関東地区・2015年度日本学生ラクロス連盟東日本支部主将合宿
2015/03/09
2015 年2月10日(火)から11日(水)にかけて、東京都(八王子市)・八王子セミナーハウスにて、2015年度日本学生ラクロス連盟東日本支部(以下、学生連盟)の主将合宿を開催した。
この主将合宿は、新たにチームを率いる主将を対象に行い、様々なグループワーク・ディスカッションなどを通して、チームや主将としての自分を考えてもらう機会として毎年行っている。
今年は学生連盟に加盟している約80校(全体の約4分の3)の主将が参加し、年々参加者も増えている。そこに学生連盟役員、日本ラクロス協会事務局スタッフも加わり、非常に規模が大きいものになっている。
1日目は事務局スタッフ主導で行い、チームの構成要素・目的達成のための順序立て・チーム内のモチベーション向上など多様なプログラムを実施した。
やっていることは単純なことなのだが追求していくことで、自分のチームの問題点や自分自身の考え方の相違などが浮き彫りになっていく様子が見て取れた。
その一例を紹介すると、とある制限を課されたリーダーが効率良くメンバーを動かすプログラムがある。制限を課され指示を受けたリーダーは、指示を受けていないメンバーのことを気遣い、周囲のことも考えつつ自分に課された問題も解決しなければいけない。多くのグループは時間内に終わらず、リーダーへの指示内容を把握していないメンバーからは「指示を受けていない時は周囲の状況も分からず不安だった」という感想が意見が挙がった。
これは、まさに上級生が練習に勤しむあまり「1年生を全然見ることが出来なかった。マネージャーに気を遣うことが出来なかった」などの問題に繋がってしまう ことに気付くことが出来るプログラムであった。
2日目は学生連盟の役員が中心となり、今年度の学生連盟の重点事業を各チームの問題点と絡め、よ り理解を深められるようにディスカッションを行った。
なぜ新人獲得を行うのか?
なぜ集客事業を行うのか?
といった一見ありふれた疑問に対して、「チームが重点事業に取り組むことで、結局自分達がラクロスを楽しむ動機になる」と熱弁している学生連盟役員の姿が印象に残った。これはまさにラクロス協会内で度々言われる「自分達の遊び場は自分達で整備する」という言葉通りだ。参加した主将達も共感しつつチームに広めたいという声が多く聞こえた。
最後に参加者全員の意思を表明するものとして「自分のチームで絶対に他には負けないNO.1」 というテーマで横断幕に1人1文書いてもらった。この横断幕は関東学生ラクロスリーグ戦開会式に掲げる予定だという。最後を締めるに相応しい制作物であり、そこに書かれたNO.1をさらに磨いて欲しい。
チームの垣根を越えて同じ重責のある主将と学生連盟役員が一同に期して集まることはあまり無い。プログラ ムの内容だけでは無く、ここで出来た絆もしっかりと持ち帰って欲しい。
「Lacrosse Makes Friends」の名の下、再び横断幕の前で成長した姿を見てみたいと心から感じた。
この主将合宿は、新たにチームを率いる主将を対象に行い、様々なグループワーク・ディスカッションなどを通して、チームや主将としての自分を考えてもらう機会として毎年行っている。
今年は学生連盟に加盟している約80校(全体の約4分の3)の主将が参加し、年々参加者も増えている。そこに学生連盟役員、日本ラクロス協会事務局スタッフも加わり、非常に規模が大きいものになっている。
1日目は事務局スタッフ主導で行い、チームの構成要素・目的達成のための順序立て・チーム内のモチベーション向上など多様なプログラムを実施した。
やっていることは単純なことなのだが追求していくことで、自分のチームの問題点や自分自身の考え方の相違などが浮き彫りになっていく様子が見て取れた。
その一例を紹介すると、とある制限を課されたリーダーが効率良くメンバーを動かすプログラムがある。制限を課され指示を受けたリーダーは、指示を受けていないメンバーのことを気遣い、周囲のことも考えつつ自分に課された問題も解決しなければいけない。多くのグループは時間内に終わらず、リーダーへの指示内容を把握していないメンバーからは「指示を受けていない時は周囲の状況も分からず不安だった」という感想が意見が挙がった。
これは、まさに上級生が練習に勤しむあまり「1年生を全然見ることが出来なかった。マネージャーに気を遣うことが出来なかった」などの問題に繋がってしまう ことに気付くことが出来るプログラムであった。
2日目は学生連盟の役員が中心となり、今年度の学生連盟の重点事業を各チームの問題点と絡め、よ り理解を深められるようにディスカッションを行った。
なぜ新人獲得を行うのか?
なぜ集客事業を行うのか?
といった一見ありふれた疑問に対して、「チームが重点事業に取り組むことで、結局自分達がラクロスを楽しむ動機になる」と熱弁している学生連盟役員の姿が印象に残った。これはまさにラクロス協会内で度々言われる「自分達の遊び場は自分達で整備する」という言葉通りだ。参加した主将達も共感しつつチームに広めたいという声が多く聞こえた。
最後に参加者全員の意思を表明するものとして「自分のチームで絶対に他には負けないNO.1」 というテーマで横断幕に1人1文書いてもらった。この横断幕は関東学生ラクロスリーグ戦開会式に掲げる予定だという。最後を締めるに相応しい制作物であり、そこに書かれたNO.1をさらに磨いて欲しい。
チームの垣根を越えて同じ重責のある主将と学生連盟役員が一同に期して集まることはあまり無い。プログラ ムの内容だけでは無く、ここで出来た絆もしっかりと持ち帰って欲しい。
「Lacrosse Makes Friends」の名の下、再び横断幕の前で成長した姿を見てみたいと心から感じた。
・Text:2014年度日本学生ラクロス連盟東日本支部委員長・石井裕太朗
・Photo:日本ラクロス協会事務局次長(関東地区)・遠藤太郎
・Photo:日本ラクロス協会事務局次長(関東地区)・遠藤太郎
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