第16回ラクロス全日本クラブ選手権大会・決勝戦(女子)(2)

2014/12/06

第16回ラクロス全日本クラブ選手権大会
決勝戦 NLC SCHERZO(白) vs CHEL(赤)

試合1試合2

ゲームレポート
前半
 11月29日(土)、大阪府鶴見緑地スタジアムにて全日本クラブ選手権決勝を行った。対戦カードはNLC SCHERZO(以下、NLC)対CHEL。

試合13試合14

 前半は開始2分でNLC#10井倉が角度がないところからのシュートを撃ち、先制点を決めた。それに負けじとCHELもシュートを撃ち続けるもNLC#4富田のナイスセーブが続き、なかなか点が決まらない。

試合3試合4

 13分、NLCのメジャーファールにより、CHEL#6長江がフリーシュートを決めた。さらにその後の接触でNLC#22青木が負傷し選手交代、CHELの流れかと思われた。しかし15分、両チームダブルファールによるスローでCHELがボールを獲るが、パスミスにより、NLCにボールが渡った。そのチャンスを生かし、16分NLC#10井倉が再びシュートを決め点差をつけた。
 その後もNLCは点差を広げていきたいところだがパスミスやCHELのチェックによりなかなか攻められず、そのままCHELの流れになった。そして24分CHEL#15河内が遠めからのシュートを決め、再びNLCに追いついたところで前半終了となった。スコアは、2-2。

試合5試合6

後半
 後半開始直後、NLC#19山田がフリーシュートで得点を決め、再びNLCが優勢となった。その後もNLCはCHELの攻撃を許さず、7分にNLC#10井倉がフリーシュートを決めて一気に2点差をつけた。
 9分、CHEL#49中島のシュートが決まり再び点差を縮めるが、それを許さないかのように12分にNLC#22青木がゴール上からのパスを受け取りシュートを決め、再び差を広げる。

試合7試合8

 13分、ドローが上がり、激しい混戦の後CHELがポゼッション。両チーム攻防戦が繰り広げられた。
 17分、その流れを断ち切るかのようにCHEL#77国見が華麗にディフェンスをかわし、シュートを決め、スコア5-4、その後もCHELのポゼッションとなった。このまま同点までCHELが持ち込むかと思った瞬間、20分、NLCのパスカットにより、NLCのポゼッションになった。
 その後、24分、ダウンボールを獲りCHELが攻めるもノータイム、試合終了の笛が鳴り響いた。

試合9試合10

 スコアは5ー4でNLCの勝利となった。NLCはクラブ選手権に12年連続12回目の出場を重ねてきた中で、過去4度決勝に進むも優勝の経験はなかったが、男女を通じて初めてこの大会で関東以外のチームが優勝を飾ることとなった。

 これにより、NLCは12月14日(日)に、大阪府(大阪市)・ヤンマーフィールド長居、CHELは同日、東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2競技場にて、第25回全日本選手権大会準決勝戦を学生チームと対戦することとなった。

試合11試合12


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・Text:日本ラクロス協会強化部SGスタッフ(関西地区)・渦原 舞(神戸女学院大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部次長(関西地区)・中山崇、同広報部・前田浩一