【FIL女子U19ラクロス世界選手権】大会レポート(8/7・第4戦 対ホーデノソーニー)

2011/08/08

2011年8月7日。19歳以下女子日本代表(以下、U19日本代表)は、
ラクロス発祥の地に住む北米先住民族・イラコイ連邦の代表であるホーデノソーニーとの試合に臨みました。

(2011.8.9 得点者・ゲームレポート追記)

ホーデノソーニー戦1ホーデノソーニー戦2

スコア
チーム 前半 後半 合計
日本 11 18 29
ホーデノソーニー 5 7 12
得点者
日本
#10 寶田 倫子 (7)
#14 小西 那奈 (5)
#9 石井 麻衣 (4)
#4 稗田 早織 (3)
#20 剱持 真衣 (3)
#7 鈴木 由真 (2)
#21 白城 栄里子 (2)
#8 大森 すみれ (1)
#17 木村 奈採 (1)
#23 出原 由佳子 (1)
MVP(Most Valueable Player)
#14 小西 那奈
MVPを受賞した小西選手

ゲームレポート
1勝2敗で迎えたホーデノソーニー戦。実力的には絶対に落とせない一戦となる。
ホーデノソーニーは3連敗中で、カナダとオーストラリアNに、ともに20点以上の大差で負けている。

試合は以外な展開で幕をあける。
ホーデノソーニーに先制を許した後、AT#10寶田、MF#23出原、AT#10寶田と3連続で得点し3-1とするも、
ホーデノソーニーのシュートがことごとく日本のゴールネットを揺らす。
得点の奪い合いとなり、前半10分の時点で、5-4で日本の僅差リードとなる。

しかし、ホーデノソーニーが戦えたのもここまでで、その後は実力差どおり日本がゴールを重ねていく。
前半が終わってみれば、11-5となり試合を決定づけた。

後半は、ここまで出場機会に恵まれなかった選手達もプレーし、更に点差を広げる。
後半10分の時点には、19-7と得点後も時間が流れる12点差をつけた(※)。
ここからホーデノソーニーも粘りを見せたが、結果、大量29得点を奪う結果となった。
(※国際ルールでは、試合時間は30分ハーフで、全てのオフボールで時計は止まる。但し、12点差がついた場合は、得点後のオフボールでも時間が流れる)

この試合の日本は、いつものプレスディフェンスではなく、マンツーマンディフェンス中心で戦っていた。
出場機会の少なかった選手も活躍し、新しい事も試すことができた、収穫の多い2勝目となったのでないだろおうか。

次のカナダ戦、日本の勝利を期待したい。


ホーデノソーニー戦3ホーデノソーニー戦4
<左右:試合序盤は点を奪い合う、激しい攻防が続いた>

ホーデノソーニー戦5ホーデノソーニー戦6
<左右:徐々に日本はペースを取り戻し、点差を広げていく>

ホーデノソーニー戦7ホーデノソーニー戦8
<左右:出場機会に恵まれなかった選手の活躍も含め、多くの経験を積むことができた試合となった>


フォトギャラリーには、他にもたくさんの大会風景・写真を掲載していきます。
ぜひ、ご覧下さい。

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Text by:日本ラクロス協会今大会Country President・佐藤壮(2009年女子日本代表ヘッドコーチ)
Photo by:日本ラクロス協会広報部・大木佳奈、19歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・會田好美