに興味を持つだろうし、
もっとラクロスが出来るようになると思い、ルールテストを行いました。」


これから新しいシーズンが始まります。
この時期に皆さんも今一度ルールブックに目を通してみてはいかがでしょうか?


今後は、2月5日(土)・6日(日)・19日(土)に大井第二球技場にて、
20日(日)に東京・駒沢オリンピック公園第一球技場にて練習が行われます。


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Text&Photo by:日本ラクロス協会広報部・頃安悠子