第4回全日本ラクロス大学選手権大会・準決勝戦/大阪会場(女子)
2012/11/23
日時:2012年11月23日(金・祝) 14:30試合開始
場所:大阪・鶴見緑地球技場
同志社大学(白) vs 金城学院大学(緑)
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
雨上がりの曇り空が広がり、足元から冷え込む寒さの中、2012年11月23日、第4回全日本ラクロス大学選手権大会・準決勝戦、同志社大学(以下、同志社) 対 金城学院大学(以下、金城)の試合を、鶴見緑地球技場において開催した。多くの観客が注目する中、意地とプライドをかけて関西リーグ1位と東海リーグ1位が、大学選手権決勝戦への出場権を奪い合う戦いが今はじまる。
前半開始、ドローを制したのは金城。しかし、ボールを獲り流れに乗って攻める金城からボールを奪った同志社は、開始48秒、#22河原林が点を決めた。同志社を流れに乗せたくない金城は開始2分53秒、#49中島が1点を取り返す。
両チームともに攻めの姿勢が強い大胆なプレーが多く、そのせいか、ファウルが目立ち、金城にはイエローカードが提示された。金城は、苦しい中でもプレッシャーに負けず、逆に#49中島が点を決めるも、なかなか流れを掴むことができない。同志社も連続して#23辻野、#5山本が点を取るが勢いに乗ることができない。
両チーム、互いに素晴らしいパス回しで、ゴール間際までボールを運ぶが、あと一歩が届かない。そんな中、前半終了間際に金城のゴーリーからのロングパスを確実にキャッチしたプレーに会場は大いに盛り上がった。そのままシュートとなるかと思われたが、シュートが外れたところでホイッスルが鳴り、3-3の同点で前半終了となる。
同点で迎えた後半、ドロー奪い取った金城は後半開始してすぐに追加点をあげた。それに負けじと同志社#13大畠が同点ゴールを取ると#10木村も続いた。
ファウルと点の取り合いが続く中、難しいコースからの金城#11部田の鋭いシュートがゴールに突き刺さった。同志社はチームタイムアウトを取り、体勢を立て直し、1点を奪い流れを握ろうとするが、これをモノにすることが出来ず、両者とも点の取り合いとなり、緊張の時間が続く。
試合終了間際、同志社のシュートを止めた金城からのクリアを、同志社#14山田がインターセプトし、ゴールに向かうも焦りのプレーが見え、金城ボールになってしまう。圧倒的なスピードで金城#14澤木が味方からパスを貰い、1対1で豪快にゴールネットを揺らし、会場のボルテージは一気に上がった。同志社は反撃することを許されず、8-10で試合終了。
東海リーグ1位の金城が勝利を納めた。
足場の悪い中、死闘を繰り広げてくれた両者に観客から大きな拍手が送られた。全日本ラクロス大学選手権大会決勝戦に挑む金城学院大学の今後の活躍に期待し、負けた同志社大学にはさらなる向上を期待したい。
*フォトギャラリー「第4回全日本ラクロス大学選手権・準決勝」はこちらへ
・Text:日本学生ラクロス連盟西日本支部 広報委員会ゲームレポート班:川村美樹(京都橘大学)、染井汐美(大阪学院大学)、藤中ひかる(帝塚山大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部次長・中山崇
場所:大阪・鶴見緑地球技場
同志社大学(白) vs 金城学院大学(緑)
スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
TOTAL
|
同志社大学
|
3
|
5
|
8
|
金城学院大学
|
3
|
7
|
10
|
得点者
同志社大学 | 金城学院大学 |
#10 木村 有希 (2)
|
#49 中島 ゆめの (3) |
#13 大畠 千咲 (2)
|
#53 河合 絢乃 (3) |
#23 辻野 温子 (2)
|
#11 部田 恵理華 (2) |
#5 山本 ひかり (1) | #14 澤木 志歩 (1) |
#22 河原林 紘子 (1) | #66 中尾 衣里 (1) |
審判員
主審 | 平野 倫子 |
副審 | 溝内 貴恵 |
草刈 かなこ | |
松本 美奈子 |
ゲームレポート
雨上がりの曇り空が広がり、足元から冷え込む寒さの中、2012年11月23日、第4回全日本ラクロス大学選手権大会・準決勝戦、同志社大学(以下、同志社) 対 金城学院大学(以下、金城)の試合を、鶴見緑地球技場において開催した。多くの観客が注目する中、意地とプライドをかけて関西リーグ1位と東海リーグ1位が、大学選手権決勝戦への出場権を奪い合う戦いが今はじまる。
前半開始、ドローを制したのは金城。しかし、ボールを獲り流れに乗って攻める金城からボールを奪った同志社は、開始48秒、#22河原林が点を決めた。同志社を流れに乗せたくない金城は開始2分53秒、#49中島が1点を取り返す。
両チームともに攻めの姿勢が強い大胆なプレーが多く、そのせいか、ファウルが目立ち、金城にはイエローカードが提示された。金城は、苦しい中でもプレッシャーに負けず、逆に#49中島が点を決めるも、なかなか流れを掴むことができない。同志社も連続して#23辻野、#5山本が点を取るが勢いに乗ることができない。
両チーム、互いに素晴らしいパス回しで、ゴール間際までボールを運ぶが、あと一歩が届かない。そんな中、前半終了間際に金城のゴーリーからのロングパスを確実にキャッチしたプレーに会場は大いに盛り上がった。そのままシュートとなるかと思われたが、シュートが外れたところでホイッスルが鳴り、3-3の同点で前半終了となる。
同点で迎えた後半、ドロー奪い取った金城は後半開始してすぐに追加点をあげた。それに負けじと同志社#13大畠が同点ゴールを取ると#10木村も続いた。
ファウルと点の取り合いが続く中、難しいコースからの金城#11部田の鋭いシュートがゴールに突き刺さった。同志社はチームタイムアウトを取り、体勢を立て直し、1点を奪い流れを握ろうとするが、これをモノにすることが出来ず、両者とも点の取り合いとなり、緊張の時間が続く。
試合終了間際、同志社のシュートを止めた金城からのクリアを、同志社#14山田がインターセプトし、ゴールに向かうも焦りのプレーが見え、金城ボールになってしまう。圧倒的なスピードで金城#14澤木が味方からパスを貰い、1対1で豪快にゴールネットを揺らし、会場のボルテージは一気に上がった。同志社は反撃することを許されず、8-10で試合終了。
東海リーグ1位の金城が勝利を納めた。
足場の悪い中、死闘を繰り広げてくれた両者に観客から大きな拍手が送られた。全日本ラクロス大学選手権大会決勝戦に挑む金城学院大学の今後の活躍に期待し、負けた同志社大学にはさらなる向上を期待したい。
*フォトギャラリー「第4回全日本ラクロス大学選手権・準決勝」はこちらへ
・Text:日本学生ラクロス連盟西日本支部 広報委員会ゲームレポート班:川村美樹(京都橘大学)、染井汐美(大阪学院大学)、藤中ひかる(帝塚山大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部次長・中山崇
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