第3回Lacrosse Club Team Classic(クラブクラシック)
2011/04/28
「ラクロスのクラブ文化を、もっと活性化させていくために!」
クラブチーム東日本チャンピオンリーグ在籍チームを中心としたクラブチームの創始代メンバーによる交流ゲーム大会「Lacrosse Club Team Classic」が、2011年4月16日(土)に、東京・駒沢オリンピック公園補助競技場で催された。
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この行事は、クラブチーム東日本リーグ戦が20回目を迎えた昨年から始まり、今回で3回目になる。
天候に恵まれた今年は、「Meet&Play Again!」をテーマに、多くのクラブチームリーグの創始世代、東日本チャンピオンリーグの勃興期を支えた世代が集まり、かつて共に試行錯誤しながらリーグを立ち上げ、発展に努めた仲間達、一年に何度も熱戦を繰り広げたライバル達と旧交を温めた。
また、東日本大震災を踏まえ、試合前にセンターサークルで参加者全員が肩を組み円陣を作り、黙祷を捧げるとともに、参加者有志によるチャリティシャツの作成、販売が行われるなど、日本のラクロスを支えてきた「ラクロッサー」のマインド、理屈ではない強い結びつきを感じさせる場となった。
またこの行事は「OBメンバーによる対抗戦」「現在籍メンバーによる対抗戦」との2部構成となっており、クラブチーム間の「OB同士の交流」だけでなく、それぞれのクラブチーム内での「現在籍メンバーとOBの交流」また「現在籍メンバー同士の交流」にも一役買っているといえる。OBの試合のときには、グラウンド外で現在籍メンバー同士が談笑したり、ボールボーイや選手として試合に参加したりする姿が見られた。また、その周辺では選手たちの家族が遊んでいる光景も多く見られた。
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創始代メンバーが徐々に40代を迎える中で、このようなラクロスに触れる場が増えつつあることは、クラブチームという言葉が、単に運営上、組織上の形態を指すものではなく、クラブリーグ立ち上げ当初には、スポーツと生涯付き合っていくというライフスタイル、概念を指し示していたことを思い出させてくれる。
開会スピーチで『10年、20年後もこのようなイベントに参加していたい』とのコメントが出ていたが、今後、ラクロスの活動からしばらく離れていたOBやその子どもも参加することができるイベントに発展していけば、よりクラブ文化の活性化というスピリッツを具現化していけるイベントになると期待される。
このイベントが、各クラブチームの(大学に比べると帰属意識が弱く組織しづらいと言われている)OB会などがより組織化されるきっかけとなり、各自が人生の大切な時期に多くの情熱を傾けたクラブチームに、より一層の誇りを持ち、そして生涯に渡り、その一員としての実感を得られる、そんな場に育っていくことを願っている。
今後は、NLC HORNETZ(旧名:ナニワラクロスクラブ)やOPEC VORTEX等の、各地域のクラブリーグ勃興期を支えたクラブチームの参加への働きかけも視野に入れるとともに、各クラブの「○周年」等の記念を一緒に祝えるような場に、という構想も検討されている。

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■参加チーム
・東京ラクロスクラブ(TLC)
・RAGGAMUFFINS(旧チーム名:東日本ラクロスクラブ)
・ADVANCE-HANGLOOSE
・その他、創始代メンバーが現在在籍するチーム (amigo)
・ゲスト (DESAFIO)
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・Text:田中育郎・曽根圭輔(大会オーガナイザー)
・Photo:保坂光信(日本ラクロス協会・企画部部長)
クラブチーム東日本チャンピオンリーグ在籍チームを中心としたクラブチームの創始代メンバーによる交流ゲーム大会「Lacrosse Club Team Classic」が、2011年4月16日(土)に、東京・駒沢オリンピック公園補助競技場で催された。
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この行事は、クラブチーム東日本リーグ戦が20回目を迎えた昨年から始まり、今回で3回目になる。
天候に恵まれた今年は、「Meet&Play Again!」をテーマに、多くのクラブチームリーグの創始世代、東日本チャンピオンリーグの勃興期を支えた世代が集まり、かつて共に試行錯誤しながらリーグを立ち上げ、発展に努めた仲間達、一年に何度も熱戦を繰り広げたライバル達と旧交を温めた。
また、東日本大震災を踏まえ、試合前にセンターサークルで参加者全員が肩を組み円陣を作り、黙祷を捧げるとともに、参加者有志によるチャリティシャツの作成、販売が行われるなど、日本のラクロスを支えてきた「ラクロッサー」のマインド、理屈ではない強い結びつきを感じさせる場となった。
またこの行事は「OBメンバーによる対抗戦」「現在籍メンバーによる対抗戦」との2部構成となっており、クラブチーム間の「OB同士の交流」だけでなく、それぞれのクラブチーム内での「現在籍メンバーとOBの交流」また「現在籍メンバー同士の交流」にも一役買っているといえる。OBの試合のときには、グラウンド外で現在籍メンバー同士が談笑したり、ボールボーイや選手として試合に参加したりする姿が見られた。また、その周辺では選手たちの家族が遊んでいる光景も多く見られた。
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創始代メンバーが徐々に40代を迎える中で、このようなラクロスに触れる場が増えつつあることは、クラブチームという言葉が、単に運営上、組織上の形態を指すものではなく、クラブリーグ立ち上げ当初には、スポーツと生涯付き合っていくというライフスタイル、概念を指し示していたことを思い出させてくれる。
開会スピーチで『10年、20年後もこのようなイベントに参加していたい』とのコメントが出ていたが、今後、ラクロスの活動からしばらく離れていたOBやその子どもも参加することができるイベントに発展していけば、よりクラブ文化の活性化というスピリッツを具現化していけるイベントになると期待される。
このイベントが、各クラブチームの(大学に比べると帰属意識が弱く組織しづらいと言われている)OB会などがより組織化されるきっかけとなり、各自が人生の大切な時期に多くの情熱を傾けたクラブチームに、より一層の誇りを持ち、そして生涯に渡り、その一員としての実感を得られる、そんな場に育っていくことを願っている。
今後は、NLC HORNETZ(旧名:ナニワラクロスクラブ)やOPEC VORTEX等の、各地域のクラブリーグ勃興期を支えたクラブチームの参加への働きかけも視野に入れるとともに、各クラブの「○周年」等の記念を一緒に祝えるような場に、という構想も検討されている。
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■参加チーム
・東京ラクロスクラブ(TLC)
・RAGGAMUFFINS(旧チーム名:東日本ラクロスクラブ)
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・Text:田中育郎・曽根圭輔(大会オーガナイザー)
・Photo:保坂光信(日本ラクロス協会・企画部部長)
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