2015年22歳以下日本代表トライアルゲーム(女子)
2015/05/11
2015年5月5日(火祝)、日光が照り付ける中、新緑に囲まれた鶴見緑地球技場(大阪府大阪市)において、2015年ラクロス22歳以下日本代表トライアルゲーム・22歳以下女子日本代表(以下、代表) 対 NLC SCHERZO(以下、NLC)の試合を行った。
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
前半
試合開始のドローはNLC#13伊藤と代表#16小引で始まった。
ドローをゲットしたのは代表。ボールを運びシュートを狙うが外れる。NLCのオフェンスとなり、試合開始から1分半、ゴール右上から右下にパスを繋ぎ、NLC#23辻野の鋭いシュートが決まる。
開始直後先制点を取られた代表は積極的にシュートを狙うが、なかなか自分たちのものにならないが、流れを変えたいという選手の気持ちが綺麗なパスを繋がらせ、5分・代表#27坂野によるゴール左下からの得点が決まる。1-1 となり両者ともに流れを掴みたい。
次のドローをゲットしたのはNLC。ゴール前まで持っていきたいが代表の堅いディフェンスにより、パスが上手く繋がらずターン オーバー。こぼれ球を逃さない代表はスピード感のあるクリアでボールを運び、8分・#9廣瀬が中にパスを繋ぎ、#16小引が見事なシュートを決める。
追加点が欲しい代表は盛んにシュートを狙い相手のミスも見逃さず、ボールを自分たちのものにしていく。14分・代表#10松本が入り込んで追加点を取る。その後まもなく巻き返しを狙いたいNLCは#10井倉が味方からのクリアを繋ぎ、ゴール上からトップスピードで2点目を決める。
点差を広げたい代表はミスがありながらもゴール前までクリアを繋ぎ#19川副がインコースを狙う鮮やかなシュートで追加点を取る。残り5分、流れが止まらない代表は、#27坂野がネットを揺らす素晴らしいシュートを決め、7-2で前半終了。
後半
後半最初のドローからのボールをゲットしたのはNLCだがターンオーバーが続き、流れが定まらない。その流れを断ち切った切ったのは代表#14高橋。正確なクリアを繋ぎ、DFを軽やかに抜きフリーでシュートを撃ち、会場を沸かせた。
点差を広げられ焦るNLCは、なかなかボールをゲットできない。粘り強いディフェンスを見せ、ゴーリーがセーブをするが、チャンスを生かせない。その隙をついた代表は後半15分、#16小引がセンターからのクイックシュートを決め、9-2とさらに点差を広げる。対しNLCもチェイスをゲットするなどの諦めない姿勢を見せつけるが惜しいプレーが続く。
後半20分、代表#19川副が機敏な動きでDFを寄せ付けず果敢に攻め、2点連続でゴールにたたき込んだ。
両者共に疲れが見えてきた終盤、観客を圧倒させたのがNLCの#10井倉の2番ハッシュからのフリーシュートで、ホイッスル後すぐに力強いロングシュートを決めた。勢いに乗ったNLCは続くフリーシュートにおいても3番ハッシュから中へ持ち込み、最後の力を振り絞り得点を決めたところで、代表11得点、NLC4得点で試合が終了した。
今回の試合はクラブチーム(社会人)であるNLCは個人の技術が光り、終盤での粘り強さは観客を最後まで楽しませた。一方で代表は日の丸を背負った責任あるプレーを見せてくれた。この試合を通して多くのラクロスプレーヤーに良い刺激を与えた。
会場は、最後まで熱い戦いを見せてくれた両チームへの盛大な拍手で満たされていた。
[左:22歳以下女子日本代表・佐藤ヘッドコーチ]
フォトギャラリー
*フォトギャラリーはこちらのページへ
・Text:日本ラクロス協会事務局(関西地区) 大会ゲームレポート班・長畑滋織(龍谷大学)、横山沙樹(神戸松蔭女子学院大学)、糸谷和恵(神戸学院大学)、藤本有里香(桃山学院大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部次長(関西地区)・中山崇、同・広報部(関西地区)・山本卓也、同・国際部・陶器淳
スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
計
|
22歳以下女子日本代表
|
7
|
4
|
11
|
NLC SCHERZO
|
2
|
2
|
4
|
得点者
22歳以下女子日本代表 | NLC SCHERZO |
#19 川副 万紀 (3)
|
#10 井倉 涼子 (3) |
#16 小引 千尋 (2) | #23 辻野 温子 (1) |
#27 坂野 紗弥子 (2) | - |
#9 廣瀬 藍 (1)
|
- |
#10 松本 理沙 (1) | - |
#14 高橋 実緒 (1) | - |
#28 立山 果奈 (1) | - |
主審 | 松本 美奈子 |
副審 | 山田 章子 |
溝内 貴恵 | |
上妻 百代 |
ゲームレポート
前半
試合開始のドローはNLC#13伊藤と代表#16小引で始まった。
ドローをゲットしたのは代表。ボールを運びシュートを狙うが外れる。NLCのオフェンスとなり、試合開始から1分半、ゴール右上から右下にパスを繋ぎ、NLC#23辻野の鋭いシュートが決まる。
開始直後先制点を取られた代表は積極的にシュートを狙うが、なかなか自分たちのものにならないが、流れを変えたいという選手の気持ちが綺麗なパスを繋がらせ、5分・代表#27坂野によるゴール左下からの得点が決まる。1-1 となり両者ともに流れを掴みたい。
次のドローをゲットしたのはNLC。ゴール前まで持っていきたいが代表の堅いディフェンスにより、パスが上手く繋がらずターン オーバー。こぼれ球を逃さない代表はスピード感のあるクリアでボールを運び、8分・#9廣瀬が中にパスを繋ぎ、#16小引が見事なシュートを決める。
追加点が欲しい代表は盛んにシュートを狙い相手のミスも見逃さず、ボールを自分たちのものにしていく。14分・代表#10松本が入り込んで追加点を取る。その後まもなく巻き返しを狙いたいNLCは#10井倉が味方からのクリアを繋ぎ、ゴール上からトップスピードで2点目を決める。
点差を広げたい代表はミスがありながらもゴール前までクリアを繋ぎ#19川副がインコースを狙う鮮やかなシュートで追加点を取る。残り5分、流れが止まらない代表は、#27坂野がネットを揺らす素晴らしいシュートを決め、7-2で前半終了。
後半
後半最初のドローからのボールをゲットしたのはNLCだがターンオーバーが続き、流れが定まらない。その流れを断ち切った切ったのは代表#14高橋。正確なクリアを繋ぎ、DFを軽やかに抜きフリーでシュートを撃ち、会場を沸かせた。
点差を広げられ焦るNLCは、なかなかボールをゲットできない。粘り強いディフェンスを見せ、ゴーリーがセーブをするが、チャンスを生かせない。その隙をついた代表は後半15分、#16小引がセンターからのクイックシュートを決め、9-2とさらに点差を広げる。対しNLCもチェイスをゲットするなどの諦めない姿勢を見せつけるが惜しいプレーが続く。
後半20分、代表#19川副が機敏な動きでDFを寄せ付けず果敢に攻め、2点連続でゴールにたたき込んだ。
両者共に疲れが見えてきた終盤、観客を圧倒させたのがNLCの#10井倉の2番ハッシュからのフリーシュートで、ホイッスル後すぐに力強いロングシュートを決めた。勢いに乗ったNLCは続くフリーシュートにおいても3番ハッシュから中へ持ち込み、最後の力を振り絞り得点を決めたところで、代表11得点、NLC4得点で試合が終了した。
今回の試合はクラブチーム(社会人)であるNLCは個人の技術が光り、終盤での粘り強さは観客を最後まで楽しませた。一方で代表は日の丸を背負った責任あるプレーを見せてくれた。この試合を通して多くのラクロスプレーヤーに良い刺激を与えた。
会場は、最後まで熱い戦いを見せてくれた両チームへの盛大な拍手で満たされていた。
[左:22歳以下女子日本代表・佐藤ヘッドコーチ]
フォトギャラリー
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・Text:日本ラクロス協会事務局(関西地区) 大会ゲームレポート班・長畑滋織(龍谷大学)、横山沙樹(神戸松蔭女子学院大学)、糸谷和恵(神戸学院大学)、藤本有里香(桃山学院大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部次長(関西地区)・中山崇、同・広報部(関西地区)・山本卓也、同・国際部・陶器淳
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