第2回全国プレシーズントーナメント(決勝戦)
2012/07/08
2012年6月24日(日)、東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場にて、第2回全国プレシーズントーナメントの決勝戦が行われた。
女子決勝戦:一橋大学(白) vs 明治学院大学(黒)
スコア
ゲームレポート
6月24日(日)、日差しも強くなくプレーをしやすい涼しい気温の中、全国ラクロスプレシーズントーナメント決勝戦、一橋大学(以下、一橋)対 明治学院大学(明学)の試合が東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場で行われた。
16:00、ドロー。両校共にシュートのチャンスを得るものの、互いのディフェンス、ゴーリーの強靭な守りによってなかなか得点に繋がらない。
開始から8分後、そんな流れを変えたのは明学#18近藤だった。上からの1対1からのシュートで0-1なり、明学が一歩リード。そのまま得点は動かずタイムアウトに。タイムアウト終了後、明学のゴーリーが落としたボールを一橋#88馬林がすかさず獲り、シュートへ。これで1-1の同点となり、試合は振り出しに戻った。
前半12分、明学のプッシングのファールにより一橋#11川瀬がフリーシュートのチャンスを得る。そこから#88馬林に的確的確なパスを出し、シュートが決まる。2-1と今度は一橋が一歩リードする。前半19分、挽回したい明学もフリーシュートを獲得すると、#51佐藤がシュートを決め2-2と再び同点となる。しかしなんとか勝ち越し点がほしい一橋もフリーシュートのチャンスを得ると、#84山崎のシュートで3-2、一橋が1点リードしている状態で前半が終了した。
後半、なんとか追いつきたい明学だが、一橋にフリーシュートの機会を与えてしまう。しかし明学のゴーリーの素晴らしいセーブにより得点を許さない。
後半2分、一橋#76中根が正確なパスを受け取りそのままシュートへ。4-2となり一橋はどんどん点差を広げていく。そのまま後半6分、一橋#76中根が#88馬林から的確なパスを受け、ゴール裏からの1対1でシュート。5-2で一橋が3点リードしたままタイムアウトになる。
タイムアウト終了後もなお勢いの止まらない一橋#76中根がゴール裏から回りこみ、本日3点目のシュートを決めて6-2となる。しかし負けていられない明学は、後半9分、#39北原が一橋のディフェンスを華麗に振り切り、ほぼフリーの状態でシュートを決め6-3に。だが後半10分、ゴール左上から一橋#39大桃の鋭いロングシュートにより7-3とますます点差は広がっていく。
流れはそのまま一橋かと思われたその時、明学#49原田がゴール上からパスを受けると、ゴール左からシュートを決め7-4と点差を縮めていく。
タイムアウト後、ボールは明学が獲り、流れをつくっていく。明学#77がボールを運んでいる際には、転倒するもボールはクロスから離れず粘り強くキープし、そのまま相手ゴールに運んでいくが得点に繋がらない。そこでさらに点差を広げたい一橋が後半16分、グラウンドボールに#88馬林がすかさず反応し、#76中根にパスを出しそのままシュート。得点は8-4となり、一橋#76中根は本日4点目となった。その後も明学のディフェンスは鉄壁の守りを見せ一橋に得点を決めさせないが、明学のシュートには繋げられれず、惜しくもここで試合終了のホイッスルが鳴り響いた。結果8-4で、今年のプレシーズントーナメントを制したのは一橋大学であった。
男子決勝戦:立教大学(白) vs 日本体育大学(青)
スコア
ゲームレポート
6月24日、全国プレーシーズントーナメントの決勝戦、立教大学(以下、立教)と日本体育大学(以下、日体)の試合が行われた。
試合開始は17:45からの肌寒い天候の中であったが、両チームの選手たちは熱気だっていた。
第1クウォーター、フェイスオフを立教#2角田が獲り試合が始まる。角田は試合を通してフェイスオフで果敢に攻め、勝ち獲っていた。
フェイスオフの直後に立教#16篠塚が放ったシュートは日体ゴーリーがセーブ。
この試合の先制点は立教#2角田のゴール左前からのスタンディングシュートであった。そのまま立教ペースになると思いきや、立教のシュートはことごとく日体のゴーリーに阻まれ追加点を獲れずにいると、クウォーター中ごろ、日体#55村上のゴール左前からのシュートが決まり、同点になる。
両チームともシュートを撃ち込むも、固いディフェンスとゴーリーによって得点を追加できず1-1のイーブンで第1クウォーター終了。
第2クウォーター、日体はファールを多発し幾度か苦しい場面になる。そして日体は、マンダウンディフェンスの最中、立教#19富田のゴール右前からのシュートによりスコアを許してしまう。
しかし、その後、日体#9刈田が悪球と思われたパスを捕り、ブレークを成功させるとゴール右前からスコアを決めた。これによりまた同点となった。第2クウォーター終了まで、引き続き同点の展開が続く。
第3クウォーターでは、両チーム積極的にシュートを撃ち込む。クウォーター開始直後2本続けて日体がシュートを撃ち、日体#9刈田が得点を入れる。しかし立教も負けじと、その直後に#16篠塚がゴール左横からシュートを撃ちスコア。またしても同点となる。だが日体も黙ってはいなかった。その後、2分間で5本のシュートを撃ち込むが、その多くは、惜しくも立教ゴーリーのナイスセーブにより阻止されてしまう。その後、点を取り合い、第3クウォーター終了時点、4-5で立教優勢の状況。
第4クウォーター、どちらも引けを取らない勢いで試合が展開していく。クウォーター開始から5分、日体#4が得点をあげる。これにより同点となり、白熱した雰囲気の中、その1分後に今度は立教が巻き返し#2角田が得点をあげる。またしても立教に点差をつけられた日体は、クウォーター開始8分、#9刈田がゴール正面まで切り込みシュートを撃ち込んだ。しかし立教ゴーリーのナイスセーブにより阻止された。
そのまま、6-5の立教勝利でプレーシーズントーナメント決勝戦は終了となった。
両チームとも、相手の固いディフェンスにより得点を稼ぐことはできなかった。また日体の勢いのあるオフェンスに耐え、立教のゴーリーのセーブ率が高かったことは勝因の一つといえる。この日、立教ゴーリーのセーブ率は70%にも達した。
*第2回全国プレシーズントーナメント
・全試合結果はこちらへ(PDFファイル)
・フィールドレポート [ 予選ターム ・ 準決勝戦(女子) ]
・Text&Photo[女子決勝戦]:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・藤井麻由(明星大学)、廣瀬由佳(東京家政学院大学)
・Text&Photo[男子決勝戦]:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・岩澤たつや(帝京大学)、鈴木寛之(東洋大学)
・Photo:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会委員長・重松夏貴
女子決勝戦:一橋大学(白) vs 明治学院大学(黒)
スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
TOTAL
|
一橋大学
|
3
|
5
|
8
|
明治学院大学
|
2
|
2
|
4
|
6月24日(日)、日差しも強くなくプレーをしやすい涼しい気温の中、全国ラクロスプレシーズントーナメント決勝戦、一橋大学(以下、一橋)対 明治学院大学(明学)の試合が東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場で行われた。
16:00、ドロー。両校共にシュートのチャンスを得るものの、互いのディフェンス、ゴーリーの強靭な守りによってなかなか得点に繋がらない。
開始から8分後、そんな流れを変えたのは明学#18近藤だった。上からの1対1からのシュートで0-1なり、明学が一歩リード。そのまま得点は動かずタイムアウトに。タイムアウト終了後、明学のゴーリーが落としたボールを一橋#88馬林がすかさず獲り、シュートへ。これで1-1の同点となり、試合は振り出しに戻った。
前半12分、明学のプッシングのファールにより一橋#11川瀬がフリーシュートのチャンスを得る。そこから#88馬林に的確的確なパスを出し、シュートが決まる。2-1と今度は一橋が一歩リードする。前半19分、挽回したい明学もフリーシュートを獲得すると、#51佐藤がシュートを決め2-2と再び同点となる。しかしなんとか勝ち越し点がほしい一橋もフリーシュートのチャンスを得ると、#84山崎のシュートで3-2、一橋が1点リードしている状態で前半が終了した。
後半、なんとか追いつきたい明学だが、一橋にフリーシュートの機会を与えてしまう。しかし明学のゴーリーの素晴らしいセーブにより得点を許さない。
後半2分、一橋#76中根が正確なパスを受け取りそのままシュートへ。4-2となり一橋はどんどん点差を広げていく。そのまま後半6分、一橋#76中根が#88馬林から的確なパスを受け、ゴール裏からの1対1でシュート。5-2で一橋が3点リードしたままタイムアウトになる。
タイムアウト終了後もなお勢いの止まらない一橋#76中根がゴール裏から回りこみ、本日3点目のシュートを決めて6-2となる。しかし負けていられない明学は、後半9分、#39北原が一橋のディフェンスを華麗に振り切り、ほぼフリーの状態でシュートを決め6-3に。だが後半10分、ゴール左上から一橋#39大桃の鋭いロングシュートにより7-3とますます点差は広がっていく。
流れはそのまま一橋かと思われたその時、明学#49原田がゴール上からパスを受けると、ゴール左からシュートを決め7-4と点差を縮めていく。
タイムアウト後、ボールは明学が獲り、流れをつくっていく。明学#77がボールを運んでいる際には、転倒するもボールはクロスから離れず粘り強くキープし、そのまま相手ゴールに運んでいくが得点に繋がらない。そこでさらに点差を広げたい一橋が後半16分、グラウンドボールに#88馬林がすかさず反応し、#76中根にパスを出しそのままシュート。得点は8-4となり、一橋#76中根は本日4点目となった。その後も明学のディフェンスは鉄壁の守りを見せ一橋に得点を決めさせないが、明学のシュートには繋げられれず、惜しくもここで試合終了のホイッスルが鳴り響いた。結果8-4で、今年のプレシーズントーナメントを制したのは一橋大学であった。
男子決勝戦:立教大学(白) vs 日本体育大学(青)
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
立教大学
|
1
|
1
|
3
|
1
|
6
|
日本体育大学
|
1
|
1
|
2
|
1
|
5
|
6月24日、全国プレーシーズントーナメントの決勝戦、立教大学(以下、立教)と日本体育大学(以下、日体)の試合が行われた。
試合開始は17:45からの肌寒い天候の中であったが、両チームの選手たちは熱気だっていた。
第1クウォーター、フェイスオフを立教#2角田が獲り試合が始まる。角田は試合を通してフェイスオフで果敢に攻め、勝ち獲っていた。
フェイスオフの直後に立教#16篠塚が放ったシュートは日体ゴーリーがセーブ。
この試合の先制点は立教#2角田のゴール左前からのスタンディングシュートであった。そのまま立教ペースになると思いきや、立教のシュートはことごとく日体のゴーリーに阻まれ追加点を獲れずにいると、クウォーター中ごろ、日体#55村上のゴール左前からのシュートが決まり、同点になる。
両チームともシュートを撃ち込むも、固いディフェンスとゴーリーによって得点を追加できず1-1のイーブンで第1クウォーター終了。
第2クウォーター、日体はファールを多発し幾度か苦しい場面になる。そして日体は、マンダウンディフェンスの最中、立教#19富田のゴール右前からのシュートによりスコアを許してしまう。
しかし、その後、日体#9刈田が悪球と思われたパスを捕り、ブレークを成功させるとゴール右前からスコアを決めた。これによりまた同点となった。第2クウォーター終了まで、引き続き同点の展開が続く。
第3クウォーターでは、両チーム積極的にシュートを撃ち込む。クウォーター開始直後2本続けて日体がシュートを撃ち、日体#9刈田が得点を入れる。しかし立教も負けじと、その直後に#16篠塚がゴール左横からシュートを撃ちスコア。またしても同点となる。だが日体も黙ってはいなかった。その後、2分間で5本のシュートを撃ち込むが、その多くは、惜しくも立教ゴーリーのナイスセーブにより阻止されてしまう。その後、点を取り合い、第3クウォーター終了時点、4-5で立教優勢の状況。
第4クウォーター、どちらも引けを取らない勢いで試合が展開していく。クウォーター開始から5分、日体#4が得点をあげる。これにより同点となり、白熱した雰囲気の中、その1分後に今度は立教が巻き返し#2角田が得点をあげる。またしても立教に点差をつけられた日体は、クウォーター開始8分、#9刈田がゴール正面まで切り込みシュートを撃ち込んだ。しかし立教ゴーリーのナイスセーブにより阻止された。
そのまま、6-5の立教勝利でプレーシーズントーナメント決勝戦は終了となった。
両チームとも、相手の固いディフェンスにより得点を稼ぐことはできなかった。また日体の勢いのあるオフェンスに耐え、立教のゴーリーのセーブ率が高かったことは勝因の一つといえる。この日、立教ゴーリーのセーブ率は70%にも達した。
*第2回全国プレシーズントーナメント
・全試合結果はこちらへ(PDFファイル)
・フィールドレポート [ 予選ターム ・ 準決勝戦(女子) ]
・Text&Photo[女子決勝戦]:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・藤井麻由(明星大学)、廣瀬由佳(東京家政学院大学)
・Text&Photo[男子決勝戦]:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・岩澤たつや(帝京大学)、鈴木寛之(東洋大学)
・Photo:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会委員長・重松夏貴
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