ASPACレポート:審判員の活動
2015/09/01
第7回アジアパシフィック選手権大会には、日本から男女合わせて9名の審判員を派遣しました。
今大会では、女子競技審判員として大久保、溝内、宮崎、小林の4名の審判員を、男子競技審判員として大和田審判員を派遣しました。
また、Head Technical Delegate(ヘッドテクニカルデリゲイト;女子競技審判員の責任者)を務める喜嶋審判員やTechnical Delegateの五東審判員が各国の女子競技審判員の指導を、Assessor(アセッサー)の源審判員や稲垣審判員が各国の男子競技審判員の指導を行いました。
日本から派遣した審判員たちの活動の様子やジャッジの様子を紹介します。
*日本の派遣審判員の紹介ページはこちら
SCG STADIUMという素晴らしいスタジアムに本大会への期待が高まります。この開会式では女子競技審判員を代表して宮崎審判員が審判宣誓を行いました。
[左:開会式の入場を待つ審判団/右:審判宣誓を行う宮崎審判員(左)]
大会の前から、様々な審判員の活動が始まります。
各国からの審判員を対象としたクリニックやミーティングが行われるとともに、国際審判員試験のためのフィットネステストも行われます。
女子競技では、大会前夜には全選手のスティック(ヘッド・ポケット・シャフト)のスペックチェックがあり、それを審判団が担当します。国際ルールではスティックに細かな規定が定められています。
[左:男女競技別に行われる審判団ミーティング/右:クリニックでプレゼンテーションを行う源審判員]
[左:フィットネステストに臨む女子競技審判団/右:スティックのチェックを行う女子競技審判団]
決勝戦では、宮崎審判員が主審を、大久保審判員が副審を務めました。3位決定戦では溝内審判員が主審を務めるとともに、国際大会に初派遣となった小林審判員がテーブルオフィシャルを担当しました。
テクニカルデリゲイトは、試合後の審判団にその試合の講評と課題のフィードバックを行うとともに、個人指導を受け持ち、担当する各国の審判員に実地指導を行います。また、査定のためのビデオ撮影も行います。ビデオ査定を導入している国はまだ数少ない状況です。
[左:決勝戦。宮崎審判員(中央)、大久保審判員(右から2番目)/右:溝内審判員(豪州・香港戦)]
[左:小林審判員/右:フィードバックを行う喜嶋審判員(右から2人目)、米・シャーウォット審判員]
[左:豪州・ボウランド審判員、韓国・リー審判員に実地指導を行う五東審判員(左端)/右:査定のためのビデオ撮影を行う喜嶋審判員]
大和田審判員は国際大会に初派遣でしたが、最終日の3位決定戦も担当しました。
審判員は各国から派遣されますが、2010年頃に日本で活動していたRossband審判員も派遣されていました。
アセッサーは、数多くの試合を分担し、各試合の査定を行います。
[左:大和田審判員/右:2010年頃に日本でも活動していたRossband審判員(右から2人目)]
[左:査定を行う稲垣審判員(左)と豪州・ティザボルギ審判員/左:源審判員(右)と香港・フン審判員]
閉会式では、審判員・テクニカルデリゲイト・アセッサーの全員にメダルが授与されました。
[右:閉会式にて。大久保審判員(左)、溝内審判員(右)、テクニカルデリゲイトの豪州・バーガ審判員]
各国から派遣された審判員たちは、大会期間中、試合以外の場面でも様々な催しを通じて交流を深めます。
女子競技審判員は国際大会で恒例となっているLuckyDipと呼ばれるプレゼント交換を行います。試合以外の場面でも多くの交流が行われることで、国を越えての親睦が深まります。タイで開催された今大会には、女子競技では香港で活動中の内山典子審判員も派遣されていた他、ベトナム駐在中の近藤雄亮審判員も激励に訪れ、各国の審判員と交流を行っていました。
閉会式後のセレモニーでは、国際大会で恒例となっている審判員に伝わる歌を全員で歌います。
[左:LuckyDipにて。内山審判員(奥・右端)/オフフィールドで記念撮影を行う男子競技審判団]
[左:激励に訪れた近藤審判員(左から2人目)/右:国際試合で恒例の審判員に伝わる歌を歌う]
白黒の審判着にちなみ、各国の審判団はシマウマのマスコットを所有しています。今大会の会場にもしっかりと「参加」していました。
[写真:日本のZeb Ro(右)と、香港のZeb Gon(左)]
・Text:日本ラクロス協会審判部・喜嶋志穂子
・Photo:日本ラクロス協会審判部、他
今大会では、女子競技審判員として大久保、溝内、宮崎、小林の4名の審判員を、男子競技審判員として大和田審判員を派遣しました。
また、Head Technical Delegate(ヘッドテクニカルデリゲイト;女子競技審判員の責任者)を務める喜嶋審判員やTechnical Delegateの五東審判員が各国の女子競技審判員の指導を、Assessor(アセッサー)の源審判員や稲垣審判員が各国の男子競技審判員の指導を行いました。
日本から派遣した審判員たちの活動の様子やジャッジの様子を紹介します。
*日本の派遣審判員の紹介ページはこちら
開会式 |
[左:開会式の入場を待つ審判団/右:審判宣誓を行う宮崎審判員(左)]
大会前の活動 |
各国からの審判員を対象としたクリニックやミーティングが行われるとともに、国際審判員試験のためのフィットネステストも行われます。
女子競技では、大会前夜には全選手のスティック(ヘッド・ポケット・シャフト)のスペックチェックがあり、それを審判団が担当します。国際ルールではスティックに細かな規定が定められています。
[左:男女競技別に行われる審判団ミーティング/右:クリニックでプレゼンテーションを行う源審判員]
[左:フィットネステストに臨む女子競技審判団/右:スティックのチェックを行う女子競技審判団]
女子競技審判員 |
テクニカルデリゲイトは、試合後の審判団にその試合の講評と課題のフィードバックを行うとともに、個人指導を受け持ち、担当する各国の審判員に実地指導を行います。また、査定のためのビデオ撮影も行います。ビデオ査定を導入している国はまだ数少ない状況です。
[左:決勝戦。宮崎審判員(中央)、大久保審判員(右から2番目)/右:溝内審判員(豪州・香港戦)]
[左:小林審判員/右:フィードバックを行う喜嶋審判員(右から2人目)、米・シャーウォット審判員]
[左:豪州・ボウランド審判員、韓国・リー審判員に実地指導を行う五東審判員(左端)/右:査定のためのビデオ撮影を行う喜嶋審判員]
男子競技審判員 |
審判員は各国から派遣されますが、2010年頃に日本で活動していたRossband審判員も派遣されていました。
アセッサーは、数多くの試合を分担し、各試合の査定を行います。
[左:大和田審判員/右:2010年頃に日本でも活動していたRossband審判員(右から2人目)]
[左:査定を行う稲垣審判員(左)と豪州・ティザボルギ審判員/左:源審判員(右)と香港・フン審判員]
閉会式 |
[右:閉会式にて。大久保審判員(左)、溝内審判員(右)、テクニカルデリゲイトの豪州・バーガ審判員]
アラカルト |
女子競技審判員は国際大会で恒例となっているLuckyDipと呼ばれるプレゼント交換を行います。試合以外の場面でも多くの交流が行われることで、国を越えての親睦が深まります。タイで開催された今大会には、女子競技では香港で活動中の内山典子審判員も派遣されていた他、ベトナム駐在中の近藤雄亮審判員も激励に訪れ、各国の審判員と交流を行っていました。
閉会式後のセレモニーでは、国際大会で恒例となっている審判員に伝わる歌を全員で歌います。
[左:LuckyDipにて。内山審判員(奥・右端)/オフフィールドで記念撮影を行う男子競技審判団]
[左:激励に訪れた近藤審判員(左から2人目)/右:国際試合で恒例の審判員に伝わる歌を歌う]
白黒の審判着にちなみ、各国の審判団はシマウマのマスコットを所有しています。今大会の会場にもしっかりと「参加」していました。
[写真:日本のZeb Ro(右)と、香港のZeb Gon(左)]
・Text:日本ラクロス協会審判部・喜嶋志穂子
・Photo:日本ラクロス協会審判部、他
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