第14回ラクロス全日本クラブ選手権大会・準決勝戦(男子・第2試合)
2012/11/23
日時:2012年11月17日(土) 11:00試合開始
場所:東京(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
FALCONS(白) vs ARM ARTISTA(赤)
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
第14回ラクロス全日本クラブ選手権準決勝戦・男子第2試合、東日本1位・FALCONS(以下、FAL) vs 西日本2位・ARM ARTISTA (以下、ARM)を、大井ふ頭中央海浜公園第2球技場にて行った。高い技術とフィジカルの強さを併せ持ち、全日本選手権大会5連覇を目指すFAL。対して、中四国クラブチームリーグ戦1位・FERBIENTEを1回戦で破って準決勝戦に進んできた全日本クラブ選手権初出場ARMが、どういったラクロスでFALに挑んでいくのか。両チームがそれぞれの期待感を抱かせつつ、試合は始まった。
FAL優勢という予想に反して、開始直後はARMがボールを支配する。今日勝って、全日本選手権大会初出場を決めたい(※)ARMは気合い十分。個人能力の高いFALのオフェンスに対し、ゾーンディフェンスを敷いてチームで守りきり、豊富な運動量で中盤のグラウンドボールを制し、ボールを前へ運んでいく。すると開始4分に素早いクリアから、FERのAT(アタック)#26具志川が先制点を上げる。
同様にFALもゴールへのベクトルが強いラクロスで、テンポ良くATまでパスを繋いで応戦するが、ARMのゴーリーが連続セーブで決定的な場面を何度も防ぎ、中盤以降はボールポゼッションの落ち着かない展開となる。しかし、高い技術で数的優位を作り、シュートを重ねて攻め続けるFALが徐々に優勢となっていく。AT#9継、AT#90関根が連続得点し、4−1で1Q終了。
2Qも攻守が激しく入れ替わる展開が続いた。ARMは1Qに引き続きゾーンディフェンスで粘り強く守り、素早く攻撃に転じるスタイルで、AT#20佐々木、エキストラマンオフェンスでMF#11筒井などが得点するが、シュート数で勝るFALが点差を広げていく。
流れを変えたいARMは2Q半ばにスティックチェックを申請するものの、合法スティックと判定され、アンスポーツマンライクコンダクトにより逆に3分間、1人少ない状況となる。FALはこの当りから、それまで外れていたゴール上からのシュートを連続して決め、MF#15長谷川、MF#27林田などが得点する。2Q終了時には、スコアは13−3となった。
後半もFalがボールを支配する。しかし、ARMにマンツーマンディフェンスに切り替えられてから攻撃が停滞し、3Qは、#23丸山がゴーリーとの1対1を決めたのみ。
4QはFALのイリーガルスティックによりARMが3分間のエキストラマンオフェンスを得るものの、点差を縮めることはできず、最終スコア18-6のFALCONS勝利で試合終了となった。
(FALCONSが進出する決勝戦は、11月24日(土)に、東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場で行います)
*フォトギャラリー「2012クラブ選手権・準決勝戦」はこちらへ
・Text:日本クラブチームラクロス連盟・平池佑介(PHOENIX)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
場所:東京(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
FALCONS(白) vs ARM ARTISTA(赤)
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
FALCONS
|
4
|
9
|
1
|
4
|
18
|
ARM ARTISTA
|
1
|
2
|
0
|
3
|
6
|
FALCONS | ARM ARTISTA |
#9 継 渉 (4) | #11 筒井 将仁 (2) |
#90 関根 幹祐 (4) | #20 佐々木 亮太 (2) |
#5 長谷川 玄 (3) | #26 具志川 泰亮 (1) |
#27 林田 健太 (2) | #31 福井 克哉 (1) |
#0 砂川 裕次郎 (1) | - |
#3 佐保田 裕介 (1) | - |
#7 夏目 聖矢 (1) | - |
#23 丸山 伸也 (1) | - |
#99 小原 正士 (1) | - |
主審 | 源 学 |
副審 | 中川 雅智 |
箕輪 武 | |
CBO | 赤沼 達彦 |
ベンチマネージャー | 小林 和仁 |
ゲームレポート
第14回ラクロス全日本クラブ選手権準決勝戦・男子第2試合、東日本1位・FALCONS(以下、FAL) vs 西日本2位・ARM ARTISTA (以下、ARM)を、大井ふ頭中央海浜公園第2球技場にて行った。高い技術とフィジカルの強さを併せ持ち、全日本選手権大会5連覇を目指すFAL。対して、中四国クラブチームリーグ戦1位・FERBIENTEを1回戦で破って準決勝戦に進んできた全日本クラブ選手権初出場ARMが、どういったラクロスでFALに挑んでいくのか。両チームがそれぞれの期待感を抱かせつつ、試合は始まった。
FAL優勢という予想に反して、開始直後はARMがボールを支配する。今日勝って、全日本選手権大会初出場を決めたい(※)ARMは気合い十分。個人能力の高いFALのオフェンスに対し、ゾーンディフェンスを敷いてチームで守りきり、豊富な運動量で中盤のグラウンドボールを制し、ボールを前へ運んでいく。すると開始4分に素早いクリアから、FERのAT(アタック)#26具志川が先制点を上げる。
同様にFALもゴールへのベクトルが強いラクロスで、テンポ良くATまでパスを繋いで応戦するが、ARMのゴーリーが連続セーブで決定的な場面を何度も防ぎ、中盤以降はボールポゼッションの落ち着かない展開となる。しかし、高い技術で数的優位を作り、シュートを重ねて攻め続けるFALが徐々に優勢となっていく。AT#9継、AT#90関根が連続得点し、4−1で1Q終了。
2Qも攻守が激しく入れ替わる展開が続いた。ARMは1Qに引き続きゾーンディフェンスで粘り強く守り、素早く攻撃に転じるスタイルで、AT#20佐々木、エキストラマンオフェンスでMF#11筒井などが得点するが、シュート数で勝るFALが点差を広げていく。
流れを変えたいARMは2Q半ばにスティックチェックを申請するものの、合法スティックと判定され、アンスポーツマンライクコンダクトにより逆に3分間、1人少ない状況となる。FALはこの当りから、それまで外れていたゴール上からのシュートを連続して決め、MF#15長谷川、MF#27林田などが得点する。2Q終了時には、スコアは13−3となった。
後半もFalがボールを支配する。しかし、ARMにマンツーマンディフェンスに切り替えられてから攻撃が停滞し、3Qは、#23丸山がゴーリーとの1対1を決めたのみ。
4QはFALのイリーガルスティックによりARMが3分間のエキストラマンオフェンスを得るものの、点差を縮めることはできず、最終スコア18-6のFALCONS勝利で試合終了となった。
(FALCONSが進出する決勝戦は、11月24日(土)に、東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場で行います)
*フォトギャラリー「2012クラブ選手権・準決勝戦」はこちらへ
・Text:日本クラブチームラクロス連盟・平池佑介(PHOENIX)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
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