男子競技全国1級審判員勉強会
2015/09/24
[全国各地区でリーグ戦が行われている中、各地区でシーズン前に行った大会・活動を掲載します]
2015年3月7日(土)に東京において、4月18日(土)に大阪にて、全国の男子競技1級審判員を対象とした勉強会を開催した。
[左:林審判員/右:東京会場の参加審判員]
今回の勉強会の目的は以下の6点になります。
(1)1級審判員が自分たちのスキルアップのために意見交換を行う
(2)試合のビデオを見て自分たちがどう見られているかを認識する
(3)試合前、試合中、試合後に確認すべき項目の確認
(4)審判員同士でそれぞれの長所を伸ばし短所を改善するための意見交換を行う
(5)個人として自分の目標とするスキルの認識と今シーズンのロードマップを明確にする
(6)新マニュアルの共有
以上を目的として開催されました。
普段それぞれの地区で後輩の指導をすることが多い1級審判員ですが、今回の勉強会は個人のスキルアップを狙いとしています。そのため講師による一方的な座学ではなく、意見交換の時間を多く取り、それぞれの日頃の考えを伝えつつ他の審判員の意見を聞くことでそれぞれが成長していくことを課題として開催しました。
[左:意見を交わす審判員たち/右:志水研太郎審判部副部長]
■議論テーマ
(1)ビデオ鑑賞
2014年男子世界選手権大会の映像を一部鑑賞し、自分が主審の場合どのようにゲームをコントロールするか、自分がアセッサー(大会中に審判員を評価する査定員)の場合にはどのように改善を求めるか、自分が観客の場合このゲームをどう感じるかを議論しました。
その中で、対戦毎のゲーム性を理解すること、状況毎に起こりえる次の作戦を想定することを意識し、これからのゲームにおけるマネジメントのスキル向上を図りました。
(2)理想の審判像と自己目標
各個人が持つそれぞれの理想の審判像を発表し、その理想に近づくために何をすべきかを議論しました。
審判員から見た理想の審判員ではなく、選手や観客から理解を得られるような審判員を目指すべく目標を設定しました。自分に足りないスキルを書き出し今年のアクションプランを設定しました。
審判員の目標は抽象的な目標になりやすく、特にベテランの審判員が多い1級審判員にとって年単位の自己目標を共有する機会はあまりありませんでした。しかしながら国際大会や全国大会に派遣される1級審判員こそスキルの向上が求められ、成長すべき存在です。今回の勉強会をきっかけとして、それぞれが試合ごとに成長していくことを約束し、勉強会を閉会しました。
・Text:日本ラクロス協会審判部・林拓史
・Photo:日本ラクロス協会審判部長・野田淑子
2015年3月7日(土)に東京において、4月18日(土)に大阪にて、全国の男子競技1級審判員を対象とした勉強会を開催した。
[左:林審判員/右:東京会場の参加審判員]
今回の勉強会の目的は以下の6点になります。
(1)1級審判員が自分たちのスキルアップのために意見交換を行う
(2)試合のビデオを見て自分たちがどう見られているかを認識する
(3)試合前、試合中、試合後に確認すべき項目の確認
(4)審判員同士でそれぞれの長所を伸ばし短所を改善するための意見交換を行う
(5)個人として自分の目標とするスキルの認識と今シーズンのロードマップを明確にする
(6)新マニュアルの共有
以上を目的として開催されました。
普段それぞれの地区で後輩の指導をすることが多い1級審判員ですが、今回の勉強会は個人のスキルアップを狙いとしています。そのため講師による一方的な座学ではなく、意見交換の時間を多く取り、それぞれの日頃の考えを伝えつつ他の審判員の意見を聞くことでそれぞれが成長していくことを課題として開催しました。
[左:意見を交わす審判員たち/右:志水研太郎審判部副部長]
■議論テーマ
(1)ビデオ鑑賞
2014年男子世界選手権大会の映像を一部鑑賞し、自分が主審の場合どのようにゲームをコントロールするか、自分がアセッサー(大会中に審判員を評価する査定員)の場合にはどのように改善を求めるか、自分が観客の場合このゲームをどう感じるかを議論しました。
その中で、対戦毎のゲーム性を理解すること、状況毎に起こりえる次の作戦を想定することを意識し、これからのゲームにおけるマネジメントのスキル向上を図りました。
(2)理想の審判像と自己目標
各個人が持つそれぞれの理想の審判像を発表し、その理想に近づくために何をすべきかを議論しました。
審判員から見た理想の審判員ではなく、選手や観客から理解を得られるような審判員を目指すべく目標を設定しました。自分に足りないスキルを書き出し今年のアクションプランを設定しました。
審判員の目標は抽象的な目標になりやすく、特にベテランの審判員が多い1級審判員にとって年単位の自己目標を共有する機会はあまりありませんでした。しかしながら国際大会や全国大会に派遣される1級審判員こそスキルの向上が求められ、成長すべき存在です。今回の勉強会をきっかけとして、それぞれが試合ごとに成長していくことを約束し、勉強会を閉会しました。
・Text:日本ラクロス協会審判部・林拓史
・Photo:日本ラクロス協会審判部長・野田淑子
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