中国地区・フレッシュマンキャンプ

2014/06/11

2014年5月24日(土)、25日(日)の2日間にわたって、岡山県(玉野市)・玉野スポーツセンターにて中国地区フレッシュマンキャンプを実施した。
女子男子

 「2L~ラクロス(Lacrosse)を好き(Like)になろう」のテーマのもと、中国地区のフレッシュマン(男子95人・女子98人)が集まった。グラウンドでは男女別に分かれ、強化部コーチ、スタッフのもと徹底した基礎指導を行い、ラクロスに触れてから「はじめの100時間」へのこだわりをみせた。

参加者

 男子会場の初日は徹底して基礎技術の向上を図った。選手たちは、パス・シュートなどのスティックを用いた基礎的な技術練習の他、ポートボールなどのスティックを用いない練習を通して、空いたスペースを見つけるなど、ノンボールの動き方(ボールを持たない時のプレー)も学んでいた。会場では時間が経つにつれ、選手間、選手・コーチ間に会話が生まれ、練習がどんどん活発化していった。
 2日目は初日で行った練習に加え、新たにラインドリルを行い、「強く振り切る」ことを選手に意識させた。その後行われたミニゲームでは、これまで練習で学んだことを生かそうとする様子がみられ、白熱した試合となった。

 女子会場の初日はまず体を使って大きくスティックを振ることを全体で確認した。その後は「スティックを使わない練習によって体に動きをしみこませてからスティックを持った練習に移る」という川本(強化部)の言葉のもと、グラウンドボール・シュートの基礎練習に加え、ミニゲームで動き方の練習も行った。
 2日目の練習は初日よりも実戦的なものになった。最初に基礎技術を練習したのちミニゲームを行ったが、スティックの扱いや動き方は未熟なものの、ボールに必死にくらいつく姿が印象的であった。

 この2日間を通し、男女ともに練習が進むにつれてコーチに質問する姿がよくみられた。また、「とても楽しかった」「大学に帰ってもっと練習したい」と言うフレッシュマンの声が多く聞こえた。このフレッシュマンキャンプで「LacrosseがLike」になったフレッシュマンの今後の活躍に期待が高まる。

強化部新人委員会
[左:指導にあたった強化部 / 右:フレッシュマンキャンプの企画・運営を行った新人委員会(委員・幹部)]


・Text:日本ラクロス協会中四国地区学生連盟 新人委員会幹部・板倉汐里、原一輝
・Photo:日本ラクロス協会中四国地区内学生連盟 執行部・横浜智基