第6回全日本大学選手権大会:1回戦(男子)
2014/11/22
日時:2014年11月15日(土) 11:00
場所:愛知県(名古屋市)・港サッカー場
名古屋大学(白) vs 東北大学(青)
[左:名古屋大学 / 右:東北大学]
得点者
審判員
ゲームレポート
2014年11月15日(日)、愛知県(名古屋市)・名古屋市港サッカー場にて、第6回全日本ラクロス大学選手権の1回戦を行った。東海学生ラクロスの王者に返り咲いた名古屋大学(以下、名大)と三地区予選を勝ち抜いてきた東北大学(以下、東北)との準決勝戦進出を懸けた熱い戦いが幕を開けた。
第1Q
試合開始のフェイスオフは名大がポゼッションするも東北のライドによりすぐさま東北がボールを奪い、ゴールに迫ろうとするも攻めきることができない。名大も#76荒川がシュートを撃つも枠外。そんななか5分、パスを貰った東北#11伊井が待望の先制点を決め0-1とする。良い流れを繋げたかった東北だがファールを犯し、名大にエキストラマンオフェンスのチャンスを与えてしまう。逆にチャンスとなった名大は#78榊原が確実に決め同点とする。反撃にでたい東北は10分、#22渡辺が1対1の状況からゴール前へ抜けだしシュートを決め1-2とする。得点後も東北はエキストラマンオフェンスのチャンスを得るが名大ゴーリー#69安福の好セーブもあり追加点ならず。その後、名大のエキストラマンオフェンスとなり名大のポゼッションで第1Qを終了する。
第2Q
名大のエキストラマンオフェンスから始まった2Q。開始早々、名大#76荒川が1対1からDFを抜き、クリース付近にいた#22小國にパス、これが通り華麗に決め同点とする。この得点を機に名大は流れを掴む。東北のクリアに対しライドを成功させ5分に再び#22小國がシュートを決め名大が逆転する。更に数分後、名大の素早いパス回しから#22小國が3得点目となるシュートを決め4-2と東北を突き放す。その後も名大のオフェンスが続くも東北は粘りのディフェンスで追加点を許さない。
得点がほしい東北はチームタイムアウト後に反撃するが、東北の2点ビハインドのまま第2Qが終了する。
第3Q
両チームともハーフタイム中でのスティックチェックによるペナルティーのない状態で第3Qを迎えた。
名大に追いつきたい東北はフェイスオフ後に攻めるも名大のゴールを割ることができない。さらに名大のファールによりエキストラマンオフェンスのチャンスとなるが、ミドルシュートを撃つなど攻めるもなかなか得点に結びつかない。名大のペナルティー解除後はストーリングを犯してしまい、ポゼッションを奪われてしまう。名大は8分、#11東浦のサブマリンシュートが決まり5-2とする。
失点後、東北はゴール裏から走り込みながらパスを受けた#22渡辺がシュートを撃つも惜しくも枠外。その後も攻め続けるが名大の固い守りとゴーリー#69安福の好セーブに阻まれ名大のゴールラインを割ることができない。
そんな中、名大#1稲垣が立て続けに2得点をあげる。そして3Q終了間際、名大がライドしたボールを#22小國がハーフライン付近で持ち、一気に駆け上がりシュートを決め、8-2とし第3Qを終える。
第4Q
第4Q開始後は一進一退の攻防が続く。しかし東北はチームタイムアウト後、ボールを持っている選手以外に厳しいマークをするという、攻めのディフェンスを見せる。東北のポゼッションとなると#19青山がシュートを撃つも枠をとらえられない。名大がクリアを成功させると再び東北はボールマンに対し2人で落としにいく攻めのディフェンスをする。しかし名大#1稲垣がDFを振りきる。そしてパスを受けた#13佐藤がシュートを決め9-2とする。
しかし東北の選手達は諦めずに攻め続け13分、#22渡辺がゴール裏から出したパスに対し#15肥後がゴールを決め9-3と1点を返す。これを反撃の兆しとしたかったが、名大ディフェンス陣の固い守りに追加点をあげられない。それとは反対に名大・#1稲垣が2人でボールを落としにきたディフェンスをくぐり抜け、無人のゴールにシュートを決め10-3とする。
最後まで油断することのない名大。最後まで勝利を信じ、走り続ける東北。両チームに向け送られる大歓声のなか第4Qの終了を告げるホイッスルが鳴り、10-3で試合は終了した。
試合後、名大主将#71野田は「やっとここまでこられたという感じ。あとは進むしかない。みんなで一緒に進んでいきましょう」と語った。
三地区代表を倒した名大が、次の準決勝で関西地区代表(関西学院大学)との試合でどのような活躍を見せるのか期待したい。
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会 ゲームレポート班・梅村逸遊(名城大学)
・Photo:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会 取材班
場所:愛知県(名古屋市)・港サッカー場
名古屋大学(白) vs 東北大学(青)
[左:名古屋大学 / 右:東北大学]
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
名古屋大学 (東海1位) | 1 | 3 | 4 | 2 | 10 |
東北大学 (3地区1位) | 2 | 0 | 0 | 1 | 3 |
名古屋大学 | 東北大学 |
#22 小國 和樹 (4) | #11 伊井 武 (1) |
#1 稲垣 貴大 (3) | #15 肥後 光暁 (1) |
#11 東浦 功治 (1) | #22 渡辺 高太郎 (1) |
#13 佐藤 潤一 (1) | - |
#78 榊原 健児 (1) | - |
主審 | 田中 恵太郎 |
副審 | 加藤 広貴 |
高橋 昴洋 | |
CBO | 佐野 公亮 |
ベンチマネージャー | 八木 信行 |
2014年11月15日(日)、愛知県(名古屋市)・名古屋市港サッカー場にて、第6回全日本ラクロス大学選手権の1回戦を行った。東海学生ラクロスの王者に返り咲いた名古屋大学(以下、名大)と三地区予選を勝ち抜いてきた東北大学(以下、東北)との準決勝戦進出を懸けた熱い戦いが幕を開けた。
第1Q
試合開始のフェイスオフは名大がポゼッションするも東北のライドによりすぐさま東北がボールを奪い、ゴールに迫ろうとするも攻めきることができない。名大も#76荒川がシュートを撃つも枠外。そんななか5分、パスを貰った東北#11伊井が待望の先制点を決め0-1とする。良い流れを繋げたかった東北だがファールを犯し、名大にエキストラマンオフェンスのチャンスを与えてしまう。逆にチャンスとなった名大は#78榊原が確実に決め同点とする。反撃にでたい東北は10分、#22渡辺が1対1の状況からゴール前へ抜けだしシュートを決め1-2とする。得点後も東北はエキストラマンオフェンスのチャンスを得るが名大ゴーリー#69安福の好セーブもあり追加点ならず。その後、名大のエキストラマンオフェンスとなり名大のポゼッションで第1Qを終了する。
第2Q
名大のエキストラマンオフェンスから始まった2Q。開始早々、名大#76荒川が1対1からDFを抜き、クリース付近にいた#22小國にパス、これが通り華麗に決め同点とする。この得点を機に名大は流れを掴む。東北のクリアに対しライドを成功させ5分に再び#22小國がシュートを決め名大が逆転する。更に数分後、名大の素早いパス回しから#22小國が3得点目となるシュートを決め4-2と東北を突き放す。その後も名大のオフェンスが続くも東北は粘りのディフェンスで追加点を許さない。
得点がほしい東北はチームタイムアウト後に反撃するが、東北の2点ビハインドのまま第2Qが終了する。
第3Q
両チームともハーフタイム中でのスティックチェックによるペナルティーのない状態で第3Qを迎えた。
名大に追いつきたい東北はフェイスオフ後に攻めるも名大のゴールを割ることができない。さらに名大のファールによりエキストラマンオフェンスのチャンスとなるが、ミドルシュートを撃つなど攻めるもなかなか得点に結びつかない。名大のペナルティー解除後はストーリングを犯してしまい、ポゼッションを奪われてしまう。名大は8分、#11東浦のサブマリンシュートが決まり5-2とする。
失点後、東北はゴール裏から走り込みながらパスを受けた#22渡辺がシュートを撃つも惜しくも枠外。その後も攻め続けるが名大の固い守りとゴーリー#69安福の好セーブに阻まれ名大のゴールラインを割ることができない。
そんな中、名大#1稲垣が立て続けに2得点をあげる。そして3Q終了間際、名大がライドしたボールを#22小國がハーフライン付近で持ち、一気に駆け上がりシュートを決め、8-2とし第3Qを終える。
第4Q
第4Q開始後は一進一退の攻防が続く。しかし東北はチームタイムアウト後、ボールを持っている選手以外に厳しいマークをするという、攻めのディフェンスを見せる。東北のポゼッションとなると#19青山がシュートを撃つも枠をとらえられない。名大がクリアを成功させると再び東北はボールマンに対し2人で落としにいく攻めのディフェンスをする。しかし名大#1稲垣がDFを振りきる。そしてパスを受けた#13佐藤がシュートを決め9-2とする。
しかし東北の選手達は諦めずに攻め続け13分、#22渡辺がゴール裏から出したパスに対し#15肥後がゴールを決め9-3と1点を返す。これを反撃の兆しとしたかったが、名大ディフェンス陣の固い守りに追加点をあげられない。それとは反対に名大・#1稲垣が2人でボールを落としにきたディフェンスをくぐり抜け、無人のゴールにシュートを決め10-3とする。
最後まで油断することのない名大。最後まで勝利を信じ、走り続ける東北。両チームに向け送られる大歓声のなか第4Qの終了を告げるホイッスルが鳴り、10-3で試合は終了した。
試合後、名大主将#71野田は「やっとここまでこられたという感じ。あとは進むしかない。みんなで一緒に進んでいきましょう」と語った。
三地区代表を倒した名大が、次の準決勝で関西地区代表(関西学院大学)との試合でどのような活躍を見せるのか期待したい。
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会 ゲームレポート班・梅村逸遊(名城大学)
・Photo:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会 取材班
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