第8回全日本大学選手権大会:会場フォトレポート(決勝戦)
2017/04/17
2016年11月27日(日)に開催した第8回全日本ラクロス大学選手権大会・決勝戦は、これまで第1回国際親善試合等の日本ラクロスのターニングポイントを飾り、そして今では毎年の大学日本一を決める会場となっている東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で開催した。
日本最大級の大会である大学選手権・決勝戦の会場は、大勢の来場者が訪れるとともに、その来場者の方々に楽しんで頂けるような数々の取組み会場全体で行っている。そして、これらの取組みの企画・準備・運営は、現役学生・OBGたちラクロス関係者自身が担っている。
今年もまた、日本一を目指すシーズンが始まるが、その頂点の一つである「全日本大学選手権」の会場・運営の様子をフォトレポートで振り返りっていく。
■第8回全日本ラクロス大学選手権大会・決勝戦
*会場フォトレポート [本ページ]
*大会アンバサダー・ラクロススタンプラリーレポート
*OBG特別スタッフ活動レポート
*全日本ラクロス大学選手権大会の歴史
*『第8回全日本ラクロス大学選手権大会』特設ページ
■試合会場の彩り
開場時間も間近になると、ゲート前に入場待ちの長い列が続く。2016年の決勝戦は、男子は慶應義塾大学 対 神戸大学。1990年代に毎年のように全日本選手権に出場しあい、激戦を繰り広げた両チームであり、全国大会の決勝という舞台でぶつかるのは、1995年の第6回全日本選手権以来、21年振りとなるカードである。一方の女子は明治大学 対 関西学院大学。2014年・2015年に続く、3年連続となるカードであり、2015年は1点差の死闘を演じた好カードである。男女ともに、熱い試合への期待感が膨らむ中、入場ゲートに飾られた決勝戦オリジナルポスターが来場者の熱気をさらに高めていた。
[左:開場前に並ぶ入場待ちの列/右:入場ゲートに飾られた決勝戦オリジナルポスター]
入場ゲートを通ると、大学選手権大会・決勝戦の恒例となっている、オリジナルのラクロスボードが来場者を出迎えた。2016年は、関東地区の学生選手・スタッフ6,000人によるメッセージがズラッと並び、ラクロスに対する熱い思いを伝えてくる。
バックスタンドでは、『Let'sカラフルDay!』と題して、会場がもっと華やかに彩られるように、特定の色の服装の人が優先的に座れる場所を設け、学生スタッフがその誘導に当たっていた。
スタンド入口をくぐると、まず最初に目に入ってくるのは、スタンドに作れらたラクロスの特大文字。1文字が5m四方、おおよそ車2台分にもなる特大ラクロス文字の列が、「大学日本一を決める会場」としての迫力を醸し出していた。
[左右:関東学生選手・チームスタッフ6,000人によるモザイク画]
[左右:『Let'sカラフルDay!』プロジェクト]
[左右:学生スタッフが作り上げた特大ラクロス文字]
■決勝戦の盛り上がり
当日は、時折小雨も降る生憎の天気模様となっていたが、メインスタンド・バックスタンドともに大勢の来場者がスタンドを埋めていた。試合も、特に女子決勝戦は、点の獲り合いになる激しい戦いの末の逆転勝利という展開であり、来場者を多いに盛り上げていた。
メインスタンドには、関東学生チームを始めとした、全国のチームが持ち寄ったチーム応援バナーが掲げられ、「大学生たちが作る大学日本一を決める場」の演出に一役買っていた。
[左:メインスタンド/右:バックスタンド]
[左:往年のライバル対決となった男子決勝/右:3年連続同一カードとなった女子決勝は最後までもつれる熱戦に]
[左右:メインスタンドは掲げられた多くのチームバナー]
■数々の楽しい来場者向けサービス
大勢の来場者が詰め掛ける決勝戦の会場は、試合以外の場面でも常にラクロスを楽しんでもらえるようにと、様々な会場サービスが行われていた。
スタンド下のコンコースは、スタンドをぐるっと一周できるようになっている。一周するのに6~7分はかかるその長いスペースの全てに、ラクロス写真が飾られていて、常にラクロスに囲まれている会場が作られていた。
また、コンコースの一角にはラクロスフォトコンテストのブースが設けられており、2016年の全国各地区でのリーグ戦で協会広報部が撮影した試合写真が80枚近く飾られていた。スタッフが配るシールを貼る形で投票が行われており、立ち寄った来場者たちは、ある人は自分の好きな写真をじっくりと探し、ある人は友達とわいわい盛り上がりながら、お気に入りの1枚を探していた。当日は、関西学生リーグ戦の1枚に、人気が集まっていたようである。
大学選手権の会場には、家族連れの姿も多く、小さい子供たちの姿も多い。コンコースの一角には、ファミリーラクロスエリアが設置され、小さい子供達から身体の大きくなった子供達まで、みんなが楽しめるようにと、ストラックアウト、シュートチャレンジ、親子キャッチボールスペースや、一般遊具コーナーまで様々な遊び場が用意されていて、家族連れの来場者が、試合以外の時間も家族そろって楽しんでいた。
[左:多種多様なブースが設置されていた/右:場内を一周するラクロスフォトギャラリー]
[左右:ラクロスフォトコンテストのスペースには、常に大勢の人だかりができていた]
[左:投票用のシールを配るスタッフ/右:お気に入りの写真に、シールを貼っていく]
[左:キッズエリアを運営するスタッフ/右:シュートチャレンジに挑戦する子供たち]
[左:ストラックアウトに挑戦/右:キッズエリアには一般遊具も用意されていた]
決勝戦は、大学日本一を決める場であり、試合校に対する注目度は高い。会場に設置された試合校の今シーズンの成績・写真を掲示したラクロスボードには、大勢の人だかりができていた。
ラクロスフォトコンテストの近くにあるフードコートでは、カレーやもつ煮などの食事だけでなく、ホットドッグ・カツサンドなどの軽食、クレープ・ベビーカステラなどのデザートまで、色々な料理が用意されており、試合の合間合間にたくさんの人が訪れ、美味しい食事を楽しんでいた。フードコートとフォトコンテストの間にはたくさんのベンチも並べられており、友達とゆっくり時間を過ごすグループも多い。
そして、このような大きな大会会場では恒例となっているラクロスショップエリアには、今回も大勢のラクロス選手たちが詰め掛け、それぞれ気に入ったクロス・グッズ・防具を購入していた。
[左右:試合校を紹介するラクロスボードには人だかりができていた]
[左右:大勢の人で賑わうフードコート]
[左右:フードコートとフォトコンテストのエリアは、グループで楽しく過ごせる場となっている]
[左右:ラクロス選手たちで賑わうラクロスショップエリア]
「大学選手権・決勝戦」の会場は、ラクロスに毎日触れている選手たちにとっても、初めてラクロスを見に来た人たちにとっても、盛り上がった男女それぞれの決勝戦に加えて、試合間の時間をも楽しむことができる会場となっていた。
1回戦・準決勝戦も含めて、どの会場でも熱戦が繰り広げられた「ラクロスの大学日本一を決める大会」の会場は、大学生とOBGたち、ラクロス関係者たちが協力して作り上げたからこその熱気に包まれている。
2017年度の大会においても、大いに盛り上がっていくことになるだろう。
■第8回全日本ラクロス大学選手権大会・決勝戦
*会場フォトレポート [本ページ]
*大会アンバサダー・ラクロススタンプラリーレポート
*OBG特別スタッフ活動レポート
*全日本ラクロス大学選手権大会の歴史
*『第8回全日本ラクロス大学選手権大会』特設ページ
Text & Photo by 第8回全日本ラクロス大学選手権大会 大会事務局次長・保坂光信
Photo by 日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、第8回全日本ラクロス大学選手権大会 OBG特別スタッフ・林紀恵、三村郁
日本最大級の大会である大学選手権・決勝戦の会場は、大勢の来場者が訪れるとともに、その来場者の方々に楽しんで頂けるような数々の取組み会場全体で行っている。そして、これらの取組みの企画・準備・運営は、現役学生・OBGたちラクロス関係者自身が担っている。
今年もまた、日本一を目指すシーズンが始まるが、その頂点の一つである「全日本大学選手権」の会場・運営の様子をフォトレポートで振り返りっていく。
■第8回全日本ラクロス大学選手権大会・決勝戦
*会場フォトレポート [本ページ]
*大会アンバサダー・ラクロススタンプラリーレポート
*OBG特別スタッフ活動レポート
*全日本ラクロス大学選手権大会の歴史
*『第8回全日本ラクロス大学選手権大会』特設ページ
■試合会場の彩り
開場時間も間近になると、ゲート前に入場待ちの長い列が続く。2016年の決勝戦は、男子は慶應義塾大学 対 神戸大学。1990年代に毎年のように全日本選手権に出場しあい、激戦を繰り広げた両チームであり、全国大会の決勝という舞台でぶつかるのは、1995年の第6回全日本選手権以来、21年振りとなるカードである。一方の女子は明治大学 対 関西学院大学。2014年・2015年に続く、3年連続となるカードであり、2015年は1点差の死闘を演じた好カードである。男女ともに、熱い試合への期待感が膨らむ中、入場ゲートに飾られた決勝戦オリジナルポスターが来場者の熱気をさらに高めていた。
[左:開場前に並ぶ入場待ちの列/右:入場ゲートに飾られた決勝戦オリジナルポスター]
入場ゲートを通ると、大学選手権大会・決勝戦の恒例となっている、オリジナルのラクロスボードが来場者を出迎えた。2016年は、関東地区の学生選手・スタッフ6,000人によるメッセージがズラッと並び、ラクロスに対する熱い思いを伝えてくる。
バックスタンドでは、『Let'sカラフルDay!』と題して、会場がもっと華やかに彩られるように、特定の色の服装の人が優先的に座れる場所を設け、学生スタッフがその誘導に当たっていた。
スタンド入口をくぐると、まず最初に目に入ってくるのは、スタンドに作れらたラクロスの特大文字。1文字が5m四方、おおよそ車2台分にもなる特大ラクロス文字の列が、「大学日本一を決める会場」としての迫力を醸し出していた。
[左右:関東学生選手・チームスタッフ6,000人によるモザイク画]
[左右:『Let'sカラフルDay!』プロジェクト]
[左右:学生スタッフが作り上げた特大ラクロス文字]
■決勝戦の盛り上がり
当日は、時折小雨も降る生憎の天気模様となっていたが、メインスタンド・バックスタンドともに大勢の来場者がスタンドを埋めていた。試合も、特に女子決勝戦は、点の獲り合いになる激しい戦いの末の逆転勝利という展開であり、来場者を多いに盛り上げていた。
メインスタンドには、関東学生チームを始めとした、全国のチームが持ち寄ったチーム応援バナーが掲げられ、「大学生たちが作る大学日本一を決める場」の演出に一役買っていた。
[左:メインスタンド/右:バックスタンド]
[左:往年のライバル対決となった男子決勝/右:3年連続同一カードとなった女子決勝は最後までもつれる熱戦に]
[左右:メインスタンドは掲げられた多くのチームバナー]
■数々の楽しい来場者向けサービス
大勢の来場者が詰め掛ける決勝戦の会場は、試合以外の場面でも常にラクロスを楽しんでもらえるようにと、様々な会場サービスが行われていた。
スタンド下のコンコースは、スタンドをぐるっと一周できるようになっている。一周するのに6~7分はかかるその長いスペースの全てに、ラクロス写真が飾られていて、常にラクロスに囲まれている会場が作られていた。
また、コンコースの一角にはラクロスフォトコンテストのブースが設けられており、2016年の全国各地区でのリーグ戦で協会広報部が撮影した試合写真が80枚近く飾られていた。スタッフが配るシールを貼る形で投票が行われており、立ち寄った来場者たちは、ある人は自分の好きな写真をじっくりと探し、ある人は友達とわいわい盛り上がりながら、お気に入りの1枚を探していた。当日は、関西学生リーグ戦の1枚に、人気が集まっていたようである。
大学選手権の会場には、家族連れの姿も多く、小さい子供たちの姿も多い。コンコースの一角には、ファミリーラクロスエリアが設置され、小さい子供達から身体の大きくなった子供達まで、みんなが楽しめるようにと、ストラックアウト、シュートチャレンジ、親子キャッチボールスペースや、一般遊具コーナーまで様々な遊び場が用意されていて、家族連れの来場者が、試合以外の時間も家族そろって楽しんでいた。
[左:多種多様なブースが設置されていた/右:場内を一周するラクロスフォトギャラリー]
[左右:ラクロスフォトコンテストのスペースには、常に大勢の人だかりができていた]
[左:投票用のシールを配るスタッフ/右:お気に入りの写真に、シールを貼っていく]
[左:キッズエリアを運営するスタッフ/右:シュートチャレンジに挑戦する子供たち]
[左:ストラックアウトに挑戦/右:キッズエリアには一般遊具も用意されていた]
決勝戦は、大学日本一を決める場であり、試合校に対する注目度は高い。会場に設置された試合校の今シーズンの成績・写真を掲示したラクロスボードには、大勢の人だかりができていた。
ラクロスフォトコンテストの近くにあるフードコートでは、カレーやもつ煮などの食事だけでなく、ホットドッグ・カツサンドなどの軽食、クレープ・ベビーカステラなどのデザートまで、色々な料理が用意されており、試合の合間合間にたくさんの人が訪れ、美味しい食事を楽しんでいた。フードコートとフォトコンテストの間にはたくさんのベンチも並べられており、友達とゆっくり時間を過ごすグループも多い。
そして、このような大きな大会会場では恒例となっているラクロスショップエリアには、今回も大勢のラクロス選手たちが詰め掛け、それぞれ気に入ったクロス・グッズ・防具を購入していた。
[左右:試合校を紹介するラクロスボードには人だかりができていた]
[左右:大勢の人で賑わうフードコート]
[左右:フードコートとフォトコンテストのエリアは、グループで楽しく過ごせる場となっている]
[左右:ラクロス選手たちで賑わうラクロスショップエリア]
「大学選手権・決勝戦」の会場は、ラクロスに毎日触れている選手たちにとっても、初めてラクロスを見に来た人たちにとっても、盛り上がった男女それぞれの決勝戦に加えて、試合間の時間をも楽しむことができる会場となっていた。
1回戦・準決勝戦も含めて、どの会場でも熱戦が繰り広げられた「ラクロスの大学日本一を決める大会」の会場は、大学生とOBGたち、ラクロス関係者たちが協力して作り上げたからこその熱気に包まれている。
2017年度の大会においても、大いに盛り上がっていくことになるだろう。
■第8回全日本ラクロス大学選手権大会・決勝戦
*会場フォトレポート [本ページ]
*大会アンバサダー・ラクロススタンプラリーレポート
*OBG特別スタッフ活動レポート
*全日本ラクロス大学選手権大会の歴史
*『第8回全日本ラクロス大学選手権大会』特設ページ
Text & Photo by 第8回全日本ラクロス大学選手権大会 大会事務局次長・保坂光信
Photo by 日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、第8回全日本ラクロス大学選手権大会 OBG特別スタッフ・林紀恵、三村郁
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