2016年度日本ラクロス協会(JLA)優秀指導者について

2016/12/18

 日本ラクロス協会では、本年度より、以下の目的
(1)日本ラクロス協会(JLA)強化活動方針に則り、指導者の育成強化を推進する上で、当該表彰および選定プロセスを通じて、
広く指導者の存在を周知し、各競技団体における指導者の重要性を認識してもらう
(2)優秀指導者を表彰し称えると共に、今後の活動への動機づけとしてもらう
に即して、優秀指導者を選定することに致します。

 全国7地区男女競技にて、各地区強化部から優秀指導者の選定および推薦をいただいており、ここにご紹介致します。

 本年度のJLA全活動が終了いたしますので、下記掲載の各地区優秀指導者の中から、A級以上の認定指導者の方々と各地区強化部次長の投票により、2016年度全国最優秀指導者を選定致します。
 結果は、2017年1月、本サイト上で発表致します。

 
 北海道地区
 男子競技
北海道地区・男子競技 氏名  齊藤 暁
年齢  33歳
指導チーム(団体)名  北海学園大学(男子)
ラクロス経歴  2005年 北海道大学卒
 2006年 SPACE TRAVELERS(スペーストラベラーズ) 主将
指導経歴  9年
 2009年 北海学園大学(男子)アシスタントコーチ
 2010年~ 北海学園大学(男子)ヘッドコーチ
推薦理由 ・長年、北海道大学が北海道学生リーグ戦で優勝をしているなか、継続してコーチを続け、2015年に見事、優勝を果たしたこと。
・長期にわたりコーチとして関わり、チームに大きな影響を与えてきたこと。
 女子競技
北海道地区・女子競技 氏名  藤澤 正樹
年齢  27歳
指導チーム(団体)名  北翔大学(女子)
ラクロス経歴  9年
指導経歴  5年
推薦理由 ・指導チームを2年連続で北海道学生リーグ戦の優勝へ導いた。
 東北地区
 男子競技
東北地区・男子競技 氏名  石坂 宏樹
年齢  38歳
指導チーム(団体)名  新潟大学(男子)
ラクロス経歴  東海大学卒
 ADVANCE-HANGLOOSE(アドバンス ハングルーズ)
 VALENTIA(バレンティーア)
 湘南OCEAN'S(湘南オーシャンズ)
 PHOENIX(フェニックス)
指導経歴  東海大学(男子)
 新潟大学(男子)
推薦理由 ・新潟大学のトップアップの強化をし、基礎スキル、戦術面を構築し、ヘッドコーチ1年目で5年ぶりの東北学生リーグ戦決勝戦へ導いた。
・トップアップだけではなくボトムアップ強化、1年生育成へも貢献した。
 女子競技
該当者無し  
 関東地区
 男子競技
関東地区・男子競技 氏名  橋本 隆仁
年齢  35歳
指導チーム(団体)名  慶應義塾大学(男子)
ラクロス経歴  慶應義塾高校ラクロス部
 慶應義塾大学ラクロス部
 FALCONS(ファルコンズ)
 1999年 第4回ILF男子19歳以下世界選手権 出場
 2006年 第10回ILF男子世界選手権 出場
指導経歴  2003年 関東ユース選抜(男子)アシスタントコーチ
 2010年~2013年 慶應義塾大学(男子)アシスタントコーチ
 2014年~ 慶應義塾大学(男子)ヘッドコーチ
推薦理由 ・関東学生リーグ戦に過去3年で2度の優勝。全日本大学選手権も同じく2度の優勝。
・22歳以下日本代表、フル日本代表選手(候補選手を含む)の多数輩出。
 女子競技
氏名  井川 裕之
年齢  36歳
指導チーム(団体)名  明治大学(女子)
ラクロス経歴  1995年~ 海城高校ラクロス部(1年次に設立)
 1999年~ 東京学芸大学ラクロス部(1年次に設立)
 2004年 SILVERBACKS(シルバーバックス)
指導経歴  2009~2010年 明治大学(女子)育成コーチ
 2005年~ 明治大学(女子)ヘッドコーチ
 2007・2008年 関東ユース選抜(女子)ヘッドコーチ
 2015年 関東ユース選抜(女子)アシスタントコーチ
 2009年 女子22歳以下日本代表アシスタントコーチ
 2011年 女子19歳以下日本代表ヘッドコーチ
 2004年(設立)~ 慶應義塾幼稚舎ラクロス部
推薦理由 ・関東学生リーグ戦3連覇、全日本大学選手権2連覇、全日本選手権2連覇。
・着実にチームを伸ばしている組織づくりの力(※1)
・個の選手の育成力(※2)

※1 明治大学は2005年以降、2部へ昇格→1部・2部入替戦進出→1部昇格→1部6位→同5位→同3位→同2位と毎年順位を上げ、2014年には全日本選手権で優勝を果たす。2011年から6年連続で、関東学生リーグ戦準決勝戦以上に進出している。
※2 明治大学出身者からは、現在8名(在学生含む)が2017年度の日本代表(候補選手)に招集されている。
 東海地区
 男子競技
東海地区・男子競技 氏名  巴山 貴晶
年齢  25歳
指導チーム(団体)名  名古屋大学
 2016年 東海ユース選抜
ラクロス経歴  2011年~2014年 名古屋大学ラクロス部
 2015年~ WOLVES(ウルブズ)
指導経歴  2015年 名古屋大学(男子)Bチームコーチ
 2016年~ 名古屋大学(男子)ヘッドコーチ
 2016年 東海ユース選抜(男子)アシスタントコーチ
推薦理由 ・前年のBチームコーチから継続してヘッドコーチとしてチームに関わり、全日本大学選手権出場を果たした。
・今年は東海ユース選抜アシスタントコーチとして地区の強化活動にも積極的に関わりながら大学チームで成果を残した。
 女子競技
東海地区・女子競技 氏名  山本 ゆい
年齢  27歳
指導チーム(団体)名  南山大学
 2016年 東海ユース選抜
ラクロス経歴  2008年~2011年 南山大学ラクロス部
 2012年~ SELFISH(セルフィッシュ)
指導経歴  2014年~ 南山大学(女子)育成コーチ
 2015年 東海地区(女子)育成ヘッドコーチ
 2016年 東海ユース選抜(女子)ヘッドコーチ
推薦理由 ・3年間、南山大学の育成コーチを務め、チームのベースアップに尽力。2015年度は東海地区新人戦優勝を果たした。
・地区の強化活動にも積極的に参加。2015年度は東海地区育成ヘッドコーチを務めた。
・2016年は東海ユース選抜ヘッドコーチとして参加した第18回全日本ユース選抜選手権大会にて東海ユース選抜(女子)初の準優勝という結果を残した。
 関西地区
 男子競技
該当者無し  
 女子競技
関西地区・女子競技 氏名  住田 行志
年齢  41歳
指導チーム(団体)名  関西学院大学(女子)
ラクロス経歴  関西学院大学卒
指導経歴  2009年~ 関西学院大学(女子)ヘッドコーチ
 (第3回全日本大学選手権にて優勝)
推薦理由 ・関西学生リーグ戦4連覇中と、過去1度の大学日本一の成果。
・チームマネジメントも含めたチームの統率力は関西でも群を抜く実力。
 中四国地区
 男子競技
中四国地区・男子競技 氏名  榎本 真也
年齢  32歳
指導チーム(団体)名  徳島大学(男子)
ラクロス経歴  立教大学卒
指導経歴  2011年~ 徳島大学(男子)ヘッドコーチ
推薦理由 ・チームに一体感をもたらしている唯一無二の存在である。
・中四国学生リーグ戦の開幕戦は「徳島大6-4愛媛大」と辛勝であったが、四国ブロックでアシスタントコーチへの指示のもと修正、四国ブロックプレーオフ「徳島大13-5愛媛大」と同じ相手を大差で退け、準決勝戦「徳島大13-2島根大」とチームとしての精度を上げ続け、決勝戦「徳島大5-6岡山大」は4Q最後まで追いすがり、80分を上手くマネジメントした。
 女子競技
中四国地区・女子競技 氏名  長曽 寿江
年齢  28歳
指導チーム(団体)名  徳島大学(女子)
ラクロス経歴  愛媛大学卒
指導経歴  2012年 高知大学(女子)ヘッドコーチ
 2014年~ 徳島大学(女子)ヘッドコーチ
 2012年・2014年・2016年 中四国ユース選抜(女子)ヘッドコーチ
推薦理由 ・就任3年目でチームの地力を上げ、中四国学生リーグ戦で、初の決勝戦進出を達成した。
・四国ブロック前年度1位の愛媛大学に開幕戦で敗れたものの、プレーオフでは「徳島大15-8愛媛大」と開幕戦から約1ヶ月で攻守の安定感が飛躍的に増し、リーグ戦中の伸び幅は最もあったチームであった。
 九州地区
 男子競技
九州地区・男子競技 氏名  野中 隆太
年齢  40歳
指導チーム(団体)名  福岡大学ヘッドコーチ
ラクロス経歴  早稲田大学男子ラクロス部
 RAGGAMUFFINS(ラガマフィンズ)
 Bayswater Lacrosse Club (オーストラリア・パース)
 日本代表候補
 ラクロスリパブリック
 BARBARIAN LIGHTS(バーバリアンライツ)
 infinity(インフィニティ)
指導経歴  1999年 男子19歳以下日本代表アシスタントコーチ
 2003~2005年 九州ユース選抜(男子)ヘッドコーチ・新人育成担当
 2009年 岡山大学ラクロス部(男子)ヘッドコーチ
 2010~2011年 川崎医療福祉大学(女子)ヘッドコーチ
 2015~2016年 九州ユース選抜(男子)アシスタントコーチ
 2016年~ 福岡大学(男子)ヘッドコーチ
推薦理由 ・新入生部員の増加・育成、サマーカップでA・Bチームが優勝・準優勝
・九州学生リーグ戦の決勝戦に進出
・2016年の九州ユース選抜活動に貢献
 女子競技
九州地区・女子競技 氏名  多久島 梨奈
年齢  29歳
指導チーム(団体)名  福岡女学院大学ヘッドコーチ
ラクロス経歴  11年
指導経歴  2013年~ 福岡女学院大学
推薦理由 ・それまで一度も進出したことのないチームを4年連続で九州学生リーグ戦の準決勝戦以上に進出。
・2013年、2015年、2016年には、九州地区2強の福岡大・西南学院大(※1)を倒して決勝戦に進出。
※1 九州学生リーグ戦の過去24大会の内、19大会でこの2校が優勝
※2 福岡女学院大学 九州学生リーグ戦 順位
 2012年 6位
 2013年 2位
 2014年 3位
 2015年 2位
 2016年 2位

Text by 日本ラクロス協会強化部本部