第2回全日本ラクロス大学選手権・男子決勝戦
2010/12/05
第2回全日本ラクロス大学選手権・男子決勝戦
日時:2010年11月28日(日) 14:00試合開始
場所:東京・江戸川陸上競技場
早稲田大学(関東学生1位) vs 京都大学(関西1位)
スコア
得点者
個人賞
審判
ゲームレポート
11月28日、東京・江戸川陸上競技場にて、第2回全日本ラクロス大学選手権大会の決勝が行われた。準決勝で岡山大学を下した早稲田大学(以下、早稲田)、対するは名城大学を下した京都大学(以下、京大)、12月間近で寒くなりつつある中、両校の熱き一戦が始まった。
第1クォーター(以下、第1Q)、開始早々、試合が動く。早稲田のオフェンスから始まり、開始45秒で#15佐藤がカットインから先制。その後も早稲田の攻撃が続き、ゴーリーセーブから作ったブレイクを、#9加藤がトップからのミドルシュートで決める。流れが早稲田に傾きつつある中で、早稲田の#9加藤が、またもトップからのミドルシュートで得点を追加し、さらに流れを引き寄せる。そこで、京大はすかさずタイムアウトをとり、タイムアウトあけの14分、粘り強く攻撃を続けた京大が、#28村井の得点で差を縮める。その後は一進一退の攻防を続け、早稲田2点リードの3-1で第1Qを終えた。
第2クォーター(以下、第2Q)、早稲田の#11鈴木が、左横から中へ切り込んでシュートを放ち、開始すぐに得点を奪う。早稲田に離されまいとする京大は、早稲田のクリアミスからチャンスを作り、#7中西がゴール前で素早くシュートを放ち、冷静にゴールを決める。しかし、その後は早稲田の強力なオフェンス陣を前に防戦一方、流れを奪えないでいた。その中で、早稲田の#51林田が、トップからの豪快なミドルシュートでさらに得点を追加し、差を広げる。それに負けじと京大も積極的に攻め続けるが、早稲田のディフェンス陣がそれを決して許さない。そして、第2Q終了間際、さらに早稲田が1点を追加し、6-2で第2Qが終わった。
第3クォーター(以下、第3Q)、第2Q終了間際の早稲田のファールにより、京大のエキストラオフェンスから試合が始まる。その京大がいきなり会場を沸かせた。関西らしいユニークなプレーから#69森がトップからミドルシュートを決めた。これで勢いづいたか、その後京大はクリアをつなぎ、そのまま上がったDFの#50由見がゴール右上から豪快なシュートを放ち、京大が連続得点を決めた。しかし、早稲田も引き下がらない、その後のフェイスオフでポゼッションをとった早稲田は、素早いボール回しから最後#31弓場がゴール右上からミドルシュートを決めた。その後も一進一退の攻防が続くが、3Q終盤、京大のクリアミスからポゼッションを奪った早稲田は、#9加藤がDF3人をかわし、この日3得点目を挙げた。ここで京大がスティックチェックを申請するも合法であったため、京大が3分間ひとり少ない中で戦う厳しい状況になったが、粘り強いディフェンスを見せしのぎ切り、8-4早稲田4点リードで第3Qを終えた。
第4クォーター(以下、第4Q)、積極的に攻めに行った京大が、#12福山のパスからゴール前フリーになっていた#28村井が得点を挙げた。その後も京大の積極的なオフェンスが続くが、それをしのいだ早稲田が正確なパス回しから攻撃に参加していたDF#25山本がミドルシュートを決め、京大の追随を許さない。その後タイムアウトを取った早稲田は、流れを掴んだか早稲田オフェンスが続く。そして、ゴール左#9加藤のパスから#51林田がミドルシュートを決めきる。さらに、京大の前がかりなディフェンスをかいくぐり、#11鈴木が無人のゴールにシュートを決め引き離す。反撃に徹する京大も、#14松永がゴール左横からディフェンスをかわしゴールに押し込み1点を返した。しかし、攻撃の手を緩めない早稲田は、クリアからそのまま上がった#1岡部が自らゴールを奪った。両チーム最後まで締めの姿勢を変えない中、終盤、京大#53坂井のパスから#28村井がゴール右上からミドルシュートを決め、一矢報いるも12-7で試合終了。早稲田が初の栄冠を獲得した。
試合終了後、白熱した試合を繰り広げた両チームには、会場から盛大な拍手が送られた。第21回ラクロス全日本選手権でも早稲田大学、京都大学の躍進に大いに期待したい。
・Report:郡司将吾(成蹊大学)/水野和樹(明治大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
・Photo:日本ラクロス協会広報部「.Relax」編集部・大木佳奈
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日時:2010年11月28日(日) 14:00試合開始
場所:東京・江戸川陸上競技場
早稲田大学(関東学生1位) vs 京都大学(関西1位)
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
早稲田大学
|
3
|
3
|
2
|
4
|
12
|
京都大学
|
1
|
1
|
2
|
3
|
7
|
得点者
早稲田大学 | 京都大学 |
#9 加藤啓介 (3)
|
#28 村井彰弘 (3)
|
#51 林田健太 (3)
|
#7 中西晃 (1)
|
#11 鈴木剛 (2) | #14 松永健太 (1) |
#1 岡部泰祐 (1) | #50 由見諒 (1) |
#15 佐藤康介 (1) | #69 森紳吾 (1) |
#25 山本洋輝 (1) | - |
#31 弓場貴文 (1) | - |
個人賞
最優秀選手賞 | 加藤啓介(早稲田大学) |
優秀選手賞 | 樋口雄太(京都大学) |
審判
主審 | 鷲北真誠 |
副審 | 林拓史 |
松村亘 | |
CBO | 田中覚 |
BM | 赤沼達彦 |
ゲームレポート
11月28日、東京・江戸川陸上競技場にて、第2回全日本ラクロス大学選手権大会の決勝が行われた。準決勝で岡山大学を下した早稲田大学(以下、早稲田)、対するは名城大学を下した京都大学(以下、京大)、12月間近で寒くなりつつある中、両校の熱き一戦が始まった。
第1クォーター(以下、第1Q)、開始早々、試合が動く。早稲田のオフェンスから始まり、開始45秒で#15佐藤がカットインから先制。その後も早稲田の攻撃が続き、ゴーリーセーブから作ったブレイクを、#9加藤がトップからのミドルシュートで決める。流れが早稲田に傾きつつある中で、早稲田の#9加藤が、またもトップからのミドルシュートで得点を追加し、さらに流れを引き寄せる。そこで、京大はすかさずタイムアウトをとり、タイムアウトあけの14分、粘り強く攻撃を続けた京大が、#28村井の得点で差を縮める。その後は一進一退の攻防を続け、早稲田2点リードの3-1で第1Qを終えた。
第2クォーター(以下、第2Q)、早稲田の#11鈴木が、左横から中へ切り込んでシュートを放ち、開始すぐに得点を奪う。早稲田に離されまいとする京大は、早稲田のクリアミスからチャンスを作り、#7中西がゴール前で素早くシュートを放ち、冷静にゴールを決める。しかし、その後は早稲田の強力なオフェンス陣を前に防戦一方、流れを奪えないでいた。その中で、早稲田の#51林田が、トップからの豪快なミドルシュートでさらに得点を追加し、差を広げる。それに負けじと京大も積極的に攻め続けるが、早稲田のディフェンス陣がそれを決して許さない。そして、第2Q終了間際、さらに早稲田が1点を追加し、6-2で第2Qが終わった。
第3クォーター(以下、第3Q)、第2Q終了間際の早稲田のファールにより、京大のエキストラオフェンスから試合が始まる。その京大がいきなり会場を沸かせた。関西らしいユニークなプレーから#69森がトップからミドルシュートを決めた。これで勢いづいたか、その後京大はクリアをつなぎ、そのまま上がったDFの#50由見がゴール右上から豪快なシュートを放ち、京大が連続得点を決めた。しかし、早稲田も引き下がらない、その後のフェイスオフでポゼッションをとった早稲田は、素早いボール回しから最後#31弓場がゴール右上からミドルシュートを決めた。その後も一進一退の攻防が続くが、3Q終盤、京大のクリアミスからポゼッションを奪った早稲田は、#9加藤がDF3人をかわし、この日3得点目を挙げた。ここで京大がスティックチェックを申請するも合法であったため、京大が3分間ひとり少ない中で戦う厳しい状況になったが、粘り強いディフェンスを見せしのぎ切り、8-4早稲田4点リードで第3Qを終えた。
第4クォーター(以下、第4Q)、積極的に攻めに行った京大が、#12福山のパスからゴール前フリーになっていた#28村井が得点を挙げた。その後も京大の積極的なオフェンスが続くが、それをしのいだ早稲田が正確なパス回しから攻撃に参加していたDF#25山本がミドルシュートを決め、京大の追随を許さない。その後タイムアウトを取った早稲田は、流れを掴んだか早稲田オフェンスが続く。そして、ゴール左#9加藤のパスから#51林田がミドルシュートを決めきる。さらに、京大の前がかりなディフェンスをかいくぐり、#11鈴木が無人のゴールにシュートを決め引き離す。反撃に徹する京大も、#14松永がゴール左横からディフェンスをかわしゴールに押し込み1点を返した。しかし、攻撃の手を緩めない早稲田は、クリアからそのまま上がった#1岡部が自らゴールを奪った。両チーム最後まで締めの姿勢を変えない中、終盤、京大#53坂井のパスから#28村井がゴール右上からミドルシュートを決め、一矢報いるも12-7で試合終了。早稲田が初の栄冠を獲得した。
試合終了後、白熱した試合を繰り広げた両チームには、会場から盛大な拍手が送られた。第21回ラクロス全日本選手権でも早稲田大学、京都大学の躍進に大いに期待したい。
・Report:郡司将吾(成蹊大学)/水野和樹(明治大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
・Photo:日本ラクロス協会広報部「.Relax」編集部・大木佳奈
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