関東地区・女子地区別1年生練習会(フレクリ)
2014/12/15
2014年における、関東地区の女子1年生育成活動の経過報告です。
関東地区に所属している大学数は多く,それらの1年生全員を一カ所に集めて練習会を行うことは非常に難しいため、関東地区では所属している大学をさらに4つの地区に分け,それぞれの地区で練習会を行っています。
5年前は6つの地区に分かれていましたが、指導者の人数などの関係もあり、翌年には5つの地区、さらに翌年には4つの地区になり、現在に至っています。
各地区には、地区の練習会を取りまとめる社会人のヘッドコーチ(HC)と、それをサポートするアシスタントコーチ(AC)・地区SG(セーフティーガード;安全対策担当者)がおり、それらのメンバーで地区の活動を運営しています。
地区に所属する全大学の全1年生を対象にしている練習会が『フレッシュマンクリニック(フレクリ)』です。日程によって増減しますが、フレクリへの参加者数は毎回150名程度です。この規模の練習会をHCやACだけで行うのは非常に難しいため、各大学の育成担当者に指導者として参加してもらいながら、練習会を運営しています。どの大学も4月半ばから5月半ばにかけて入部をするので、5月以降に月1回程度を目標に、各地区でフレクリを開催しています。
仕方の無いことですが、時間が経つにつれて各1年生間には力の差が見えてきます。それでも、練習メニューの調整をしながらフレクリを運営していくことが、HCやACの腕の見せ所でもあります。同時に、パフォーマンスの高い1年生に対してより高いレベルで指導していくために、9月頃から地区内で30~40名ほどの1年生を選出し,『地区ユース選抜(地区Y)』の練習会を並行して行います。地区ユース選抜のHCは各地区のHCが兼任するため、地区ユース選抜の練習会とフレクリは、隔月ごとを目標に開催しています。
12月を過ぎると、各地区ユース選抜内から優れた選手を推薦し、80人程度の規模で強化指定練習会を行いながら、徐々に人数を減らしていきながら、『関東ユース選抜(関東Y)』を組織していきます。
毎月のフレクリや地区Y練習会,8月・12月に開催される新人戦の視察を参考にしながら、各地区での地区Y・関東Yを組織し、地区Y・関東Y間での選手の流動性を保ちながら、関東地区に所属する1年生のトップ層・ミドル層の強化を続けています。
■経過報告
今年度の地区活動の担当者と、8月末の時点での練習会等の開催状況は以下の通りです。
例年に比べて、今年度は非常に高い頻度で練習会やミーティングを行うことができています。そうすることで得られた発見を利用しながら、1年生に対する育成の方針を更に固めつつ、その他の活動も積極的に進めていき、関東地区のリーグ戦のレベルを向上させることに努めていきます。
・Text:日本ラクロス協会強化部次長(関東地区女子)・大倉崇
・Photo:日本ラクロス協会強化部SGスタッフ・鈴木佐知、岩本遥
関東地区に所属している大学数は多く,それらの1年生全員を一カ所に集めて練習会を行うことは非常に難しいため、関東地区では所属している大学をさらに4つの地区に分け,それぞれの地区で練習会を行っています。
5年前は6つの地区に分かれていましたが、指導者の人数などの関係もあり、翌年には5つの地区、さらに翌年には4つの地区になり、現在に至っています。
各地区には、地区の練習会を取りまとめる社会人のヘッドコーチ(HC)と、それをサポートするアシスタントコーチ(AC)・地区SG(セーフティーガード;安全対策担当者)がおり、それらのメンバーで地区の活動を運営しています。
地区に所属する全大学の全1年生を対象にしている練習会が『フレッシュマンクリニック(フレクリ)』です。日程によって増減しますが、フレクリへの参加者数は毎回150名程度です。この規模の練習会をHCやACだけで行うのは非常に難しいため、各大学の育成担当者に指導者として参加してもらいながら、練習会を運営しています。どの大学も4月半ばから5月半ばにかけて入部をするので、5月以降に月1回程度を目標に、各地区でフレクリを開催しています。
仕方の無いことですが、時間が経つにつれて各1年生間には力の差が見えてきます。それでも、練習メニューの調整をしながらフレクリを運営していくことが、HCやACの腕の見せ所でもあります。同時に、パフォーマンスの高い1年生に対してより高いレベルで指導していくために、9月頃から地区内で30~40名ほどの1年生を選出し,『地区ユース選抜(地区Y)』の練習会を並行して行います。地区ユース選抜のHCは各地区のHCが兼任するため、地区ユース選抜の練習会とフレクリは、隔月ごとを目標に開催しています。
12月を過ぎると、各地区ユース選抜内から優れた選手を推薦し、80人程度の規模で強化指定練習会を行いながら、徐々に人数を減らしていきながら、『関東ユース選抜(関東Y)』を組織していきます。
毎月のフレクリや地区Y練習会,8月・12月に開催される新人戦の視察を参考にしながら、各地区での地区Y・関東Yを組織し、地区Y・関東Y間での選手の流動性を保ちながら、関東地区に所属する1年生のトップ層・ミドル層の強化を続けています。
■経過報告
今年度の地区活動の担当者と、8月末の時点での練習会等の開催状況は以下の通りです。
地区 | メインスタッフ | 活動内容(2014年8月31日時点) |
北関東 | HC:大倉崇(2008関東ユースHC) SG:岩本遥 |
育成担当者ミーティング:1回/フレクリ:3回/地区ユース練習会:1回 |
関東中央 | HC:浅井威宏(2012関東ユースHC) SG:宇波薫 |
育成担当者ミーティング:3回/育成担当者練習会:2回/フレクリ:4回 |
西関東 | HC:河内由紀(2009関東ユースHC) SG:上片平彩 |
育成担当者ミーティング:2回/育成担当者練習会:1回/フレクリ:4回 |
南関東 | HC:柴田陽子(2013関東ユースHC) SG:鈴木佐知 |
育成担当者ミーティング:3回/フレクリ:3回 |
例年に比べて、今年度は非常に高い頻度で練習会やミーティングを行うことができています。そうすることで得られた発見を利用しながら、1年生に対する育成の方針を更に固めつつ、その他の活動も積極的に進めていき、関東地区のリーグ戦のレベルを向上させることに努めていきます。
・Text:日本ラクロス協会強化部次長(関東地区女子)・大倉崇
・Photo:日本ラクロス協会強化部SGスタッフ・鈴木佐知、岩本遥
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