第5回全日本ラクロス大学選手権大会・準決勝戦(男子)東京会場(2)
2013/11/28
日時:2013年11月23日(祝・土) 11:00試合開始
場所:東京・江戸川区臨海球技場
早稲田大学(白) vs 北海道大学(青)
ゲームレポート
2013年11月23日(土)、東京都(江戸川区)江戸川区臨海球技場第一多目的グラウンドにおいて、全日本ラクロス大学選手権大会・準決勝戦、関東代表、早稲田大学(以下、早稲田)vs北海道代表、北海道大学(以下、北大)の試合を行った。天気は快晴に恵まれ、フィールドはたくさんの観客に囲まれていた。両チーム緊張のムードのなか、11:00試合開始のホイッスルが鳴った。
第1クウォーター。北大のポゼッションで試合は始まった。序盤は両チームともにミスが目立ち、なかなかシュートは見られない。激しいポゼッション争いを制した早稲田#7柳田のシュートは惜しくもゴーリーセーブ。
試合が動いたのは開始10分、早稲田#1忠平のトップからの強烈なスタンディングシュートが決まり早稲田が先制した。その後、攻防が続くもスコアは変わらない。15分北大のチームタイムアウト。1点返したいところだがその直後、早稲田#8伊藤にクリースでクイックシュートを決められ2点差となる。その後19分、またしても早稲田#8伊藤のトップからのスタンディングシュートが決まり3点差となる。このまま1Qが終わると思われたが、第1クウォーター終了間際、ゴール前でこぼれていたボールを早稲田#69大場が押し込み4-0の早稲田リードとなったところで終了。
緊張のせいか、ミスが目立ったが、早稲田のペースが上がってきた。
第2クウォーター。北大のポゼッションで始まる。しかし早稲田の堅い守りに北大は難攻している。早稲田もシュートを放つが北大ゴーリー#3田森のナイスセーブに追加点を取れない。
第2クウォーター開始4分、早稲田の#52、#11の連続フラッグダウン(ファール)により、2人多い状態でのオフェンスのチャンスを得た北海道。#6玉井のスタンディングシュートが決まり4-1と1点返した。これを機に落ち着きを取り戻した北大は立て続けにシュートを放つも早稲田ゴーリー#42服部に阻まれる。7分、北大#21松本が早稲田のクリアミスを逃さず、無人のゴールへシュート。これが決まり4-2と2点差に追いあげる。
直後早稲田のチームタイムアウト。なおも攻防が続く。均衡を破ったのは、早稲田。北大のフライミスを見逃さず、冷静にクリースでパスを受けた#0高橋がシュートを決めた。その後も早稲田は積極的にシュートを放つも北大ゴーリーのナイスセーブを前に追加得点を奪えない。18分、北大は早稲田のライド崩れをうまくついて、#21松本が落ち着いて得点し点差を縮めた。5-3早稲田2点リードでハーフタイムを迎える。
第3クウォーター。ランダムスティックチェックにより早稲田、北大どちらの選手のスティックも違法と判断されたためどちらも一人少ない状態(9人)での始まりになった。
北大のポゼッションで始まるも攻めきれない。開始2分北大のオフサイドのファールにより、早稲田のエキストラマンオフェンスとなる。このチャンスに#8伊藤がきっちり決め切り点差を3点とする。そのわずか1分後。早稲田#1忠平の豪快なミドルシュートが決まり点差をさらに離す。8分。北大が僅かなクリースの隙をついてシュート。これがインホーム#23佐久間の得点となり再び点差を縮める。しかし3分後、早稲田#36須賀がゴール裏からシュートを決め、また4点差となる。その1分後、早稲田#28倉田の得点が決まりさらに勢いに乗る。4Q15分30秒。北大のインターフェアランスにより、マンダウンディフェンスとなった北大のゴールに早稲田#21畑田が#7柳田のパスを受け落ち着いて得点。一気に引き離した。その後攻防が続いたが得点は動かず、スコア10-4で第3クウォーター終了。
第4クウォーター。得点のほしい北大であったが、開始早々ファールにより早稲田にエキストラマンオフェンスのチャンスを与えてしまうと、早稲田はこのチャンスをしっかりものにし、#8伊藤が豪快にシュートを決めた。
なおも早稲田の猛攻が続くが北大ゴーリーのナイスセーブにより追加点は与えない。9分半、早稲田は一瞬の隙をついて#21畑田が技ありシュートを決めさらに点差を離す。2分後、北大はアンセット状態でのフルフィールドオフェンスから最後は#18桑野のスタンディングシュートが決まる。勢いに乗りたい。しかし早稲田の堅い守備を前になかなか得点できない。
17分早稲田#8伊藤が本日5点目となるスタンディングシュートを決め点差はさらに広がった。18分半、またも早稲田#21畑田がクリースでクイックシュートを決め9点差とする。試合終了30秒前。北大#21松本がシュートを決め反撃するもここで試合終了。スコア14-6で早稲田が勝利した。
ターンオーバーの多い試合で緊張が多少見られた。早稲田はその中でも決めきるところでしっかり決めていたのが勝因に思える。北大はフルフィールドオフェンスが中心となったが決定力に欠いた。
勝利した早稲田大学は12月1日(日)、駒沢オリンピック公園陸上競技場で行う、大学選手権決勝戦(vs神戸大学)へ駒を進めた。
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班班長・吉村友康(千葉大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部・前田浩一
場所:東京・江戸川区臨海球技場
早稲田大学(白) vs 北海道大学(青)
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
早稲田大学 (関東地区1位) | 4 | 1 | 5 | 4 | 14 |
北海道大学 (北海道地区1位) | 0 | 3 | 1 | 2 | 6 |
2013年11月23日(土)、東京都(江戸川区)江戸川区臨海球技場第一多目的グラウンドにおいて、全日本ラクロス大学選手権大会・準決勝戦、関東代表、早稲田大学(以下、早稲田)vs北海道代表、北海道大学(以下、北大)の試合を行った。天気は快晴に恵まれ、フィールドはたくさんの観客に囲まれていた。両チーム緊張のムードのなか、11:00試合開始のホイッスルが鳴った。
第1クウォーター。北大のポゼッションで試合は始まった。序盤は両チームともにミスが目立ち、なかなかシュートは見られない。激しいポゼッション争いを制した早稲田#7柳田のシュートは惜しくもゴーリーセーブ。
試合が動いたのは開始10分、早稲田#1忠平のトップからの強烈なスタンディングシュートが決まり早稲田が先制した。その後、攻防が続くもスコアは変わらない。15分北大のチームタイムアウト。1点返したいところだがその直後、早稲田#8伊藤にクリースでクイックシュートを決められ2点差となる。その後19分、またしても早稲田#8伊藤のトップからのスタンディングシュートが決まり3点差となる。このまま1Qが終わると思われたが、第1クウォーター終了間際、ゴール前でこぼれていたボールを早稲田#69大場が押し込み4-0の早稲田リードとなったところで終了。
緊張のせいか、ミスが目立ったが、早稲田のペースが上がってきた。
第2クウォーター。北大のポゼッションで始まる。しかし早稲田の堅い守りに北大は難攻している。早稲田もシュートを放つが北大ゴーリー#3田森のナイスセーブに追加点を取れない。
第2クウォーター開始4分、早稲田の#52、#11の連続フラッグダウン(ファール)により、2人多い状態でのオフェンスのチャンスを得た北海道。#6玉井のスタンディングシュートが決まり4-1と1点返した。これを機に落ち着きを取り戻した北大は立て続けにシュートを放つも早稲田ゴーリー#42服部に阻まれる。7分、北大#21松本が早稲田のクリアミスを逃さず、無人のゴールへシュート。これが決まり4-2と2点差に追いあげる。
直後早稲田のチームタイムアウト。なおも攻防が続く。均衡を破ったのは、早稲田。北大のフライミスを見逃さず、冷静にクリースでパスを受けた#0高橋がシュートを決めた。その後も早稲田は積極的にシュートを放つも北大ゴーリーのナイスセーブを前に追加得点を奪えない。18分、北大は早稲田のライド崩れをうまくついて、#21松本が落ち着いて得点し点差を縮めた。5-3早稲田2点リードでハーフタイムを迎える。
第3クウォーター。ランダムスティックチェックにより早稲田、北大どちらの選手のスティックも違法と判断されたためどちらも一人少ない状態(9人)での始まりになった。
北大のポゼッションで始まるも攻めきれない。開始2分北大のオフサイドのファールにより、早稲田のエキストラマンオフェンスとなる。このチャンスに#8伊藤がきっちり決め切り点差を3点とする。そのわずか1分後。早稲田#1忠平の豪快なミドルシュートが決まり点差をさらに離す。8分。北大が僅かなクリースの隙をついてシュート。これがインホーム#23佐久間の得点となり再び点差を縮める。しかし3分後、早稲田#36須賀がゴール裏からシュートを決め、また4点差となる。その1分後、早稲田#28倉田の得点が決まりさらに勢いに乗る。4Q15分30秒。北大のインターフェアランスにより、マンダウンディフェンスとなった北大のゴールに早稲田#21畑田が#7柳田のパスを受け落ち着いて得点。一気に引き離した。その後攻防が続いたが得点は動かず、スコア10-4で第3クウォーター終了。
第4クウォーター。得点のほしい北大であったが、開始早々ファールにより早稲田にエキストラマンオフェンスのチャンスを与えてしまうと、早稲田はこのチャンスをしっかりものにし、#8伊藤が豪快にシュートを決めた。
なおも早稲田の猛攻が続くが北大ゴーリーのナイスセーブにより追加点は与えない。9分半、早稲田は一瞬の隙をついて#21畑田が技ありシュートを決めさらに点差を離す。2分後、北大はアンセット状態でのフルフィールドオフェンスから最後は#18桑野のスタンディングシュートが決まる。勢いに乗りたい。しかし早稲田の堅い守備を前になかなか得点できない。
17分早稲田#8伊藤が本日5点目となるスタンディングシュートを決め点差はさらに広がった。18分半、またも早稲田#21畑田がクリースでクイックシュートを決め9点差とする。試合終了30秒前。北大#21松本がシュートを決め反撃するもここで試合終了。スコア14-6で早稲田が勝利した。
ターンオーバーの多い試合で緊張が多少見られた。早稲田はその中でも決めきるところでしっかり決めていたのが勝因に思える。北大はフルフィールドオフェンスが中心となったが決定力に欠いた。
勝利した早稲田大学は12月1日(日)、駒沢オリンピック公園陸上競技場で行う、大学選手権決勝戦(vs神戸大学)へ駒を進めた。
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班班長・吉村友康(千葉大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部・前田浩一
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