関東地区・Teen'sゴーリークリニック

2015/05/25

 関東女子中学生および高校生を対象とした、ゴーリー向けクリニック、クロス編み体験会を、2015年2月21日(土)に東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園第2球技場で開催した。当日は、約13名の中学生・高校生ゴーリーが参加した。

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 普及部主管で企画したこのクリニックには、指導者として強化部(関東地区)より佐藤壮・大倉崇・岩本海介が、またシューターとして22歳以下女子日本代表候補選手(以下、U22候補選手)が、スタッフとして日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会Teen's班のメンバーが参加し行った。

 日頃の練習は自チームのみであることが多いことや、当日の気温が低かったこともあり、体を温めることと、緊張をほぐす意味も込めて、他チームの選手と触れ合えるよう4チームに分かれて各チームごとにアップを行った。
 その後、フィールドでの実地講習と、室内でのクロス編み体験会の2つに分かれて、講習を行った。

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 実地講習では、佐藤・大倉両コーチがゴーリーの基本的な動き、シュートコースの把握を、ゴムを使って説明するなどの指導を行った。指導を受けた上で、実際にU22候補選手のシュートを受け、指導されたことを実践することでゴーリーの大切さを学んでいった。
 中高生の選手たちも、どのような動きをすべきなのかをコーチやシューターに積極的に問いかけている姿を見ることができ、非常に楽しみながら多くのことを学ぼうとしていた。

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[左:ゴムを使ってシュートコースを説明する佐藤コーチ/右:U22候補選手の協力を受けセーブ練習を行う]

 Teen's向けとしては初めての試みであるクロス編み体験会は、岩本コーチがゴーリークロスの網の深さの重要さを伝えるとともに、クロスを自分で編むことの楽しさを伝えながら、実際にクロスを編む過程を1つずつ丁寧に教えていった。
 中高生の選手たちは写真や動画、メモを取り、また岩本コーチが編み終わったクロスと自分のクロスを見比べるなどをして、しっかりとしたゴーリークロスを持つことの大切さを感じていた。

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[左:ゴーリークロスのポイントを説明する岩本コーチ/右:その場でゴーリークロスを編む]


 最後には「楽しかった」や、「もっとやりたい」という声を聞くことができ、また、クロスの大切さや自分で編んでみたいといった声を聞くことができたため、プレーすることの楽しさはもちろん、クロスの大切さを伝えることができた1日となった。

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[左:クリニックに協力したU22女子代表候補選手たち/右:運営に当たったTeen's班のスタッフたち]


・Text&Photo:日本ラクロス協会普及部(関東地区)Teen's担当・佐野誉尚
Photo:日本ラクロス協会国際部・畑かりん