2010関東女子ユース選抜・オーストラリア遠征

2011/05/10

2010関東女子ユース選抜は、2011年3月25日から3月31日までの6日間、オーストラリア・アデレードへの遠征を行いました。

関東女子ユース選抜

直前に発生した東日本大震災の影響により、出国に対する不安はスタッフ、選手の中に少なからずありました。
しかし行くからには、きちんと学び成長しようという意志が選手から伝わり、充実した遠征とすることができました。

現地では、5試合を行い、その中で現地の強豪であるクラブチームとの試合も行うことが出来ました。
今回の遠征では、(1)『勝ち』にこだわること (2)日本のラクロスとオーストラリアのラクロスの違いを身体で体験すること、を常に意識して行いました。
試合前・中・後のミーティングでは個人が考える時間を毎回作り、チームで戦略やラクロスに対する考え方を共有することに多くの時間を費やしました。
その結果、ただラクロスをやるのではなく、考えてラクロスをプレーすることができ、そのことがより質の高いラクロスに繋がることを実感する良い機会となりました。毎試合、充実した試合内容であったと感じています。

■試合結果
2010関東女子ユース選抜 16-15 U21オーストラリア・アデレード在住
2010関東女子ユース選抜 12-10 U17オーストラリア・アデレード在住
2010関東女子ユース選抜 15-19 U19オーストラリア
2010関東女子ユース選抜 12-11 グレネルグラクロスクラブ
2010関東女子ユース選抜 5-24 ブライトンラクロスクラブ
  ※グレネルグラクロスクラブ・チームホームページ (外部サイトが開きます)
  ※ブライトンラクロスクラブ・チームホームページ (外部サイトが開きます) 

試合後は、現地の選手と、エールの交換、記念品の交換などを通し、交流することができました。
フィールド上ではお互い真剣な顔をしている両チームの選手ですが、試合が終わると楽しそうに交流しあい、
日本では出来ない経験の連続を楽しんでいる様子の関東ユース選抜の選手たちが印象的でした。
 
「関東の中から選抜された」という自覚を持ち、海外で試合を行うという経験は参加者全員にとって有意義なものであったと感じています。
世界のラクロスを知り、日本のラクロスをより良いものにするために、今後更なる活躍をしていって欲しいと思います。

また、今回の遠征にあたり、サポートしてくださった方々に大変感謝しております。ありがとうございました。

試合風景庄子ヘッドコーチ
渡辺アシスタントコーチオーストラリアの選手たちと記念撮影


・Text&Photo:渡辺優(2010関東女子ユース選抜マネージャー