第3回北海道クラブチームラクロスプレリーグ戦・決勝戦
2015/01/31
2014年10月11日(土)、透き通った秋空に強い風が吹き荒れる中、北海道(江別市)・北海道立野幌総合運動公園陸上競技場で、第3回北海道クラブチームラクロスプレリーグ戦のクラブファイナルを行った。SpaceTravelerS(以下、STS)とOrcinus Orca(以下、Orca)という開幕戦と同じカードとなった。
※北海道クラブチームラクロスプレリーグ戦
2014年は、男子でSpace TravelerS(スペーストラベラーズ)、Orcinus Orca(オルキヌスオルカ)、ALC HOOTERS(エーエルシーフーターズ)の3チームが出場し、1回戦総当たりのリーグ戦及び決勝戦を行う。
女子は、複数のチームによる交流戦を行っている。
スコア
得点者
1Q
試合序盤、Orcaはパスミスが多く、ボールをポゼッションできず、防戦一方の展開。先制点をSTS#25錢谷に奪われてしまう。STSはオフェンスが流れを掴み、#1衛藤と#16柳原がそれぞれ得点を重ね、3点を積み上げる。たまらずタイムアウトを取るOrcaであったが、悪い流れを断ち切れずSTS#10清野に4点目を許してしまう。Orcaもターンオーバーからカウンターで好機を掴むも得点につなげられない。1Qは4-0で終了する。
2Q
このクォーターの先制もSTS。自陣でボールを奪い、速攻から最後は#11葛葉が決める。お互い我慢の時間が続き、STS#18大和田のスラッシングのファウルにより退場し、Orcaのエキストラマンオフェンスとなる。しかし、これも決め切れず、逆にカウンターから最後はSTS#25錢谷がランニングシュートで1点をもぎ取り、STSが突き放す。この後STS#25錢谷は自身3点目となるゴールも上げ勢いづくが、Orcaはエキストラマンオフェンスから#6本間が1点を返し意地を見せる。その後は拮抗し、両チームとも攻守の切り替えが多い展開のまま、7-1のSTSリードでハーフタイムを迎える。
3Q
ハーフタイムのスティックチェックにより非合法のスティックが発覚し、STSの3分間のエキストラマンオフェンスで開始となる。このチャンスをSTS#17福島が決め、STSに有利な状況が続く。しばらくはOrcaのゴーリー#26奥山のファインセーブもあり膠着状態であったが、STS#17福島が再度得点し、それに続きSTS#16柳原の得意のアンダーシュートも決まり、10‐1で3Qを終了する。
4Q
巻き返したいOrcaであったが、STSの守りも堅く、なかなか崩しきれず得点を得られない。一方のSTSも、ゴール目前で決め切れず、お互いに無得点の時間が続く。そんな中、STS#11葛葉が得点するも、それ以降は両チームとも相手を崩せず、11-1で試合が終了し、STSが勝利を収め、第3回北海道クラブチームラクロスプレリーグ戦の優勝を手にした。
この試合は、Orcaにパスミスが目立ち、オフェンスがすぐに終ってしまい、自分達のペースがつかめなかった。それに対し、STSはワンチャンスを確実にものにし、堅守速攻で流れに乗りOrcaを苦しめた。今年はSTSが歴史の差を見せつけたが、今後は他チームがどう食らいつくか、早くも来年のリーグ戦が楽しみだ。
・Text:日本ラクロス協会北海道地区内クラブチーム連盟・伊藤友介(ALC HOOTERS)
・Photo:日本ラクロス協会北海道地区内クラブチーム連盟・石川やす代(Space TravelerS)
※北海道クラブチームラクロスプレリーグ戦
2014年は、男子でSpace TravelerS(スペーストラベラーズ)、Orcinus Orca(オルキヌスオルカ)、ALC HOOTERS(エーエルシーフーターズ)の3チームが出場し、1回戦総当たりのリーグ戦及び決勝戦を行う。
女子は、複数のチームによる交流戦を行っている。
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
Space TravelerS
|
4
|
3
|
3
|
1
|
11
|
Orcinus Orca
|
0
|
1
|
0
|
0
|
1
|
Space TravelerS | Orcinus Orca |
#25 錢谷 友輔 (3) | #6 本間 祐助 (1) |
#11 葛葉 大五郎 (2) | - |
#16 柳原 彬広 (2) | - |
#17 福島 佑介 (2) | - |
#1 衛藤 芳樹 (1) | - |
#10 清野 和之 (1) | - |
1Q
試合序盤、Orcaはパスミスが多く、ボールをポゼッションできず、防戦一方の展開。先制点をSTS#25錢谷に奪われてしまう。STSはオフェンスが流れを掴み、#1衛藤と#16柳原がそれぞれ得点を重ね、3点を積み上げる。たまらずタイムアウトを取るOrcaであったが、悪い流れを断ち切れずSTS#10清野に4点目を許してしまう。Orcaもターンオーバーからカウンターで好機を掴むも得点につなげられない。1Qは4-0で終了する。
2Q
このクォーターの先制もSTS。自陣でボールを奪い、速攻から最後は#11葛葉が決める。お互い我慢の時間が続き、STS#18大和田のスラッシングのファウルにより退場し、Orcaのエキストラマンオフェンスとなる。しかし、これも決め切れず、逆にカウンターから最後はSTS#25錢谷がランニングシュートで1点をもぎ取り、STSが突き放す。この後STS#25錢谷は自身3点目となるゴールも上げ勢いづくが、Orcaはエキストラマンオフェンスから#6本間が1点を返し意地を見せる。その後は拮抗し、両チームとも攻守の切り替えが多い展開のまま、7-1のSTSリードでハーフタイムを迎える。
3Q
ハーフタイムのスティックチェックにより非合法のスティックが発覚し、STSの3分間のエキストラマンオフェンスで開始となる。このチャンスをSTS#17福島が決め、STSに有利な状況が続く。しばらくはOrcaのゴーリー#26奥山のファインセーブもあり膠着状態であったが、STS#17福島が再度得点し、それに続きSTS#16柳原の得意のアンダーシュートも決まり、10‐1で3Qを終了する。
4Q
巻き返したいOrcaであったが、STSの守りも堅く、なかなか崩しきれず得点を得られない。一方のSTSも、ゴール目前で決め切れず、お互いに無得点の時間が続く。そんな中、STS#11葛葉が得点するも、それ以降は両チームとも相手を崩せず、11-1で試合が終了し、STSが勝利を収め、第3回北海道クラブチームラクロスプレリーグ戦の優勝を手にした。
この試合は、Orcaにパスミスが目立ち、オフェンスがすぐに終ってしまい、自分達のペースがつかめなかった。それに対し、STSはワンチャンスを確実にものにし、堅守速攻で流れに乗りOrcaを苦しめた。今年はSTSが歴史の差を見せつけたが、今後は他チームがどう食らいつくか、早くも来年のリーグ戦が楽しみだ。
・Text:日本ラクロス協会北海道地区内クラブチーム連盟・伊藤友介(ALC HOOTERS)
・Photo:日本ラクロス協会北海道地区内クラブチーム連盟・石川やす代(Space TravelerS)
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