第7回全日本大学選手権大会・激闘プレイバック「プロローグ・大会創設」
2015/11/07
全日本ラクロス大学選手権大会は、2009年から始まり、今年で第7回を数える。この決勝戦の舞台となるのは、日本ラクロスの黎明期を支えてきた駒沢オリンピック公園陸上競技場である。
「平成」が始まった年でもある1989年6月17日(土)。駒沢オリンピック公園陸上競技場で、『第1回ラクロス国際親善試合』を開催した。本戦は、「ジョンズ・ホプキンス大学 対 オーストラリア選抜」の男子戦のみであった。
男女日本チームの試合は、エキシビションでの「日本選抜 対 セント・ポール校」のみだったが、この日、この会場から、全日本ラクロス選手権より長い歴史を持つ大会であるラクロス国際親善試合が始まった。
その後、この駒沢陸上競技場では、1993年12月12日(日)に『第4回ラクロス全日本選手権大会(決勝戦)』を、1994年6月12日(日)に『第6回ラクロス国際親善試合』を開催した。
1993年の全日本選手権では、男子史上初の東西決戦(慶應義塾大学 対 関西学院大学)が生まれる一方、女子決勝は、4年連続となる「東京女子体育大学 対 関西学院大学」の対戦となった。
1994年の国際親善試合では、女子は前年のワールドカップで2位となったイングランドスクワッド、男子はNCAAディヴィジョン1のバックネル大学という強豪が来日し、日本ラクロスに、高いレベルのプレーを見せていった。
また、1993年のアメリカキャンプとこの1994年の国際親善試合でバックネル大学から誘いを受けた日本代表・吉留太郎選手(法政大学)は、1996年1月にバックネル大学に入学。NCAAの試合に出場し、日本人として初のNCAAディビジョン1プレイヤーとなった。
1996年の19歳以下男子世界選手権、1997年の女子ワールドカップという2つの世界大会の日本開催を終えた後、2000年を過ぎた頃から大学の日本一を決める大会の創設に向けて検討が繰り返されてきた。
そして、2007年から2年間かけて全国各地区の大会日程を調整した後、日本ラクロスの歴史を紡いできた駒沢オリンピック公園陸上競技場を舞台として、2009年から『全日本ラクロス大学選手権大会』を開始することとなった。
決勝戦は国内最大の大会となる。1年前から各担当スタッフが幾度となく会場を視察し、大会の準備を進めていった。
[写真:事前に会場を視察し、運営に関しての打合せを重ねるスタッフたち]
また、全てのラクロス関係者が会する場と位置付けられた決勝戦では、19歳以下男子世界選手権・女子ワールドカップの時と同様に、運営面においても大学生と社会人が密接に連携する体制が採用され、進行・演出・サービスの各方面で大学生スタッフと社会人スタッフが協力し、準備を進めていった。
[左:進行を確認する大学生・社会人スタッフ/右:放送ブースを担当する大学生・社会人スタッフ]
[左:救護対応を確認する大学生・社会人スタッフ/右:販売ブースを運営する大学生・社会人スタッフ]
*日本におけるラクロスの歴史『日本ラクロスの四半世紀』はこちら
駒沢オリンピック公園陸上競技場を舞台とした日本ラクロス黎明期 |
男女日本チームの試合は、エキシビションでの「日本選抜 対 セント・ポール校」のみだったが、この日、この会場から、全日本ラクロス選手権より長い歴史を持つ大会であるラクロス国際親善試合が始まった。
その後、この駒沢陸上競技場では、1993年12月12日(日)に『第4回ラクロス全日本選手権大会(決勝戦)』を、1994年6月12日(日)に『第6回ラクロス国際親善試合』を開催した。
1993年の全日本選手権では、男子史上初の東西決戦(慶應義塾大学 対 関西学院大学)が生まれる一方、女子決勝は、4年連続となる「東京女子体育大学 対 関西学院大学」の対戦となった。
1994年の国際親善試合では、女子は前年のワールドカップで2位となったイングランドスクワッド、男子はNCAAディヴィジョン1のバックネル大学という強豪が来日し、日本ラクロスに、高いレベルのプレーを見せていった。
また、1993年のアメリカキャンプとこの1994年の国際親善試合でバックネル大学から誘いを受けた日本代表・吉留太郎選手(法政大学)は、1996年1月にバックネル大学に入学。NCAAの試合に出場し、日本人として初のNCAAディビジョン1プレイヤーとなった。
大会の創設 |
そして、2007年から2年間かけて全国各地区の大会日程を調整した後、日本ラクロスの歴史を紡いできた駒沢オリンピック公園陸上競技場を舞台として、2009年から『全日本ラクロス大学選手権大会』を開始することとなった。
決勝戦は国内最大の大会となる。1年前から各担当スタッフが幾度となく会場を視察し、大会の準備を進めていった。
[写真:事前に会場を視察し、運営に関しての打合せを重ねるスタッフたち]
また、全てのラクロス関係者が会する場と位置付けられた決勝戦では、19歳以下男子世界選手権・女子ワールドカップの時と同様に、運営面においても大学生と社会人が密接に連携する体制が採用され、進行・演出・サービスの各方面で大学生スタッフと社会人スタッフが協力し、準備を進めていった。
[左:進行を確認する大学生・社会人スタッフ/右:放送ブースを担当する大学生・社会人スタッフ]
[左:救護対応を確認する大学生・社会人スタッフ/右:販売ブースを運営する大学生・社会人スタッフ]
*日本におけるラクロスの歴史『日本ラクロスの四半世紀』はこちら
「11月28日に、大学日本一が決まる!」 決勝戦:2015年11月28日(土) ・東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場 準決勝戦:2015年11月21日(土) ・京都府(京都市)・宝が池球技場 / 東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場 1回戦:2015年11月14日(土) ・愛知県(名古屋市)・港サッカー場 *『第7回全日本ラクロス大学選手権大会』特設ページはこちら |
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過去の優勝校 | 男子 | 女子 |
第6回 (2014) | 慶應義塾大学 | 明治大学 |
第5回 (2013) | 早稲田大学 | 慶應義塾大学 |
第4回 (2012) | 慶應義塾大学 | 慶應義塾大学 |
第3回 (2011) | 早稲田大学 | 関西学院大学 |
第2回 (2010) | 早稲田大学 | 日本体育大学 |
第1回 (2009) | 一橋大学 | 東海大学 |
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記事一覧
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