関東地区・男子1年生練習会
2013/07/07
2013年6月1日(土)、東京都(江戸川区)・江戸川区臨海球技場にて、晴天のもと関東地区・男子1年生練習会を行った。
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今回の男子1年生練習会は、国際親善試合に出場する為に来日中のメリーランド大学ボルティモア校(UMBC)のコーチ、選手の協力の下で行った。
この機会を逃すまいと約200名の参加者(1年生、育成担当者)が来場した。
練習会は、ラクロスを初めて約1ヶ月の1年生に向けて基礎的な内容として、スティックの触り方、ボールの投げ方、ボールの拾い方、シュートの決め方等を中心に2時間に渡り行われた。
クリニックを通してUMBCのHCであるドン・ジマーマン氏よりポイントの解説が行われた。もちろん英語での解説となるが1年生はキーワードを逃さないように傾聴し、必死に動作を真似ていた。
ジマーマン氏の解説にも、分かりやすいように「イイネ!」や「スグ!」「ハイ!」など日本語が織り交ぜられており、優しく熱意のこもった指導が行われた。
ジマーマン氏は1987年に来日した際、日本人に対しての海外選手による初めてのコーチングを担当しており、「あの頃と全く何も変わらない熱意のこもった指導が行われている」と日本ラクロス協会・佐々木理事も思い出混じりに言葉を漏らしていた。
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[左:ドン・ジマーマン氏 / 右:UMBCアシスタントコーチのエド・スティーブンソン氏]
指導を受けてみると、ポイントは「スティックを握らない」、「スティックを常に投げれる状態にしておく」等、ごくごく当たり前の事であった。しかし、当たり前のことを正確に出来るからこそ、UMBCはアメリカのNCAAのリーグでも闘うことができていると痛感した。1年生の他に参加していた育成担当者も深くうなずきながら、自チームに持って帰り更なる育成をしてくれることを約束してくれた。
また技術だけではなく、「選手に対してネガティブな意見は言わない」、「仲間を信じて闘っていく事」というラクロスへの向き合い方も指導を行っており、スポーツを通じて教育を行うという姿勢も強く感銘を受けた。
練習会終了後には国際部リエゾンスタッフ、UMBC選手、日本人選手が混じって会話をするシーンが多く、技術の習得のみならず、ラクロスの持つ「交流」の文化を楽しんでいた。
今回の練習会で当たり前の基礎技術を懇切丁寧に指導いただいた事で、日本ラクロスの1年生の将来が非常に明るいものになって行く事を願って止まない。本練習会にご協力頂いたUMBCの皆様には深く御礼を申し上げます。
■練習会風景
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■練習会の運営
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[左:練習会後に行った育成担当者ミーティング/右:練習会を充実させるためには備品の入念な準備が重要となる]
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[左:UMBCの選手たち/右:練習会後に、日本代表選手が日常の心構え等を説明]
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[左:練習会の運営・進行をサポートしたSGスタッフたち/右:ドン・ジマーマン氏と強化部スタッフたち]
・Text:日本ラクロス協会強化部(関東)・浅井威宏
・Photo:日本ラクロス協会企画部部長・保坂光信、同国際部スタッフ
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今回の男子1年生練習会は、国際親善試合に出場する為に来日中のメリーランド大学ボルティモア校(UMBC)のコーチ、選手の協力の下で行った。
この機会を逃すまいと約200名の参加者(1年生、育成担当者)が来場した。
練習会は、ラクロスを初めて約1ヶ月の1年生に向けて基礎的な内容として、スティックの触り方、ボールの投げ方、ボールの拾い方、シュートの決め方等を中心に2時間に渡り行われた。
クリニックを通してUMBCのHCであるドン・ジマーマン氏よりポイントの解説が行われた。もちろん英語での解説となるが1年生はキーワードを逃さないように傾聴し、必死に動作を真似ていた。
ジマーマン氏の解説にも、分かりやすいように「イイネ!」や「スグ!」「ハイ!」など日本語が織り交ぜられており、優しく熱意のこもった指導が行われた。
ジマーマン氏は1987年に来日した際、日本人に対しての海外選手による初めてのコーチングを担当しており、「あの頃と全く何も変わらない熱意のこもった指導が行われている」と日本ラクロス協会・佐々木理事も思い出混じりに言葉を漏らしていた。
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[左:ドン・ジマーマン氏 / 右:UMBCアシスタントコーチのエド・スティーブンソン氏]
指導を受けてみると、ポイントは「スティックを握らない」、「スティックを常に投げれる状態にしておく」等、ごくごく当たり前の事であった。しかし、当たり前のことを正確に出来るからこそ、UMBCはアメリカのNCAAのリーグでも闘うことができていると痛感した。1年生の他に参加していた育成担当者も深くうなずきながら、自チームに持って帰り更なる育成をしてくれることを約束してくれた。
また技術だけではなく、「選手に対してネガティブな意見は言わない」、「仲間を信じて闘っていく事」というラクロスへの向き合い方も指導を行っており、スポーツを通じて教育を行うという姿勢も強く感銘を受けた。
練習会終了後には国際部リエゾンスタッフ、UMBC選手、日本人選手が混じって会話をするシーンが多く、技術の習得のみならず、ラクロスの持つ「交流」の文化を楽しんでいた。
今回の練習会で当たり前の基礎技術を懇切丁寧に指導いただいた事で、日本ラクロスの1年生の将来が非常に明るいものになって行く事を願って止まない。本練習会にご協力頂いたUMBCの皆様には深く御礼を申し上げます。
■練習会風景
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[左:練習会後に行った育成担当者ミーティング/右:練習会を充実させるためには備品の入念な準備が重要となる]
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[左:UMBCの選手たち/右:練習会後に、日本代表選手が日常の心構え等を説明]
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[左:練習会の運営・進行をサポートしたSGスタッフたち/右:ドン・ジマーマン氏と強化部スタッフたち]
・Text:日本ラクロス協会強化部(関東)・浅井威宏
・Photo:日本ラクロス協会企画部部長・保坂光信、同国際部スタッフ
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