ASPACレポート:国際交流

2015/08/08

 アジアにおけるラクロスは、成長し始めている時期であり、第7回APLUアジアパシフィック選手権(ASPAC)の意義は、競技レベルを競い合うだけでなく、ラクロスを通した国際交流も重要なテーマとなっています。

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 選手たちの交流
 日本におけるラクロスは、「長期的に、草の根レベルから友人ができる環境を作る」ことを目標に、アメリカの関係者が積極的に普及に協力されたこともあり、発展してきました。そして、日本ラクロスが世界の中で高いレベルになりつつある今、「草の根レベルから友人ができる環境」をアジアに広げていくことも大切になってきています。

■関連記事 『日本ラクロスの四半世紀』
 ・1987年 日本ラクロス協会の設立 『ラクロス日本普及活動の礎』
 ・2000年 アメリカから受け取った友情をアジアへ繋ぐ 『アジアへのラクロス普及』

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[左右:試合後に、各国の代表選手と記念写真を撮影する選手たち]
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[左右:アジアトップレベルの日本には、エキシビション等で交流を行うことも期待されている]
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[左右:各国代表には、現地在住の日本人が選手やスタッフとして参加していることもある]
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[左:中国のユニフォームの数字が興味深い/右:ホスト国・タイの代表。今後の発展が期待される]
 
 イベント・セレモニー
 大会期間中や閉会式後のセレモニーでは、歓談も含めて交流する選手たちの姿が見受けられる。

 大会途中に実施した「オークション」では、各国のヘルメットやポロシャツ、メッジなどがオークションにかけられ、参加選手、スタッフ、ご家族などが参加し購入していた。「楽しい催し」であるものの、他国のグッズを手に入れることは交流が生まれるきっかけともなる。

 交流は、選手だけでなく、スタッフや審判員たちの間でも行われる。この大会を通じてアジアパシフィック地域のラクロス選手たちの交流が深まり、良い形で発展していくことが期待される。

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[左:オークションの模様/右:机に所狭しと並べられたグッズの数々]

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[左右:閉会式後のセレモニー。選手たちが気軽に話し合う姿も多く見られる]
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[左:女子競技審判団の方々/右:審判団全員で、国際試合で伝統の審判員に伝わる歌を歌う]
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[左:グッズを交換し合う選手たち/右:言葉は通じなくても、みんなでゴーリーのポーズを取る]
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[左:グッズを交換しあう選手たち/右:お互いに、グッズにメッセージを書きあう]


Text:日本ラクロス協会.Relax編集部
Photo:日本ラクロス協会理事・早川靖彦、同・広報部・小林航、2015年度22歳以下男子日本代表マネージャーリーダー・臼杵志衣奈、2015年度22歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・高橋直大