ASPACレポート:大会の運営

2015/08/06

 2015年7月は、FIL女子19歳以下世界選手権大会、APLUアジアパシフィック選手権(ASPAC)と、2つの大きな国際大会がある月となりました。両大会が終わった今、試合以外の大会の模様をお伝えしていきます。

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 APLUアジアパシフィック選手権(ASPAC)は、多くの国から参加者が集まる大きな大会です。同時に、この第7回大会は、タイ王国にとって、初めての開催となる大きな国際大会でした。その会場の模様をお伝えします。
 
 事前の準備
 大会が開幕する直前から、アジアパシフィックラクロス連盟(APLU)の会議も含め、各国の代表・担当者等を集めての会議が、多く開催されます。日本からは、高坂知博理事、早川靖彦理事、志水研太郎理事、国際部・畑かりん、また、22歳以下男子日本代表・岩本祐介ヘッドコーチ、同・臼杵志衣奈マネージャーリーダー、22歳以下女子日本代表・高橋直大マネージャーリーダーらが、それぞれの担当する各会議に出席しました。

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[左:ASPAC・HC&MGミーティングの出席者/右:ASPAC審判団ミーティング(男女競技別で実施)]
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[左:APLU総会(General Meeting)/右:APLU総会の出席者(APLU加盟国協会の代表者等)]
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[左:台湾ラクロス協会のAPLU加盟が認められた/右:今大会の準備を進めてきたAPLUの役員たち]
 
 試合の会場
 試合会場となったMuangthong United Training Centreは、フィールドをゆうに4面確保することができる広い施設でした。そして、大会期間は非常に暑い時期となったため、大会運営面で様々な対策が取られていました。

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[左:全てのフィールドに観客席が設置/右:暑さをしのぐため、アップは室内で実施]
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[写真:水分補給用に大量のペットボトル(左)と、大量の氷(右)が各チームに支給された]
 
 大会の運営
 大会は、各国代表や審判団の他に、様々なスタッフにより運営されますが、アジアにおけるラクロスは発展途上であり、スタッフが潤沢にいる訳ではありません。日本から派遣されているスタッフも、多くの面で運営のサポートに入りました。

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[左:様々な国からの派遣審判員で構成される審判団/右:グラウンドメイクを手伝う審判アセッサー]
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[左:男子競技アセッサーを務める稲垣審判員]
[右:女子競技テクニカルデリゲイトと務める喜嶋審判員(左端)、五東審判員(右端)]
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[左:アセッサー、テクニカルデリゲイトのとしての活動だけでなく、オフィシャル運営のサポートにも入る]
[右:試合のオフィシャル運営に加わる国際部・畑]
 
 応援
 出発前に贈られた応援メッセージ付の国旗は、毎試合、ベンチに掲げました。 
 また、現地では、選手のご家族が作っていただいた横断幕も頂きました。他の国にも、家族と一緒に参加する選手の姿が見られ、代表選手たちに熱い声援が送られていました。

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[左:ベンチに掲げられた応援メッセージ付の国旗/右:選手のご家族から贈られた代表応援の横断幕]
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[左:思いを込めて名前を書き込む選手・スタッフ/右:家族と一緒に参加する選手の姿も見られた]
 
 宿泊
 宿泊したNOVOTEL IMPACTは、全チームの選手たちが入れるような大きなロビーを持つ立派なホテルです。
 10日間に亘る滞在では、日本と違って実施されていないサービスに苦労した面もあれば、日本人にとってありがたいと感じるサービスもあり、日本にいる時にはなかなか体感できないことを色々と経験しました。

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[左:NOVOTEL IMPACTの外観/右:セルフのコインランドリーは無く、部屋でユニフォームを洗う選手]
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[左:朝食はビュッフェ形式/右:ビュッフェメニューにあるお味噌汁はとてもありがたかった]
 
 表彰
 閉会式では、優勝した日本代表の選手一人一人にゴールドメダルと、開催国であるTLAから優勝記念メダルが授与されました。また、MVPを受賞した男子・畑田峻希選手、女子・佐藤智美選手には、記念楯が授与されました。

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[左:金メダル(左側)と優勝記念メダル(右側)/右:MVPの記念楯]


Text:日本ラクロス協会.Relax編集部
Photo:日本ラクロス協会理事・早川靖彦、同・広報部・小林航、2015年度22歳以下男子日本代表マネージャーリーダー・臼杵志衣奈、2015年度22歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・高橋直大