第21回関西学生ラクロスリーグ戦・女子決勝戦
2010/11/21
第21回関西学生ラクロスリーグ戦・女子決勝戦
日時:2010年11月13日(土) 11:00試合開始
場所:大阪・舞州運動広場球技場
同志社大学 vs 関西学院大学
スコア
得点者
ゲームレポート
冬の訪れを感じさせる11月13日、舞洲運動広場球技場(芝面)において、多くの観客の声援を背に受け、第21回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3決勝戦、同志社大学(以下、同志社)対関西学院大学(以下、関学)の試合が開催された。
試合開始のドローを制したのは同志社。しかし、ボールをなんとかして奪いたい関学との激しいダウンボールの競り合いが、この試合にかける両チームの想いを感じさせる。開始直後、関学が同志社のファールにより、フリーシュートのチャンスを得たが、チャンスをものにできない。同志社も果敢に攻め込み、シュートを放つもゴーリーの素晴らしいセーブにより、得点に結びつかない。両チームのボールの奪い合いが続く。ここで試合を動かしたのは、同志社#33馬野。裏からのパスを確実にものにし、今試合の先制点を挙げた。その後も同志社#20吉井がフリーシュートを決め、同志社に流れを引き寄せた。関学も流れを掴もうとボールを奪うも、同志社の鉄壁のディフェンスに阻まれ、なかなか得点できない。同志社の勢いは止まらず、華麗に関学のディフェンスをかわし、会場を沸かせ3得点目を挙げた。両チームとも一歩も引かない、ボールの奪いが続き、3-0で同志社が3点リードで前半終了。
後半、これ以上差を広げられたくない関学は気持ちを新たに入れ換え、#17北川がシュートを決め貴重な1点を奪い返し、一気に流れを引き寄せたい。しかし、同志社も負けじと攻め続ける。両者ともにこの戦いはお互いの目標に掛け、絶対に譲れない試合だけあって観客にも伝わってくる。ここで、関学は落ち着いてパス回しを展開し、同志社のDFを翻弄する。その後、関学#13清水、#57志渡のシュートで得点を重ねた。ここで流れをとめたい同志社は、タイムアウトをとる。ここぞというところで活躍をみせる同志社#20藤高が、ゴールネットを揺らす豪快なシュートを決め、会場がどよめいた。観衆が息を呑んで見つめる中、両者ともに一歩も譲らない。最後までボールへの執着心をみせ、諦めず戦い抜いた。ここで試合終了のホイッスルが鳴り響き、8-4で同志社が勝利をおさめた。
この瞬間、関西の熱い夏が終わりを告げた。勝利した同志社は、今月23日に第2回全日本ラクロス大学選手権大会に出場する。関西学生の頂点に立った勢いで勝利を掴んでほしい。
・Report:今井祐貴子(京都工芸繊維大学)、佐々木萌子(京都ノートルダム女子大学)、藤田萌(大阪教育大学)
・Report:日本ラクロス協会広報部関西次長・中山崇
*フォトギャラリー「第21回関西学生ラクロスリーグ戦・決勝戦」はこちらへ
日時:2010年11月13日(土) 11:00試合開始
場所:大阪・舞州運動広場球技場
同志社大学 vs 関西学院大学
スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
TOTAL
|
同志社大学
|
3
|
5
|
8
|
関西学院大学
|
0
|
4
|
4
|
得点者
同志社大学 | 関西学院大学 |
#33 赤井友紀 (4)
|
#13 清水茉以(2)
|
#20 藤高彩 (2)
|
#17 北川千尋 (1)
|
#10 木村有希 (1) | #57 志渡友梨 (1) |
#22 河原林紘子 (1) | - |
ゲームレポート
冬の訪れを感じさせる11月13日、舞洲運動広場球技場(芝面)において、多くの観客の声援を背に受け、第21回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3決勝戦、同志社大学(以下、同志社)対関西学院大学(以下、関学)の試合が開催された。
試合開始のドローを制したのは同志社。しかし、ボールをなんとかして奪いたい関学との激しいダウンボールの競り合いが、この試合にかける両チームの想いを感じさせる。開始直後、関学が同志社のファールにより、フリーシュートのチャンスを得たが、チャンスをものにできない。同志社も果敢に攻め込み、シュートを放つもゴーリーの素晴らしいセーブにより、得点に結びつかない。両チームのボールの奪い合いが続く。ここで試合を動かしたのは、同志社#33馬野。裏からのパスを確実にものにし、今試合の先制点を挙げた。その後も同志社#20吉井がフリーシュートを決め、同志社に流れを引き寄せた。関学も流れを掴もうとボールを奪うも、同志社の鉄壁のディフェンスに阻まれ、なかなか得点できない。同志社の勢いは止まらず、華麗に関学のディフェンスをかわし、会場を沸かせ3得点目を挙げた。両チームとも一歩も引かない、ボールの奪いが続き、3-0で同志社が3点リードで前半終了。
後半、これ以上差を広げられたくない関学は気持ちを新たに入れ換え、#17北川がシュートを決め貴重な1点を奪い返し、一気に流れを引き寄せたい。しかし、同志社も負けじと攻め続ける。両者ともにこの戦いはお互いの目標に掛け、絶対に譲れない試合だけあって観客にも伝わってくる。ここで、関学は落ち着いてパス回しを展開し、同志社のDFを翻弄する。その後、関学#13清水、#57志渡のシュートで得点を重ねた。ここで流れをとめたい同志社は、タイムアウトをとる。ここぞというところで活躍をみせる同志社#20藤高が、ゴールネットを揺らす豪快なシュートを決め、会場がどよめいた。観衆が息を呑んで見つめる中、両者ともに一歩も譲らない。最後までボールへの執着心をみせ、諦めず戦い抜いた。ここで試合終了のホイッスルが鳴り響き、8-4で同志社が勝利をおさめた。
この瞬間、関西の熱い夏が終わりを告げた。勝利した同志社は、今月23日に第2回全日本ラクロス大学選手権大会に出場する。関西学生の頂点に立った勢いで勝利を掴んでほしい。
・Report:今井祐貴子(京都工芸繊維大学)、佐々木萌子(京都ノートルダム女子大学)、藤田萌(大阪教育大学)
・Report:日本ラクロス協会広報部関西次長・中山崇
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