東海地区・審判部女子 審判員向け合宿
2017/06/25
2017年5月27日(土)から28日(日)の二日間にかけ、東海地区審判部女子は愛知県名古屋市内にて合宿を開催した。
[写真:審判合宿のしおり(左:表紙/右:目的)]
この合宿は、東海地区の審判員のスキルアップと意欲向上を目的として、有志の審判員を対象に企画されたもので、昨年2016年度より始まり今年で2回目となる。
合宿の主なプログラムは下記の通り。
■27日 午前・午後の部 及び 28日 午前の部
第14回でらうま杯(女子)において派遣対応した審判員に対し、2級以上の審判員をテクニカルデリゲート(技術評価を行う者)として査定につけ、東海地区オリジナルのフィードバックシートを用いたレビューを実施。
マンツーマンで対話することによって充実した振り返りを行い、次の試合のステップを明確にすることを狙いとしている。2日間でのべ28名の3級審判員がフィードバックを受けた。
■27日 夜の部
名古屋市内の宿泊施設に集まり、二部構成でミーティングを実施。第一部は「審判員の楽しさについて」。立場の違う4人の社会人パネリストに審判の楽しさを語ってもらい、学生審判と吹くことの楽しさや審判活動を続けることの魅力を共有した。第二部は「‘チーム審判’としてのコミュニケーションと役割分担」と題し、毎試合ごと違う4人で即席チームを組む‘チーム審判’の特殊性と、限られた時間の中で必要となるコミュニケーションについて、グループワーク形式で議論した。
[左:パネリストの江川さん/右:課題に取り組む参加者たち]
当日のプログラムを終了し、宿舎の居室に移動すると、自然とざっくばらんな雑談会が始まった。次第にお悩み相談室のような雰囲気となり、社会人審判から学生審判に真摯なアドバイスがあるなど、就寝まで充実した一日となった。
[写真:夜の部終了後]
■28日 午後の部
エキシビションマッチとして東海地区トップクラスの審判員が「東海ユース選抜 対 SELFISH(セルフィッシュ)」の試合を担当し、そのパフォーマンスを題材に解説講習会を実施した。前日のワークの題目でもあった「‘チーム審判’としてのコミュニケーションと役割分担」をテーマに試合を観戦し、気付いたことを出し合い共有を行った。
※エキシビションマッチの担当審判員
・主審:阪本一美
・副審:横井佑美、加藤仁美、小鹿えりか
[写真:エキシビジョンマッチの担当審判員と講習会参加者]
参加者からは、「先輩審判の話を聞く機会が貴重だった」、「視野が広がった」、「自分もそうなりたいと思った」というマインド面の変化や、「夜の部の内容がエキシビションマッチのテーマと連動しており、審判に必要なコミュニケーションについて理解が深まった」、「上級審判のハーフタイムや試合後の振り返りが勉強になった」等、スキル面での気付きに繋がったという感想が得られた。
今後は、現場でのヒアリングや合宿後のアンケートから得られた要望や課題などを整理し、来たるリーグ戦に向け有効な施策へ繋げていく。
■関連レポート(各地区審判育成活動)
*北海道地区・男子競技審判員育成活動(2015年)
*東北地区・審判員・指導者交流会(2016年)
*関東地区・女子新規4級審判員実地講習会(2016年)
*関西地区・学生女子競技審判員勉強交流会(2016年)
*中四国地区・審判講習会(2015年)
*九州地区・男子競技新規審判講習会(2015年)
Text and photo by 日本ラクロス協会審判部(東海地区)女子総務班長・永田久美子
Photo by 日本ラクロス協会事務局広報部(東海地区)・小保方智行
[写真:審判合宿のしおり(左:表紙/右:目的)]
この合宿は、東海地区の審判員のスキルアップと意欲向上を目的として、有志の審判員を対象に企画されたもので、昨年2016年度より始まり今年で2回目となる。
合宿の主なプログラムは下記の通り。
■27日 午前・午後の部 及び 28日 午前の部
第14回でらうま杯(女子)において派遣対応した審判員に対し、2級以上の審判員をテクニカルデリゲート(技術評価を行う者)として査定につけ、東海地区オリジナルのフィードバックシートを用いたレビューを実施。
マンツーマンで対話することによって充実した振り返りを行い、次の試合のステップを明確にすることを狙いとしている。2日間でのべ28名の3級審判員がフィードバックを受けた。
■27日 夜の部
名古屋市内の宿泊施設に集まり、二部構成でミーティングを実施。第一部は「審判員の楽しさについて」。立場の違う4人の社会人パネリストに審判の楽しさを語ってもらい、学生審判と吹くことの楽しさや審判活動を続けることの魅力を共有した。第二部は「‘チーム審判’としてのコミュニケーションと役割分担」と題し、毎試合ごと違う4人で即席チームを組む‘チーム審判’の特殊性と、限られた時間の中で必要となるコミュニケーションについて、グループワーク形式で議論した。
[左:パネリストの江川さん/右:課題に取り組む参加者たち]
当日のプログラムを終了し、宿舎の居室に移動すると、自然とざっくばらんな雑談会が始まった。次第にお悩み相談室のような雰囲気となり、社会人審判から学生審判に真摯なアドバイスがあるなど、就寝まで充実した一日となった。
[写真:夜の部終了後]
■28日 午後の部
エキシビションマッチとして東海地区トップクラスの審判員が「東海ユース選抜 対 SELFISH(セルフィッシュ)」の試合を担当し、そのパフォーマンスを題材に解説講習会を実施した。前日のワークの題目でもあった「‘チーム審判’としてのコミュニケーションと役割分担」をテーマに試合を観戦し、気付いたことを出し合い共有を行った。
※エキシビションマッチの担当審判員
・主審:阪本一美
・副審:横井佑美、加藤仁美、小鹿えりか
[写真:エキシビジョンマッチの担当審判員と講習会参加者]
参加者からは、「先輩審判の話を聞く機会が貴重だった」、「視野が広がった」、「自分もそうなりたいと思った」というマインド面の変化や、「夜の部の内容がエキシビションマッチのテーマと連動しており、審判に必要なコミュニケーションについて理解が深まった」、「上級審判のハーフタイムや試合後の振り返りが勉強になった」等、スキル面での気付きに繋がったという感想が得られた。
今後は、現場でのヒアリングや合宿後のアンケートから得られた要望や課題などを整理し、来たるリーグ戦に向け有効な施策へ繋げていく。
■関連レポート(各地区審判育成活動)
*北海道地区・男子競技審判員育成活動(2015年)
*東北地区・審判員・指導者交流会(2016年)
*関東地区・女子新規4級審判員実地講習会(2016年)
*関西地区・学生女子競技審判員勉強交流会(2016年)
*中四国地区・審判講習会(2015年)
*九州地区・男子競技新規審判講習会(2015年)
Text and photo by 日本ラクロス協会審判部(東海地区)女子総務班長・永田久美子
Photo by 日本ラクロス協会事務局広報部(東海地区)・小保方智行
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