2016年度ラクロス東海チャレンジマッチ・女子戦
2016/06/20
2016年5月8日(日)、抜けるような青空の下、愛知県(名古屋市)・パロマ瑞穂北陸上競技場において、2016年度ラクロス東海チャレンジマッチとして、2016東海ユース選抜女子(以下、東海ユース) 対 神戸大学(以下、神戸)の試合を行った。会場は多くの新入生やラクロス会員,家族が観戦しに訪れ盛り上がりを見せていた。
[左:東海ユース選抜/右:神戸大学]
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
前半
東海ユース#12・堺と神戸#32・榊?本によるドローで試合開始。東海ユースの不正なドローにより、神戸ボールから試合が再開された。
序盤、先制点を巡る両者の激しい攻防が繰り広げられた。しかし試合開始5分、均衡が崩れる。東海ユースのフリースペース・トゥ・ゴールの侵害によるフリーシュートが神戸に与えられ、#31・権藤が先制点のシュートを決め0-1とした。
好プレーはあるもののミスが続く東海ユースは、早めのタイムアウトを取った。そして、試合が再開後、東海ユースは積極的な攻めを見せた。ファールが重なり神戸に2度のフリーシュートを許すも、ゴーリー#21・山家が防ぐ。そして、今回東海ユースの注目選手である#15・今井が鮮やかにダウンボールを奪い、ゴールを決めた。
これにより流れを掴んだ東海ユースは、その後#9・青木が、2点目のシュートを決めた。2-1となり逆転された神戸だったが、手にしたチャンスを逃すことなく連続で3得点をあげ、再び優勢に立った。しかし東海ユースも離されまいと得点を追加し、両者一歩も譲らないまま、4-6で前半終了。
後半
ハーフタイム終了後、流れが一転した。2点を追う東海ユースは#9・青木が目にも止まらぬ速さで相手を抜き、後半開始12秒でゴールを決め、1点差に詰め寄ると、またもや、東海ユース#19・伊藤のアシストを受け#9・青木がゴールを決め、6-6の同点に追いついた。その後はお互い譲らず7-7となった。
後半9分で、神戸#39・速水がプッシングでイエローカードを提示され、3分間の退場となった。しかし、東海ユースを突き放さんとばかりに、神戸がパスを繋ぎ#31・権藤がシュートを決めた。#31・権藤はさらに1点を追加し、神戸は7-9で再び優位に立った。
その後のドローで東海ユースの選手が1人足りておらず、30秒を超過したためクリーピングとなり、フィールドキャプテンにグリーンカードが提示された。神戸#23・白江のボールで試合が再開され、東海ユースのファールによりフリーシュートのチャンスを手にした#23・白江がこれを決め、後半残り15分で7-10となった。その後、なかなか追加点が決まらなかったが、残り9分、神戸のファールにより東海ユース#9・青木がフリーシュートを決め8-10とする。
残り6分、東海ユースのファールにより神戸#23・白江がフリーシュートを獲得した。これを確実に決め、8-11となり、点差は3点に広がった。その後5分間、両者の白熱したプレーに目を離すことができなかった。激しい攻防の入れ替えと迫る終了時間。残り時間僅かのところで神戸#32・榊?本がシュート撃つもセーブされ、そこで試合終了。
8-11で終始試合を有利に進めた神戸大学に軍配が上がった。
試合終了後のインタビューで東海ユース#1・寺崎は、「基礎技術は神戸の方が優れていた。今後全国の強豪を倒すことが目標」と意気込みを語った。今後注目の選手として挙げられた、本日6得点の#9・青木選手は新入生に向けて「ラクロスで素敵な仲間とつながることができた。一緒にラクロスをして、友達との輪を広げ、活躍しましょう」と語った。
両者の勝利への執念や、仲間との絆が伝わってくる、熱い試合であった。
・Text by 日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会ゲームレポート班・新井萌(椙山女学園大学)
・Photo by 日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会取材班
[左:東海ユース選抜/右:神戸大学]
スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
計
|
東海ユース選抜
|
4
|
4
|
8
|
神戸大学
|
6
|
5
|
11
|
東海ユース選抜 | 神戸大学 |
#9 青木 悠香 (6)
|
#31 権藤 眞美 (5) |
#15 今井 麻佑子 (2) | #23 白江 真子 (4) |
- | #1 川西 真由実 (1) |
-
|
#32 榊本 みゆ (1) |
主審 | 小鹿 えりか |
副審 | 坂本 一美 |
松井 友梨 | |
テーブルオフィシャル | 木下 結理 |
前半
東海ユース#12・堺と神戸#32・榊?本によるドローで試合開始。東海ユースの不正なドローにより、神戸ボールから試合が再開された。
序盤、先制点を巡る両者の激しい攻防が繰り広げられた。しかし試合開始5分、均衡が崩れる。東海ユースのフリースペース・トゥ・ゴールの侵害によるフリーシュートが神戸に与えられ、#31・権藤が先制点のシュートを決め0-1とした。
好プレーはあるもののミスが続く東海ユースは、早めのタイムアウトを取った。そして、試合が再開後、東海ユースは積極的な攻めを見せた。ファールが重なり神戸に2度のフリーシュートを許すも、ゴーリー#21・山家が防ぐ。そして、今回東海ユースの注目選手である#15・今井が鮮やかにダウンボールを奪い、ゴールを決めた。
これにより流れを掴んだ東海ユースは、その後#9・青木が、2点目のシュートを決めた。2-1となり逆転された神戸だったが、手にしたチャンスを逃すことなく連続で3得点をあげ、再び優勢に立った。しかし東海ユースも離されまいと得点を追加し、両者一歩も譲らないまま、4-6で前半終了。
後半
ハーフタイム終了後、流れが一転した。2点を追う東海ユースは#9・青木が目にも止まらぬ速さで相手を抜き、後半開始12秒でゴールを決め、1点差に詰め寄ると、またもや、東海ユース#19・伊藤のアシストを受け#9・青木がゴールを決め、6-6の同点に追いついた。その後はお互い譲らず7-7となった。
後半9分で、神戸#39・速水がプッシングでイエローカードを提示され、3分間の退場となった。しかし、東海ユースを突き放さんとばかりに、神戸がパスを繋ぎ#31・権藤がシュートを決めた。#31・権藤はさらに1点を追加し、神戸は7-9で再び優位に立った。
その後のドローで東海ユースの選手が1人足りておらず、30秒を超過したためクリーピングとなり、フィールドキャプテンにグリーンカードが提示された。神戸#23・白江のボールで試合が再開され、東海ユースのファールによりフリーシュートのチャンスを手にした#23・白江がこれを決め、後半残り15分で7-10となった。その後、なかなか追加点が決まらなかったが、残り9分、神戸のファールにより東海ユース#9・青木がフリーシュートを決め8-10とする。
残り6分、東海ユースのファールにより神戸#23・白江がフリーシュートを獲得した。これを確実に決め、8-11となり、点差は3点に広がった。その後5分間、両者の白熱したプレーに目を離すことができなかった。激しい攻防の入れ替えと迫る終了時間。残り時間僅かのところで神戸#32・榊?本がシュート撃つもセーブされ、そこで試合終了。
8-11で終始試合を有利に進めた神戸大学に軍配が上がった。
試合終了後のインタビューで東海ユース#1・寺崎は、「基礎技術は神戸の方が優れていた。今後全国の強豪を倒すことが目標」と意気込みを語った。今後注目の選手として挙げられた、本日6得点の#9・青木選手は新入生に向けて「ラクロスで素敵な仲間とつながることができた。一緒にラクロスをして、友達との輪を広げ、活躍しましょう」と語った。
両者の勝利への執念や、仲間との絆が伝わってくる、熱い試合であった。
・Text by 日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会ゲームレポート班・新井萌(椙山女学園大学)
・Photo by 日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会取材班
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