第5回全日本ラクロス大学選手権大会・準決勝戦(女子)東京会場(2)
2013/11/28
日時:2013年11月23日(祝・土) 14:00試合開始
場所:東京・江戸川区臨海球技場
慶應義塾大学(白) vs 北海道大学(赤)
ゲームレポート
気持ちの良い秋晴れの中、第5回全日本ラクロス大学選手権大会準決勝戦を行った。
女子は慶應義塾大学(以下、慶應)対 北海道大学(以下、北海道)である。
ドローが飛び落ちた瞬間に両校は勢いよくグラウンドボールに参加。混戦状態から一本目をとったのは慶應だった。冷静なパス回しが行われる中、北海道のディフェンスも積極的だった。北海道のプッシングのファールにより慶應のフリーシュート。先制点は慶應#64岸本が決めた。
続けてドローを慶應が取得。しかし北海道の積極的なディフェンスとゴーリー・#33阿部のナイスセーブにより、ボールは北海道に。安定したパス回しからゴール前にパス、#77渡辺がゴール。続けて北海道がボールを保持。シュートを果敢に仕掛け北海道#28半谷がゴール。負けじと、慶應の力強い1対1に北海道のディフェンスは押し出され慶應#88がゴール。試合開始から約8分で試合は大きく動いている。
ドローは両校勢いよく飛び出し慶應が獲りゴールに向かう。シュートを狙うが北海道の#3阿部がまたもナイスセーブを見せる。北海道#81金子がフィールドを独走し運ぶ。ゴール前の素早く冷静なパス回しにより北海道#71松尾の得点が決まった。3-2で北海道リード。流れは完全に北海道に傾いたと思われた。
しかし、ここで展開が大きく変わる。慶應の攻撃が始まる。ドローを獲り、確実なパス回しから果敢にシュートを狙っていく。角度の無い位置から慶應#3小川がシュート。続けて北海道のファールから慶應のフリーシュートにより#33廣野が得点。4-3で慶應リード。
慶應の流れに負けまいと北海道のディフェンスが続く。慶應#33廣野がシュートを狙うが北海道#3・阿部がまたもナイスセーブを魅せた。チャンスを逃すまいと安定した北海道のパス回しから得点を狙うがファールによりボールを慶應に渡してしまう。流れを阻止すべく北海道ディフェンスが粘るが慶應#88川村がゴール裏から華麗にシュートを決めた。続けて慶應#38細田が2点、#88川村が1点決め8-3慶應リードで前半終了する。
後半開始。再ドローから始まり慶應がボールを運ぶ。シュートを狙うもまた北海道#3ゴーリー阿部が阻む。しかしここで北海道のファールにより慶應にフリーシュートが与えられ、#3小川の得点が決まった。慶應の攻めつつ落ち着いたパス回しを阻むべく北海道のディフェンス陣が粘る。シュートを何度許しても北海道の守護神#3阿部がナイスセーブを繰り出しマイボールのチャンスを作る。しかし、北海道のオフサイドにより慶應ボール。#33廣野の1対1により得点が決まった。
続けて慶應#88川村が北海道のディフェンスを破って得点。11-3で慶應リード。
点差はひらくも北海道は諦めることなく攻め続け、ベンチからも熱い声が響く。慶應が果敢にシュートを狙うもやはり立ちはだかるのは北海道#3阿部だ。ナイスセーブを繰り出し北海道にチャンスを作る。
10分程のボールの奪い合いが続きお互いが譲らない中、慶應のチャージングにより北海道ボール。ここだと思った瞬間、パスミスにより慶應ボールに変わる。#38細田が力強い1対1を決めた。
残り5分、慶應が続けて4点決めた。ここで試合終了。16-3で慶應の勝利が決まった。慶應の流れは止まることなく勝利へ。しかし、北海道の熱意や最後まで諦めない気持ちは見ていた観客全員に感動を与えた。
そして慶應義塾大学は12月1日(日)に、駒沢オリンピック公園陸上競技場にて 関西学院大学との決勝戦が決まった。
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部執行部・重松夏貴(成城大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部・前田浩一
場所:東京・江戸川区臨海球技場
慶應義塾大学(白) vs 北海道大学(赤)
チーム | 前半 | 後半 | 合計 |
慶應義塾大学 (関東地区1位) | 8 | 8 | 16 |
北海道大学 (北海道地区1位) | 3 | 0 | 3 |
気持ちの良い秋晴れの中、第5回全日本ラクロス大学選手権大会準決勝戦を行った。
女子は慶應義塾大学(以下、慶應)対 北海道大学(以下、北海道)である。
ドローが飛び落ちた瞬間に両校は勢いよくグラウンドボールに参加。混戦状態から一本目をとったのは慶應だった。冷静なパス回しが行われる中、北海道のディフェンスも積極的だった。北海道のプッシングのファールにより慶應のフリーシュート。先制点は慶應#64岸本が決めた。
続けてドローを慶應が取得。しかし北海道の積極的なディフェンスとゴーリー・#33阿部のナイスセーブにより、ボールは北海道に。安定したパス回しからゴール前にパス、#77渡辺がゴール。続けて北海道がボールを保持。シュートを果敢に仕掛け北海道#28半谷がゴール。負けじと、慶應の力強い1対1に北海道のディフェンスは押し出され慶應#88がゴール。試合開始から約8分で試合は大きく動いている。
ドローは両校勢いよく飛び出し慶應が獲りゴールに向かう。シュートを狙うが北海道の#3阿部がまたもナイスセーブを見せる。北海道#81金子がフィールドを独走し運ぶ。ゴール前の素早く冷静なパス回しにより北海道#71松尾の得点が決まった。3-2で北海道リード。流れは完全に北海道に傾いたと思われた。
しかし、ここで展開が大きく変わる。慶應の攻撃が始まる。ドローを獲り、確実なパス回しから果敢にシュートを狙っていく。角度の無い位置から慶應#3小川がシュート。続けて北海道のファールから慶應のフリーシュートにより#33廣野が得点。4-3で慶應リード。
慶應の流れに負けまいと北海道のディフェンスが続く。慶應#33廣野がシュートを狙うが北海道#3・阿部がまたもナイスセーブを魅せた。チャンスを逃すまいと安定した北海道のパス回しから得点を狙うがファールによりボールを慶應に渡してしまう。流れを阻止すべく北海道ディフェンスが粘るが慶應#88川村がゴール裏から華麗にシュートを決めた。続けて慶應#38細田が2点、#88川村が1点決め8-3慶應リードで前半終了する。
後半開始。再ドローから始まり慶應がボールを運ぶ。シュートを狙うもまた北海道#3ゴーリー阿部が阻む。しかしここで北海道のファールにより慶應にフリーシュートが与えられ、#3小川の得点が決まった。慶應の攻めつつ落ち着いたパス回しを阻むべく北海道のディフェンス陣が粘る。シュートを何度許しても北海道の守護神#3阿部がナイスセーブを繰り出しマイボールのチャンスを作る。しかし、北海道のオフサイドにより慶應ボール。#33廣野の1対1により得点が決まった。
続けて慶應#88川村が北海道のディフェンスを破って得点。11-3で慶應リード。
点差はひらくも北海道は諦めることなく攻め続け、ベンチからも熱い声が響く。慶應が果敢にシュートを狙うもやはり立ちはだかるのは北海道#3阿部だ。ナイスセーブを繰り出し北海道にチャンスを作る。
10分程のボールの奪い合いが続きお互いが譲らない中、慶應のチャージングにより北海道ボール。ここだと思った瞬間、パスミスにより慶應ボールに変わる。#38細田が力強い1対1を決めた。
残り5分、慶應が続けて4点決めた。ここで試合終了。16-3で慶應の勝利が決まった。慶應の流れは止まることなく勝利へ。しかし、北海道の熱意や最後まで諦めない気持ちは見ていた観客全員に感動を与えた。
そして慶應義塾大学は12月1日(日)に、駒沢オリンピック公園陸上競技場にて 関西学院大学との決勝戦が決まった。
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部執行部・重松夏貴(成城大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部・前田浩一
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