【FIL女子U19ラクロス世界選手権】大会レポート(8/6・第3戦 対オーストラリア)

2011/08/07

2011年8月6日。
19歳以下女子日本代表(以下、U19日本代表)は、前回大会準優勝のオーストラリアと対戦しました。

オーストラリア戦高野選手

スコア
チーム 前半 後半 合計
日本 2 5 7
オーストラリア 9 6 15
得点者
日本
#23 出原 由佳子 (3)
#14 小西 那奈 (2)
#4 稗田 早織 (1)
#10 寶田 倫子 (1)
ゲームレポート
昨日の勝利の価値が問われるオーストラリア戦。
選手達は、今日も「絶対勝つ」という気持ちを全面に押し出していた。

しかし、試合が始まるとその気持ちが完全に空回りしてしまう。
先制された直後、キャプテンAT#23出原が得点し、1-1。
ここから、日本は海外強豪国の爆発力を目の当たりにする。
9分に体格の差を活かしたフィードでの失点を始まりに、イエローカード等で1~2人少ない時間帯が続いたこともあり、24分までに8連続得点を許し1-9となる。
途中、タイムアウトで流れを切ろうとするも効果なく、ドローの獲得に苦しみ、一方的に日本の守備エリアを蹂躙される。

日本は、後半開始直後に3連続で得点し流れを掴みかけるが、
その後は点を取りつ取られつの展開となり、点差が縮まらない。
試合終了直前にAT#10寳田が一矢報いたが、7-15での敗戦となった。

得点差程の技術の差は感じなかった。
しかし、試合の展開を読む力、ラクロスインテリジェンスの差は脱帽するほかない。

明日のホーデノソーニー戦で、浮上のキッカケをつかんでほしい。


6得点をあげたMOLLISON Danelle選手タイムアウトを取る日本ベンチ
<左:6得点をあげたMOLLISON Danelle選手/右:タイムアウトを取る日本ベンチ>

オーストラリア戦3得点をあげた出原選手
<左:オーストラリアの怒涛の攻撃が続く/右:重要な局面で3得点をあげた出原選手>

ダブルを仕掛ける試合終了後の選手達
<左:終盤、果敢にダブルを仕掛ける/右:最後の速攻は実らず、試合は終了した>


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Text by:日本ラクロス協会今大会Country President・佐藤壮(2009年女子日本代表ヘッドコーチ)
Photo by:日本ラクロス協会広報部・大木佳奈