香港・審判クリニック

2013/05/05

日本ラクロス協会重点事業の1つである「アジアへの普及協力」の活動の1つとして、2013年3月16日(土)及び17日(日)に、香港・香港大学及びHappy Valley Sports Groundにて開催されたHong Kong Lacrosse Association(香港ラクロス協会。以下、HKLA)によるReferee Clinicsの講師として、日本ラクロス協会公認1級男子競技審判員・稲垣和彦と志水研太郎を派遣した。
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[左:HKLAの受講者たち / 右:実地査定の後にジャッジの意図を確認する志水・稲垣審判員(左側)]

本クリニックは、2009年にスタートしたHKLA Officiating Programにおける21名のLevel 1 Officials(日本の3級審判員に相当)の中の6名を査定し、Level 2の審判員を選出するだけでなく、HKLA内で査定を行えるようにするための査定方法の確立を目的とした。

■講習内容
 3月16日(土)  ・ 査定ポイントと査定方法について
 ・ 査定者としての試合の見方
 ・ 実地査定
 3月17日(日)  ・ 国際資格向け筆記試験の模擬受験
 ・ 実地査定
審判員のレベル向上は、その国のプレーの技術レベルの向上に直結しているだけでなく、ゲームの魅力向上にもつながっていると考えているため、普及という観点でも非常に重要な軸であると考えているので、日本ラクロス協会としては今後もアジア各国へ審判員の派遣を継続して行っていく予定。

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[左:ビデオを見ながら査定ポイントの解説を行う/右:室内講習参加者]


・Text:日本ラクロス協会審判部・志水研太郎
・Photo:日本ラクロス協会審判部・稲垣和彦、Hong Kong Lacrosse Association・Frankie Fung