日本代表・女子チャレンジマッチ[京都会場](1)

2013/05/07

日程:2013年5月4日(土祝)
時間:第1試合・13:30、
第2試合・14:10、第3試合・14:40
場所:京都府(京都市)・宝が池球技場 (宝が池公園運動施設球技場)

【チャレンジマッチ特別ルール】
(1)試合時間は時計を止めずランニングタイム(流し)で行う。
(2)日本代表のシュート後に関してだけは、チェイスは無しで、アウトオブバウンズは全て対戦チームのボールとする。
(3)日本代表の対戦チームがリストレイニング内で攻撃中にアウトオブバンズになった場合は、全てそのチームのボールとする。


第1試合: 女子日本代表(白) vs CACTUS(黒)
第1試合1第1試合2

スコア (30分・1本)
チーム
TOTAL
女子日本代表
6
CACTUS
2
得点者
女子日本代表 CACTUS
#11 和田 亜紀子 (3)
#10 林 絵利香 (1)
#8 水戸 理恵 (1)
#25 橋本 亜弥香 (1)
#17 剱持 真衣 (1)
#22 杉本 美歩 (1)
審判員
主審  
副審  
 
 
審判員

ゲームレポート
曇り空の下、暖かい空気に包まれた宝が池球技場において、『LACROSSE CHALLENGE MATCH 2013』、女子日本代表(以下、日本代表)対CACTUSの試合を開催した。

試合開始、CACTUS#3相原がドローを制し、その勢いに乗って開始24秒で、ゴール裏から仕掛けた#25橋本が1対1から先制点を奪った。その後、日本代表が点を取り返そうとシュートを3本撃つものの、CACTUSゴーリー#1河本のナイスセーブにより、点の獲得には至らなかった。しかし、7分、日本代表#7高野がゴール裏からの華麗なパスを貰い、ついに同点に追いついた。18分、CACTUSゴーリーによるクリアミス後のダウンボールから、日本代表がグラウンドボール合戦でボールを獲り、そのまま日本代表#22杉本がゴール上から走りこみ見事シュートを決めた。その後、CACTUSは、3秒ルールのファウルの繰り返しにより、#55内村にグリーンイエローカードが与えられ、試合の流れは日本代表に有利となり、6-2で日本代表が勝利を収めた。

CACTUSは日本代表から先制点をとるなど、会場を大いに賑わせたが、やはり後半になると日本代表が底力を見せつけた。


第2試合: 女子日本代表(白) vs 関西選抜(赤)
第2試合1第2試合2

スコア (25分・1本)
チーム
TOTAL
女子日本代表
9
関西選抜
2
得点者
女子日本代表 関西選抜
#11 和田 亜紀子 (4)
#5 北野 恵実 (1)
#24 小川 絵里子 (3)
#11 山本 ひかり (1)
#10 井倉 涼子 (1)
#14 稗田 早織 (1)
審判員
主審  
副審  
 
 
ゲームレポート
空は雲に覆われ冷たい風が吹き抜ける宝が池球技場において、『LACROSSE CHALLENGE MATCH 2013』、女子日本代表(以下、日本代表)対関西選抜の1試合目を開催した。

試合開始のドローを制したのは関西選抜#8新垣。その後、日本代表が連続して3点を獲得したが、9分、関西選抜はゴーリーのナイスセーブの流れに乗って、フリーシュートのチャンスを得、そこから見事なパス回しにより、#5北野がゴールネットを揺らした。そのすぐ後にも、関西選抜はゴール裏からのカットインが成功し、#11山本が振り向きざまに思いも寄らないシュートを撃ち、観客をどよめかせた。しかしその後、立て続けに日本代表が軽快なパス回しや、ゴール前での華麗なボールさばきによって、6点の追加点をとり、9-2で日本代表が勝利を掴んだ。

中盤で何度も観客を盛り上げるプレーを魅せた関西選抜は、さすが関西の中で選び抜かれた選手であることを私たちに印象づけた。しかし日本代表という大きな壁は越えることはできなかった。


第3試合: 女子日本代表(白) vs 関西選抜(赤)
第3試合1第3試合2

スコア (25分・1本)
チーム
TOTAL
女子日本代表
8
関西選抜
3
得点者
女子日本代表 関西選抜
#11 和田 亜紀子 (3)
#8 新垣 恵理子 (2)
#17 剱持 真衣 (2)
#6 柴田 佳江 (1)
#5 飯塚 菜々恵 (1)
#10 井倉 涼子 (1)
#24 小川 絵里子 (1)
審判員
主審  
副審  
 
 
ゲームレポート
今にも雨が降り出しそうな雰囲気になってきた宝が池球技場において、『LACROSSE CHALLENGE MATCH 2013』、女子日本代表(以下、日本代表)対関西選抜の2試合目を開催した。

試合開始のドロー獲った日本代表は、その後相手のゴール前でパス回しをうまく運び関西選抜にボールを渡さなかった。そして、日本代表#24小川のゴール前へ入り込んでのシュートや、#10井倉の角度0度からボールを叩き込む美しいシュートにより、点が続いた。その後、日本代表はデンジャラスチェックにより2人の選手が退場する場面もあったが、それにも屈しず、日本代表は一瞬の隙も見逃さないシュートを繰り返した結果、8-3で日本代表がまたしても白星をあげた。

どちらもゴーリーのナイスセーブが目立った試合だった。イエローカードで退場が二度も起こったものの、日本代表はそれに動じないプレーを繰り広げた。


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*フォトギャラリー「日本代表トライアルゲーム2013」はこちら


・Text:日本学生ラクロス連盟西日本支部・中川実咲(京都工芸繊維大学)、木尾奈々子(神戸市外国語大学)、逸木沙耶子(同志社女子大学)、津田風香(龍谷大学)
  ・Photo:日本ラクロス協会広報部次長(関西)・中山崇