関東学生リーグ戦レポート:男子戦・駒澤 対 関東学院
2015/10/01
日時:2015年8月15日(土) 9:40試合開始
会場:東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
3部Bブロック:駒澤大学(白) 対 関東学院大学(青)
第28回関東学生ラクロスリーグ戦には、男子39チーム・女子61チームの計100チームが出場しています。
各チームの試合の模様を、日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班の学生スタッフがお伝えします。
スコア
ゲームレポート
2015年8月15日(土)、空は曇っていて日差しも強くなく涼しい気候の中、東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場にて関東学生ラクロスリーグ戦、駒澤大学(以下、駒澤) 対 関東学院大学(以下、関学)の試合を行った。試合のスコアは上表の通りであり、駒澤大学が勝利をおさめた。
以下に、この試合の詳細や選手達の活躍について述べる。
1Q
午前9時41分、試合開始のホイッスルとともにフェイスオフ。駒澤の#22・三瓶がボールを一度はスクープするもすぐに落としてしまい、激しいグラウンドボールが発生する。すると関学がルーズボールプッシングをしてしまい、駒澤のオフェンスとなる。先制点がほしい駒澤は、#15・鈴木や#6・東などが積極的にシュートを放つ。しかし関学のゴーリーである#6・日夏がナイスセーブを連発、駒澤はなかなか先制点を奪えない。しかし開始から8分、#6・東がゴール横からのスタンディングシュートを決め、見事先制点を取る。そのまま勢いに乗った駒澤は、#11・丸山のブレイクからのランニングシュートでさらに点数を重ねる。
その後、駒澤のパスミスから関学にオフェンスが移ると、関学の怒涛のシュートラッシュが駒澤のゴールを襲う。ところが駒澤のゴーリーである#2・小森の鉄壁な守りにより、関学はなかなか駒澤に追いつくことが出来ない。その焦りからか、関学の#91・山下がスラッシングをしてしまい、駒澤の1分間のエキストラマンオフェンスとなる。駒澤はこの機を逃さず、1Q終了直前に#18・内山がシュートを決め、第1クォーターは終了した。
2Q
2Q開始直後のフェイスオフでは、駒澤の#22・三瓶がうまくボールを掻き出してスクープし、駒澤のオフェンスに。しかし関学の懸命なディフェンスにあい、なかなかシュートを決めることが出来ない。一方の関学は、ナイスディフェンスにより何度も駒澤からボールを奪うも駒澤のライドによって2回もクリアに失敗してしまう。ところが、3度目のクリアがやっとうまくいきブレイクになると、10分に#5・金子がシュートを決め、ようやく関学は1点目を取ることが出来た。すると流れに乗った関学は12分、#91・山下が激しい1対1からのシュートを決め、追加点を奪った。
ところがその直後のフェイスオフで駒澤の#11・丸山がボールをスクープし、そのまま自分でボールをゴール前まで運んでいきシュートを決める。しかしその直後のフェイスオフで駒澤はイリーガルプロシージャ―を犯してしまい、オフェンスとなった関学は#25・吉村が1対1からのシュートを決める。
ようやく駒澤に追いついてきた関学だったが、その後は駒澤のディフェンスによりなかなかゴール枠内にシュートを放つことが出来ない。すると15分、駒澤の#24・比氣がゴール裏から1対1をかけ、ゴール前の#11・丸山にナイスパスを出し11番がシュートを決める。さらに駒澤は17分、#18・内山がスタンディングシュートを決め、関学を再び引き離す。ここで関学は#31・田中がスラッシングをしてしまい、駒澤に1分間のエキストラマンオフェンスを与えてしまう。しかしこれ以上追加点を与えたくない関学は、この1分間を何とか守り切って第2クォーターは終了した。
3Q
雲から太陽が顔を出し始めて気温も上がり始めたころ、3Qが開始された。2Qと3Qの間のハーフタイムで行われたスティックチェックで関学の#91・山下にアンスポーツマンライクコンダクトの判定が下され、3Qは駒澤の3分間のエキストラマンオフェンスから始まった。このチャンスを見事活かした駒澤は3Q開始直後、#18・内山がシュートを決める。
これに負けじと関学は駒澤のゴールに向け積極的にシュートを放っていくが、またも駒澤のゴーリー、#2・小森のナイスセーブに阻まれてなかなか点に繋げられない。すると、ゴーリーセーブからのクリアに成功した駒澤は10分30秒、#6・東がスタンディングシュートを決める。立て続けに11分30秒、#15・鈴木のシュートも関学のゴールネットを揺らし、関学を更に引き離す。関学も懸命なオフェンスを見せるがなかなか点に繋げることが出来ず、16分30秒、またもや駒澤の#15・鈴木にシュートを決められてしまう。その後は、疲労のためか駒澤、関学両チームともパスミスがかなり目立ち、うまくゲームを組み立てられないまま3Qが終了した。
4Q
4Q開始時のフェイスオフでは、関学の#25・吉村がボールをスクープしてそのままランニングシュートを放つもゴーリーにセーブされてしまう。するとクリアに成功した駒澤は1分30秒、#12・武藤がシュートを決める。その後はしばらく互角の攻防が続いたが、7分30秒、駒澤の#11・丸山がゴール前でのシュートを決める。反撃したい関学は果敢なオフェンスを見せ、16分、関学の#13・丹野がブレイク時にシュートを決め、ようやく関学は1点を返す。
その後も関学は駒澤のゴールに何度もシュートを放つが、#2・小森がナイスセーブを連発し、なかなか点に繋げられない。すると18分、焦る関学の隙をついて駒澤の#11・丸山がシュートを決める。しかし駒澤はその後スラッシングを犯してしまい関学のエキストラマンオフェンスとなる。ここで点を取りたい関学であったが、チャンスを活かしきることが出来ず、駒澤大学の勝利という形で4Qが終了した。
今回の試合で印象に残った選手は、駒澤のゴーリーである#2・小森であった。彼の本試合でのセーブ率はなんと75%にも上る(info班調べ)。彼の今後の活躍に期待したい。
*関東学生ラクロスリーグ戦・フォトギャラリーはこちら (*PC環境からご覧ください)
*2015年全国ラクロス地区リーグ戦日程表一覧ページはこちら
試合校フォトギャラリー
両チームの、今年の試合写真を掲載します。
[左:駒澤大学(青)・8月26日/右:関東学院大学(白)・9月1日]
[左:駒澤大学(青)・8月26日/右:関東学院大学(白)・9月23日]
[左:駒澤大学(白)・9月20日/右:関東学院大学(白)・9月23日]
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・鈴木健人(埼玉大学)、筒井敏志(筑波大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同企画部長・保坂光信
会場:東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
3部Bブロック:駒澤大学(白) 対 関東学院大学(青)
第28回関東学生ラクロスリーグ戦には、男子39チーム・女子61チームの計100チームが出場しています。
各チームの試合の模様を、日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班の学生スタッフがお伝えします。
スコア
チーム
|
1Q
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2Q
|
3Q
|
4Q
|
計
|
駒澤大学
|
3
|
3 | 4 |
3
|
13
|
関東学院大学
|
0
|
3 | 0 |
1
|
4
|
2015年8月15日(土)、空は曇っていて日差しも強くなく涼しい気候の中、東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場にて関東学生ラクロスリーグ戦、駒澤大学(以下、駒澤) 対 関東学院大学(以下、関学)の試合を行った。試合のスコアは上表の通りであり、駒澤大学が勝利をおさめた。
以下に、この試合の詳細や選手達の活躍について述べる。
1Q
午前9時41分、試合開始のホイッスルとともにフェイスオフ。駒澤の#22・三瓶がボールを一度はスクープするもすぐに落としてしまい、激しいグラウンドボールが発生する。すると関学がルーズボールプッシングをしてしまい、駒澤のオフェンスとなる。先制点がほしい駒澤は、#15・鈴木や#6・東などが積極的にシュートを放つ。しかし関学のゴーリーである#6・日夏がナイスセーブを連発、駒澤はなかなか先制点を奪えない。しかし開始から8分、#6・東がゴール横からのスタンディングシュートを決め、見事先制点を取る。そのまま勢いに乗った駒澤は、#11・丸山のブレイクからのランニングシュートでさらに点数を重ねる。
その後、駒澤のパスミスから関学にオフェンスが移ると、関学の怒涛のシュートラッシュが駒澤のゴールを襲う。ところが駒澤のゴーリーである#2・小森の鉄壁な守りにより、関学はなかなか駒澤に追いつくことが出来ない。その焦りからか、関学の#91・山下がスラッシングをしてしまい、駒澤の1分間のエキストラマンオフェンスとなる。駒澤はこの機を逃さず、1Q終了直前に#18・内山がシュートを決め、第1クォーターは終了した。
2Q
2Q開始直後のフェイスオフでは、駒澤の#22・三瓶がうまくボールを掻き出してスクープし、駒澤のオフェンスに。しかし関学の懸命なディフェンスにあい、なかなかシュートを決めることが出来ない。一方の関学は、ナイスディフェンスにより何度も駒澤からボールを奪うも駒澤のライドによって2回もクリアに失敗してしまう。ところが、3度目のクリアがやっとうまくいきブレイクになると、10分に#5・金子がシュートを決め、ようやく関学は1点目を取ることが出来た。すると流れに乗った関学は12分、#91・山下が激しい1対1からのシュートを決め、追加点を奪った。
ところがその直後のフェイスオフで駒澤の#11・丸山がボールをスクープし、そのまま自分でボールをゴール前まで運んでいきシュートを決める。しかしその直後のフェイスオフで駒澤はイリーガルプロシージャ―を犯してしまい、オフェンスとなった関学は#25・吉村が1対1からのシュートを決める。
ようやく駒澤に追いついてきた関学だったが、その後は駒澤のディフェンスによりなかなかゴール枠内にシュートを放つことが出来ない。すると15分、駒澤の#24・比氣がゴール裏から1対1をかけ、ゴール前の#11・丸山にナイスパスを出し11番がシュートを決める。さらに駒澤は17分、#18・内山がスタンディングシュートを決め、関学を再び引き離す。ここで関学は#31・田中がスラッシングをしてしまい、駒澤に1分間のエキストラマンオフェンスを与えてしまう。しかしこれ以上追加点を与えたくない関学は、この1分間を何とか守り切って第2クォーターは終了した。
3Q
雲から太陽が顔を出し始めて気温も上がり始めたころ、3Qが開始された。2Qと3Qの間のハーフタイムで行われたスティックチェックで関学の#91・山下にアンスポーツマンライクコンダクトの判定が下され、3Qは駒澤の3分間のエキストラマンオフェンスから始まった。このチャンスを見事活かした駒澤は3Q開始直後、#18・内山がシュートを決める。
これに負けじと関学は駒澤のゴールに向け積極的にシュートを放っていくが、またも駒澤のゴーリー、#2・小森のナイスセーブに阻まれてなかなか点に繋げられない。すると、ゴーリーセーブからのクリアに成功した駒澤は10分30秒、#6・東がスタンディングシュートを決める。立て続けに11分30秒、#15・鈴木のシュートも関学のゴールネットを揺らし、関学を更に引き離す。関学も懸命なオフェンスを見せるがなかなか点に繋げることが出来ず、16分30秒、またもや駒澤の#15・鈴木にシュートを決められてしまう。その後は、疲労のためか駒澤、関学両チームともパスミスがかなり目立ち、うまくゲームを組み立てられないまま3Qが終了した。
4Q
4Q開始時のフェイスオフでは、関学の#25・吉村がボールをスクープしてそのままランニングシュートを放つもゴーリーにセーブされてしまう。するとクリアに成功した駒澤は1分30秒、#12・武藤がシュートを決める。その後はしばらく互角の攻防が続いたが、7分30秒、駒澤の#11・丸山がゴール前でのシュートを決める。反撃したい関学は果敢なオフェンスを見せ、16分、関学の#13・丹野がブレイク時にシュートを決め、ようやく関学は1点を返す。
その後も関学は駒澤のゴールに何度もシュートを放つが、#2・小森がナイスセーブを連発し、なかなか点に繋げられない。すると18分、焦る関学の隙をついて駒澤の#11・丸山がシュートを決める。しかし駒澤はその後スラッシングを犯してしまい関学のエキストラマンオフェンスとなる。ここで点を取りたい関学であったが、チャンスを活かしきることが出来ず、駒澤大学の勝利という形で4Qが終了した。
今回の試合で印象に残った選手は、駒澤のゴーリーである#2・小森であった。彼の本試合でのセーブ率はなんと75%にも上る(info班調べ)。彼の今後の活躍に期待したい。
*関東学生ラクロスリーグ戦・フォトギャラリーはこちら (*PC環境からご覧ください)
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試合校フォトギャラリー
両チームの、今年の試合写真を掲載します。
[左:駒澤大学(青)・8月26日/右:関東学院大学(白)・9月1日]
[左:駒澤大学(青)・8月26日/右:関東学院大学(白)・9月23日]
[左:駒澤大学(白)・9月20日/右:関東学院大学(白)・9月23日]
「11月28日に、大学日本一が決まる!」 大会:第7回全日本ラクロス大学選手権大会 日程:決勝戦/2015年11月28日(土) 会場:東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場 関東学生リーグ戦に出場するチームが目指す、大学の頂点を決める戦いを、ぜひご覧ください! *大会特設ページはこちら |
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過去の優勝校 | 男子 | 女子 |
第6回 (2014) | 慶應義塾大学 | 明治大学 |
第5回 (2013) | 早稲田大学 | 慶應義塾大学 |
第4回 (2012) | 慶應義塾大学 | 慶應義塾大学 |
第3回 (2011) | 早稲田大学 | 関西学院大学 |
第2回 (2010) | 早稲田大学 | 日本体育大学 |
第1回 (2009) | 一橋大学 | 東海大学 |
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・鈴木健人(埼玉大学)、筒井敏志(筑波大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同企画部長・保坂光信
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