一般社団法人日本ラクロス協会　アーカイブサイト「.Relax」

日時：2015年9月23日（水・祝）　14:50試合開始
会場：東京都（世田谷区）・駒沢オリンピック公園第2球技場

1部Aブロック：東京大学（白）　対　法政大学（橙）

第28回関東学生ラクロスリーグ戦には、男子39チーム・女子61チームの計100チームが出場しています。
各チームの試合の模様を、日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班の学生スタッフがお伝えします。



スコア

チーム	1Q	2Q	3Q	4Q	計
東京大学	3	1	5	4	13
法政大学	1	1	3	1	6

ゲームレポート
1Q
　快晴の中、試合開始を告げるホイッスルが高々と鳴り響く。
　初めのポゼッションは法政大学（以下、法政）。しかし東京大学（以下、東大）のディフェンスに対してなかなか決定的なチャンスを作ることができず攻めあぐねる。対して東大はクリアミスが続きなかなか攻撃の機会を作ることができない。お互い均衡した状態が続く。
　開始5分、ゴール前に法政#97桑原へのパスが通るが東大ゴーリー#2・橋本に阻まれる。ここから東大の攻撃が始まる。東大#31・品川，#8・竹内が立て続けにゴール裏の1対1からシュートを放つが決めきることができず、依然0-0。この沈黙を初めに破ったのは東大である。8分、東大#31・品川が再びカムアラウンドシュートを放ち待望の先制点を決める。得点後のポゼッションは東大。10分、東大#26・張からゴール前へのパスが通り#11・大霜が落ち着いて決め2-0。
　得点後のポゼッションは東大であったが、法政、我慢のディフェンスからクリアが成功し1Q残り3分30秒、#97・林の1対1から放たれたシュートが決まり2-1となる。法政に勢いがつくかと思いきや1Q終了間際、東大#11大霜がシュートを決め3-1となった。

2Q
　フェイスオフを制したのは法政。法政#12・田村がフェイスオフからのシュートを見せるが、東大ゴーリー・#2橋本が阻み得点を許さない。その後も法政オフェンスが続くが、東大はロング陣の執拗なプレッシャーによりボールを奪う。東大#31・品川がミドルシュートを放つも、法政ゴーリー#19・浦田のナイスセーブに阻まれる。しかし法政はなかなかクリアを成功することができず、東大のライドから抜け出すことができない。
　攻守の入れ替わりが激しい展開となる。そのような中、法政#4・丸島のトップからのミドルシュートがゴールネットを揺らし3-2。得点後のフェイスオフも法政#12・田村が制し、しばらく法政ポゼッションが続く。
　10分、法政#73・小澤がシュートを放つも東大ゴーリー#2・橋本にまたしてもセーブされる。これを皮切りに東大オフェンスが勢いを見せる。11分、東大#31・品川がゴール裏の1対1からダイブシュートを決め4-2。再び点差を広げる。



3Q
　主導権を握りながらも決定力を欠き追加点がほしい東大と、追いつきリードを奪いたい法政。双方の思惑がぶつかり合い、3Qは得点の取りあいになる。
　序盤、東大#31・品川が混戦のグラウンドボールをスクープしゴール前で待ち構えていた#11・大霜へパスを通す。正確なシュートが決まり5-2と差を広げる。続けて東大#31・品川がランニングシュートを決め6-2となる。6分、法政も反撃に出る。法政#99・諸口がDFを背負いながらのシュートを決め6-3とする。しかしその後すかさず東大#4・恩田のランニングシュートが決まり7-3。
　ここで法政がチームタイムアウトをとる。
　チームタイムアウト後、#12・田村がフェイスオフからランニングシュートを決め7-4。これで法政が勢いに乗るかのように見えたが、その後すかさず、東大#8・竹内がフェイスダッジでDFをかわしシュートを決めた。8-4。東大は法政に流れを渡さない。残り6分、東大DFが法政ATのポゼッションをボールダウンさせると、フルフィールドオフェンスからゴール前の東大#11・大霜にパスが通り得点を決め、9-4とする。3Q終了間際、法政#99・諸口のゴール裏の1対1からのシュートが成功し9-5で3Qが終わる。

4Q
　4Q開始早々、東大#56・辻のシュートが成功し10-5となる。その後も依然として東大のポゼッションが続く。しかし法政DFが粘りを見せ、クリアも成功、数的有利な状況で法政#99・諸口がゴール横でボールを受けシュートを放ちゴールネットを揺らす、10-6とする。
　残り10分、クリアから東大#31・品川へのゴール前のパスが通りシュートが成功し11-6。法政はなかなか差を縮めることができない。東大は手を緩めず残り6分、#31・品川のゴール裏の1対1からのシュートを沈め12-6とする。残り1分30秒、立て続けに東大#11・大霜によるゴール裏の1対1からのシュートが成功し13-6となった。法政は最後まであきらめない姿勢を見せるが、終了のホイッスルが鳴り、試合は終了した。




＊関東学生ラクロスリーグ戦・フォトギャラリーはこちら　（*PC環境からご覧ください）
＊2015年全国ラクロス地区リーグ戦日程表一覧ページはこちら

 

「11月28日に、大学日本一が決まる！」 　大会：第7回全日本ラクロス大学選手権大会 　日程：決勝戦／2015年11月28日（土） 　会場：東京都（世田谷区）・駒沢オリンピック公園陸上競技場 　関東学生リーグ戦に出場するチームが目指す、大学の頂点を決める戦いを、ぜひご覧ください！ 　　＊大会特設ページはこちら
過去の優勝校	男子	女子
第6回 （2014）	慶應義塾大学	明治大学
第5回 （2013）	早稲田大学	慶應義塾大学
第4回 （2012）	慶應義塾大学	慶應義塾大学
第3回 （2011）	早稲田大学	関西学院大学
第2回 （2010）	早稲田大学	日本体育大学
第1回 （2009）	一橋大学	東海大学

  ・Text：日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班
・Photo：日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満