第24回関西学生ラクロスリーグ戦(決勝戦・女子)
2013/11/20
日時:2013年11月9日(土) 10:30試合開始
場所:京都府(京都市)・宝が池球技場
関西学院大学(白) vs 同志社大学(紫)
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スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
2013年11月9日(土)、紅葉が色付き冬の寒さがヒシヒシと感じられる宝が池球技場において、第24回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3決勝戦、関西学院大学(以下、関学)対同志社大学(以下、同志社)の試合を行った。
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試合開始のドローは関学#21吉田と同志社#15柴田。この日の最初の得点は、前半開始4分半、関学#51後藤によるDFをかわした見事なシュートであった。その後、同志社の攻めが続きシュートチャンスもあったが、関学#99吉村のゴーリーのナイスセーブにより、豪快なクリアから見事2点目へと繋げた。両チームともファウルが続く中、華麗な連携プレーで関学が連続得点を決め、早くも突き放しにかかる。
関学のオフェンスは計算されたかのようにDFのいない空間に#30土田が走り込み、#17横井からの絶妙なパスを受けそのままシュートに持ち込んだ。これにより、会場は更なる盛り上がりをみせた。同志社のボール保持の時間が長く続くも、関学のディフェンスが固く、同志社はいっこうに点を取り返すことができない。しかし、前半終了残り時間わずか、同志社がフリーシュートのチャンスをものにした。6-2で関学がリードして、前半は終了した。
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後半開始ドロー後のダウンボールをグラウンドボール合戦になったのち同志社が勝ち獲り、そのままの流れでゴールまで向かい、3人のDFが押し寄せるにも関わらず、シュート体勢まで持ち込み1点を奪い返した。後半の流れを同志社が掴んだと思われたが、同志社のファウルが立て続きに起こり、開始3分ついにイエローカードが提示された。同志社はフィールドプレーヤーが1人少ない状態に。そこを関学は逃さず得点へと繋げた。流れを掴んだ関学を抑えられず、同志社は3連続点失点した。同志社の焦りが見られたのか、イエローカードがまたもや出された。
残り時間2分に入ると同志社が最後の反撃となる角度のないところからのシュート、振り向きざまのシュートを確実に決めてみせた。後半は両者とも鎬を削る戦いを繰り広げ各々5点得点したが、結果は前半の得点差が響き、11-7で関学が栄光を掴んだ。
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今回の試合は、同志社のシュートチャンスを食い止める、関学の堅いディフェンスと素早い攻撃が、勝利の結果へと導いたように感じられる。この勢いのまま、日本一を目指してほしい。同志社も前半の得点差を縮めようと奮闘したが、その差は埋まらず、逆転することはできなかった。惜しくも敗れた同志社には、来年に向けての更なる進化を期待している。
(関西学院大学が出場する大学選手権大会・準決勝戦は、11月23日(土・祝)に、大阪・長居第2陸上競技場で行われます)
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*フォトギャラリーには他にも多くの写真を掲載しています。
フォトギャラリー「2013関西学生リーグ戦」はこちらへ
・Text:日本学生ラクロス連盟西日本支部 広報委員会ゲームレポート班・逸木沙耶子(同志社女子大学)、木尾奈々子(神戸市外国語大学)、中川実咲(京都工芸繊維大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部次長(関西地区)・中山崇
場所:京都府(京都市)・宝が池球技場
関西学院大学(白) vs 同志社大学(紫)
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スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
TOTAL
|
関西学院大学
|
6
|
5
|
11
|
同志社大学
|
2
|
5
|
7
|
関西学院大学 | 同志社大学 |
#51 後藤 咲 (3)
|
#5 山本 ひかり (2) |
#30 土田 小百合 (2) | #24 中尾 彩 (2) |
#37 小畑 遥 (2) | #15 柴田 佳江 (1) |
#17 横井 友希 (1)
|
#47 井上 知子 (1) |
#21 吉田 真麻 (1)
|
#58 松原 美貴 (1) |
#44 池澤 千亜貴 (1)
|
- |
#57 兼任 春奈 (1)
|
- |
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主審 | 草刈 香奈子 |
副審 | 溝内 貴恵 |
賢木 有美 | |
松本 理沙 |
2013年11月9日(土)、紅葉が色付き冬の寒さがヒシヒシと感じられる宝が池球技場において、第24回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3決勝戦、関西学院大学(以下、関学)対同志社大学(以下、同志社)の試合を行った。
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試合開始のドローは関学#21吉田と同志社#15柴田。この日の最初の得点は、前半開始4分半、関学#51後藤によるDFをかわした見事なシュートであった。その後、同志社の攻めが続きシュートチャンスもあったが、関学#99吉村のゴーリーのナイスセーブにより、豪快なクリアから見事2点目へと繋げた。両チームともファウルが続く中、華麗な連携プレーで関学が連続得点を決め、早くも突き放しにかかる。
関学のオフェンスは計算されたかのようにDFのいない空間に#30土田が走り込み、#17横井からの絶妙なパスを受けそのままシュートに持ち込んだ。これにより、会場は更なる盛り上がりをみせた。同志社のボール保持の時間が長く続くも、関学のディフェンスが固く、同志社はいっこうに点を取り返すことができない。しかし、前半終了残り時間わずか、同志社がフリーシュートのチャンスをものにした。6-2で関学がリードして、前半は終了した。
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後半開始ドロー後のダウンボールをグラウンドボール合戦になったのち同志社が勝ち獲り、そのままの流れでゴールまで向かい、3人のDFが押し寄せるにも関わらず、シュート体勢まで持ち込み1点を奪い返した。後半の流れを同志社が掴んだと思われたが、同志社のファウルが立て続きに起こり、開始3分ついにイエローカードが提示された。同志社はフィールドプレーヤーが1人少ない状態に。そこを関学は逃さず得点へと繋げた。流れを掴んだ関学を抑えられず、同志社は3連続点失点した。同志社の焦りが見られたのか、イエローカードがまたもや出された。
残り時間2分に入ると同志社が最後の反撃となる角度のないところからのシュート、振り向きざまのシュートを確実に決めてみせた。後半は両者とも鎬を削る戦いを繰り広げ各々5点得点したが、結果は前半の得点差が響き、11-7で関学が栄光を掴んだ。
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今回の試合は、同志社のシュートチャンスを食い止める、関学の堅いディフェンスと素早い攻撃が、勝利の結果へと導いたように感じられる。この勢いのまま、日本一を目指してほしい。同志社も前半の得点差を縮めようと奮闘したが、その差は埋まらず、逆転することはできなかった。惜しくも敗れた同志社には、来年に向けての更なる進化を期待している。
(関西学院大学が出場する大学選手権大会・準決勝戦は、11月23日(土・祝)に、大阪・長居第2陸上競技場で行われます)
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*フォトギャラリーには他にも多くの写真を掲載しています。
フォトギャラリー「2013関西学生リーグ戦」はこちらへ
・Text:日本学生ラクロス連盟西日本支部 広報委員会ゲームレポート班・逸木沙耶子(同志社女子大学)、木尾奈々子(神戸市外国語大学)、中川実咲(京都工芸繊維大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部次長(関西地区)・中山崇
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