第22回東海学生ラクロスリーグ戦(決勝戦・男子)
2013/11/21
日時:2013年11月4日(月祝) 11:00試合開始
場所:愛知県(名古屋市)・瑞穂公園北陸上競技場
名城大学(白) vs 南山大学(青)
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
2013年11月4日(月祝)、瑞穂公園北陸上競技場にて第22回東海学生ラクロスリーグ戦決勝戦、名城大学(以下、名城)VS南山大学(以下、南山)試合を行った。
1部リーグを2位で通過し3年ぶりの王座奪還を狙う名城大学と、2部リーグを圧倒的な強さで勝ち上がってきた南山大学との、第5回全日本ラクロス大学選手権大会への切符を懸けた激闘が幕を開けた。
第1Q
名城がフェイスオフで最初のポゼッションを奪った。ボールを回してゴールに迫ろうとするがなかなかチャンスをつくれない。すると開始6分、南山#51深田の強烈なジャンプシュートが名城ゴーリー#3中村の頭上を抜いてゴールに突き刺さり南山が先制。勢いに乗る南山は9分、#76渡邉が一人かわしてシュートを決め、2点リードとなる。ボールを奪って反撃したい名城だが、ファールを犯してしまい試合の流れを掴むことができない。逆に、試合の流れを掴んだ南山がエキストラマンオフェンスでさらに加点し、0-3で1Qを終える。
第2Q
名城オフェンス陣が躍動する。#15赤堀や#47遠藤らが南山ディフェンス陣の激しいボディチェックをかいくぐりシュートを放つが南山ゴーリー#1河合の好セーブに阻まれなかなか得点できない。しかし、南山のエキストラマンオフェンスをしのいだ2Q10分、#30安藤のパスに#47遠藤が合わせ、ついにゴールを奪った。さらに、#47遠藤、#15赤堀が立て続けにゴールを奪い、あっという間に3-3の同点に追いついた。南山はその後も続く名城の怒涛の攻撃をゴーリー#1河合を中心に守るが、18分、名城#91橋本にアンダーハンドからシュートを決められ、ついに名城が逆転する。シュートが決まると名城の応援席は今日一番の盛り上がりを見せた。得点後のフェイスオフでポゼッションを奪い、試合の主導権を握った名城が4-3で1点リードし前半を終える。
第3Q
南山#20のアンスポーツマンライクコンダクトにより、名城の3分間のエキストラマンオフェンスで後半が始まる。名城の強力オフェンス陣が次々とシュートと放つが、南山ディフェンス陣が一人少ない中でも固い守りを見せる。ピンチをしのいだ南山は#28高橋が強烈なミドルショートを放つなど反撃に転じるが、ファールを犯してしまい名城にチャンスを与えてしまう。対して名城は6分、エキストラマンオフェンスの中、#30安藤がゴール前で落ち着いてシュートを放ちリードを2点に広げる。さらにゴール裏からのパスに#47遠藤、#65花村が合わせ追加点。エキストラマンオフェンスで確実に得点を重ねた名城がリードを広げ、7-3で3Qを終える。
第4Q
最終クウォーターに入っても名城は激しい体のぶつかりでグラウンドボールを奪い、#15赤堀や#91橋本らがシュートを放つ。しかし、今日の試合で再三の好セーブを見せた南山ゴーリー#1河合が名城に追加点を与えない。ピンチをしのいだ南山は4Q7分、#51深田が今日2得点目となるミドルシュートをゴール左下に突き刺した。さらに12分、#28高橋がゴール裏からの上がり際でジャンプシュートを決め、2点差に詰め寄る。残り時間が少ない中、南山はポゼッションを取りたいところだが、名城オフェンスは落ち着いた攻撃でボールをキープし、勝利を手繰り寄せる。終了間際、南山#20塚本や#14沼田らがシュートを放つが、点数は追加されることなくグラウンドにはホイッスルの音が鳴り響いた。同時に両チームの選手たちには惜しみない拍手とエールが送られ、歓声の沸き起こる中、名城が7-5で全日本大学選手権大会への切符を手にした。
1Qこそ南山に試合の主導権を握られたが、その後は立て直し、フェイスオフやグラウンドボールを制し、長いポゼッション時間で攻め続けた名城に軍配があがった。試合終了間際になっても、気迫のこもったプレーを見せ、最後までゴールを狙い続ける両チームの姿は東海の代表を決めるに相応しいものであった。
試合終了後の挨拶では、熱い闘いを見せてくれた選手達を讃える声援と拍手が送られた。試合終了後のインタビューで名城主将#6村上は、今日の試合について「今日勝てたのはOBや応援してくれた方々のおかげです。しかし、名城の目標である"打倒関西”を達成するまで負ける訳にはいかないので、引き続き応援よろしくお願いします」と述べた。
16日に行われた全日本ラクロス大学選手権1回戦で勝利した名城大学は、23日の大学選手権準決勝戦で、さらなる高みを目指す。
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部 広報委員会・山田陽平(名古屋大学)
・Photo:日本学生ラクロス連盟東海支部 広報委員会 取材班、日本ラクロス協会総務部次長(東海地区)・八木信行
場所:愛知県(名古屋市)・瑞穂公園北陸上競技場
名城大学(白) vs 南山大学(青)
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
名城大学
|
0
|
4
|
3
|
0
|
7
|
南山大学
|
3
|
0
|
0
|
2
|
5
|
名城大学 | 南山大学 |
#47 遠藤 健太 (3) | #51 深田 基幹 (2) |
#15 赤堀 大希 (1) | #10 渡辺 涼太 (1) |
#30 安藤 圭吾 (1) | #28 高橋 亮太 (1) |
#55 松井 一平 (1) | #76 渡邉 裕俊 (1) |
#91 橋本 貴斗 (1) | - |
主審 | 大西心尚 |
副審 | 近藤大貴 |
田中恵太郎 | |
CBO | 佐野公亮 |
2013年11月4日(月祝)、瑞穂公園北陸上競技場にて第22回東海学生ラクロスリーグ戦決勝戦、名城大学(以下、名城)VS南山大学(以下、南山)試合を行った。
1部リーグを2位で通過し3年ぶりの王座奪還を狙う名城大学と、2部リーグを圧倒的な強さで勝ち上がってきた南山大学との、第5回全日本ラクロス大学選手権大会への切符を懸けた激闘が幕を開けた。
第1Q
名城がフェイスオフで最初のポゼッションを奪った。ボールを回してゴールに迫ろうとするがなかなかチャンスをつくれない。すると開始6分、南山#51深田の強烈なジャンプシュートが名城ゴーリー#3中村の頭上を抜いてゴールに突き刺さり南山が先制。勢いに乗る南山は9分、#76渡邉が一人かわしてシュートを決め、2点リードとなる。ボールを奪って反撃したい名城だが、ファールを犯してしまい試合の流れを掴むことができない。逆に、試合の流れを掴んだ南山がエキストラマンオフェンスでさらに加点し、0-3で1Qを終える。
第2Q
名城オフェンス陣が躍動する。#15赤堀や#47遠藤らが南山ディフェンス陣の激しいボディチェックをかいくぐりシュートを放つが南山ゴーリー#1河合の好セーブに阻まれなかなか得点できない。しかし、南山のエキストラマンオフェンスをしのいだ2Q10分、#30安藤のパスに#47遠藤が合わせ、ついにゴールを奪った。さらに、#47遠藤、#15赤堀が立て続けにゴールを奪い、あっという間に3-3の同点に追いついた。南山はその後も続く名城の怒涛の攻撃をゴーリー#1河合を中心に守るが、18分、名城#91橋本にアンダーハンドからシュートを決められ、ついに名城が逆転する。シュートが決まると名城の応援席は今日一番の盛り上がりを見せた。得点後のフェイスオフでポゼッションを奪い、試合の主導権を握った名城が4-3で1点リードし前半を終える。
第3Q
南山#20のアンスポーツマンライクコンダクトにより、名城の3分間のエキストラマンオフェンスで後半が始まる。名城の強力オフェンス陣が次々とシュートと放つが、南山ディフェンス陣が一人少ない中でも固い守りを見せる。ピンチをしのいだ南山は#28高橋が強烈なミドルショートを放つなど反撃に転じるが、ファールを犯してしまい名城にチャンスを与えてしまう。対して名城は6分、エキストラマンオフェンスの中、#30安藤がゴール前で落ち着いてシュートを放ちリードを2点に広げる。さらにゴール裏からのパスに#47遠藤、#65花村が合わせ追加点。エキストラマンオフェンスで確実に得点を重ねた名城がリードを広げ、7-3で3Qを終える。
第4Q
最終クウォーターに入っても名城は激しい体のぶつかりでグラウンドボールを奪い、#15赤堀や#91橋本らがシュートを放つ。しかし、今日の試合で再三の好セーブを見せた南山ゴーリー#1河合が名城に追加点を与えない。ピンチをしのいだ南山は4Q7分、#51深田が今日2得点目となるミドルシュートをゴール左下に突き刺した。さらに12分、#28高橋がゴール裏からの上がり際でジャンプシュートを決め、2点差に詰め寄る。残り時間が少ない中、南山はポゼッションを取りたいところだが、名城オフェンスは落ち着いた攻撃でボールをキープし、勝利を手繰り寄せる。終了間際、南山#20塚本や#14沼田らがシュートを放つが、点数は追加されることなくグラウンドにはホイッスルの音が鳴り響いた。同時に両チームの選手たちには惜しみない拍手とエールが送られ、歓声の沸き起こる中、名城が7-5で全日本大学選手権大会への切符を手にした。
1Qこそ南山に試合の主導権を握られたが、その後は立て直し、フェイスオフやグラウンドボールを制し、長いポゼッション時間で攻め続けた名城に軍配があがった。試合終了間際になっても、気迫のこもったプレーを見せ、最後までゴールを狙い続ける両チームの姿は東海の代表を決めるに相応しいものであった。
試合終了後の挨拶では、熱い闘いを見せてくれた選手達を讃える声援と拍手が送られた。試合終了後のインタビューで名城主将#6村上は、今日の試合について「今日勝てたのはOBや応援してくれた方々のおかげです。しかし、名城の目標である"打倒関西”を達成するまで負ける訳にはいかないので、引き続き応援よろしくお願いします」と述べた。
16日に行われた全日本ラクロス大学選手権1回戦で勝利した名城大学は、23日の大学選手権準決勝戦で、さらなる高みを目指す。
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部 広報委員会・山田陽平(名古屋大学)
・Photo:日本学生ラクロス連盟東海支部 広報委員会 取材班、日本ラクロス協会総務部次長(東海地区)・八木信行
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