一般社団法人日本ラクロス協会　アーカイブサイト「.Relax」

日時：2013年11月16日（土）　14:50試合開始
場所：東京都（世田谷区）・駒沢オリンピック公園第二球技場

立教大学（白） vs 慶應義塾大学（紺）



スコア

チーム	前半	後半	TOTAL
立教大学	3	0	3
慶應義塾大学	7	6	13

得点者

立教大学	慶應義塾大学
#7 小畑 桃子 (1)	#38 細田 咲彩 (3)
#17 榎本 安澄 (1)	#3 小川 絵里子 (2)
#26 阿部 加奈子 (1)	#88 川村 真央 (2)
－	#99 出原 由佳子 (2)
－	#33 廣野 マキ (1)
－	#44 渡邉 ひかり (1)
－	#50 福井 爽香 (1)
－	#64 岸本 由紀 (1)

審判員

主審	開 亜沙
副審	中本 真由美
	椎木 絵理
	喜嶋 志穂子

ゲームレポート
真夏に開幕した第26回関東学生ラクロスリーグ戦は、11月16日、ついにFINALを迎えた。立教大学（以下、立教） 対 慶應義塾大学（以下、慶應）。



最初のドローは慶應がとり、そのまま攻撃へ。立教は、フリースペーストゥーゴールの侵害をし、慶應にフリーシュートを与える。慶應#38細田がきっちりと決め、慶應は先制点をあげる。その後立教はフリースペーストゥーゴールの侵害やディテーニングから慶應に立て続けフリーポジションを与える。連続したファールから、0－3まで点差がつく。7分30秒過ぎ、立教はフリースペーストゥーゴールの侵害の繰り返しにより、グリーンカードが出される。

その後、立教のキープからシュートまでいくが、惜しくも枠外。チェイスで立教が攻撃となり、#17榎本がフィードパスから得点を決める。続けて11分過ぎに、慶應は3秒ルールで立教にフリーポジションを与える。立教#17榎本から#7小畑へパスが出て、立教は2得点目をあげる。しかし12分30秒過ぎに慶應#3小川のサイドからのシュートが決まると、慶應はさらに#50福井のキープからシュート。16分30秒過ぎには立教の3秒ルールから慶應にフリーシュートが与えられるが、ここは立教のゴーリーがナイスセーブをみせる。するとその流れから、立教#11萩原から#26阿部へのパスがつながり立教が得点し、3－5まで追い上げる。

しかしその次の守備では再びフリースペーストゥーゴールの侵害をし、度重なるファールの繰り返しで立教にグリーンイエローカードが提示される。そこでのフリーシュートで#3小川から慶應#99出原へパスがつながりシュートを決め、3－6。その後は両チームミスが続き、パスやシュートが上手く決められずに時間が過ぎる。
慶應のタイムアウト後、23分50秒、またもや立教のフリースペーストゥーゴールの侵害でグリーンレッドカードが提示され、立教は一人退場。終了間際の24分40秒では慶應#33廣野のシュートが入るもダブルファールで審判審議、オフィシャルタイムアウト。結果、得点と認められ前半は3－7で終了した。



後半開始。再ドローから始まった後半戦は、慶應がボールをキープし、攻撃を続けるが、立教のブロッキングにより慶應ボールとなる。インターセプトを繰り返し、慶應がグランドボールを制してシュートまで持ち込むが、立教のゴーリーがナイスセーブを見せ、惜しくも加点とはならず。その後も慶應が攻撃を続けるが、プッシングにより、立教ボールとなる。そのままシュートまで持ち込み、シュートを打つが、慶應のゴーリーもナイスセーブを見せる。

立教のオフサイドやトリッピングにより、流れは慶應に。そのまま慶應がシュートまで持ち込み、4分30秒、#38細田のシュートが決まり、後半戦最初の得点となった。その後は、慶應がドローを制し攻撃を進め、勢いのあるプレーが続いた。立教のプッシングがあり、流れはまたもや慶應へ。そのままシュートまで持ち込み、7分07秒、#38細田が追加点を決める。ここで立教がタイムアウトをとる。試合再開後のドローも慶應が制し、8分15秒、#64岸本のシュートが決まる。

慶應の流れが続く中、ブロッキングやクロスチェッキングにより、立教ボールとなるが、慶應の粘り強いディフェンスでインターセプトとなる。そのまま慶應がシュートまで持ち込むが、ゴーリーがナイスセーブをみせる。その後は両者譲らずインターセプトを繰り返し、またもや慶應がシュートまで持ち込むが、中々点は決まらず、立教ボールとなる。しかし、立教のブロッキングにより、慶應ボールとなり18分45秒、#88川村のシュートが決まる。その後は立教のファウルが続き、慶應が勢いに乗りシュートまで持ち込み、21分20秒、#44渡邉（ひかり）が後半5点目となるシュートを決める。次のドローを制したのは立教。そのままシュートまで持ち込むがゴーリーにセーブされてしまい、慶應の勢いはとまらない。そこから立教が、素早い動きでボールを運んでいくが、慶應ボールとなり、シュートをするも、インザクリースのファウルによりノーカウントとなる。24分40秒立教も負けずに攻め続けシュートを撃つが惜しくもはずれてしまう。そして24分57秒、慶應の#88川村がシュートを決め、3－13で試合終了となった。両校の熱意伝わる迫力のある試合の流れであった。



優勝した慶應義塾大学は、第5回全日本ラクロス大学選手権大会に出場し、11月23日（土祝）に、東京都（江戸川区）・江戸川区臨海球技場にて準決勝戦を戦います。




＊フォトギャラリーには他にも多くの写真を掲載しています。
　　フォトギャラリー「2013関東学生リーグ戦」はこちらへ


・Text：日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・木村希（横浜国立大学）、飯島利名（西武文理大学）
・Photo：日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部・陶器淳、2012年度日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会集客班・川瀬萌