第5回全日本ラクロス大学選手権大会・1回戦(男子)
2013/11/22
日時:2013年11月16日(土) 11:00試合開始
場所:愛知(名古屋市)・港サッカー場
名城大学(白) vs 九州大学(青)
得点者
審判員
ゲームレポート
2013年11月16日(土)、名古屋市港サッカー場にて第5回全日本ラクロス大学選手権大会1回戦、名城大学(以下、名城)VS九州大学(以下、九州)の試合を行った。
東海制覇を成し遂げ、チームの最大の目標である「打倒関西」を達成するために負けられない名城大学と、同じく「打倒関西」をチーム目標とする3地区予選1位、九州大学との全日本ラクロス大学選手権大会準決勝への切符を懸けた激闘が幕を開けた。
[左:開会宣言をする名古屋会場実施本部長・藤原隆行]
1Q
名城オフェンス陣は、ボールを回して落ち着いたオフェンスを展開し、#91橋本らが九州ゴールを脅かす。九州もゴール裏からの1対1を起点にチャンスをつくり、#9西里がゴール裏から上がり際にシュートを放つが名城ゴーリー#3中村の好セーブに阻まれる。その後、両チームとも決定機をつくることができずに膠着状態が続いたが、チームタイムアウト後の1Q14分、九州#19徳山が1人かわして角度のないところからゴールを決め、ついに均衡が破れた。
2Q
先制された名城の反撃が始まる。2Q開始早々、名城#48鎌田がゴール裏からの上がり際に正確なシュートを放ち、同点に追いつく。同点後、激しいグラウンドボールの奪い合いが起こる。グラウンドボールを制しポゼッションを奪った九州は、2Q4分、エキストラマンオフェンスのチャンスで、華麗なパス回しから#19徳山が豪快なミドルシュートをゴール右横に突き刺し、1-2とする。しかし、すぐさま名城#30安藤がブレイクシチュエーションから得点し、同点とする。その後、試合の流れを掴んだ名城は15分、#55松井の強烈なシュートがゴールに突き刺さり、逆転する。しかし、2Q終了間際に九州が同点に追いつき、両チーム一歩も譲らず3-3で前半を終える。
3Q
最初のポゼッションを奪ったのは名城だったが、好機を演出できないままポゼッションを失う。対する九州もパスミスやボールダウンで自分たちの形をつくれない。このまま、両チームともにチャンスを作ることができず、我慢の時間帯が続いた。その中でも、名城#15赤堀、#47遠藤らがシュートを放つ。しかし、九州ゴーリー#3貞方が好セーブを見せ得点を許さない。九州も名城のファールで得たエキストラマンオフェンスで得点したいところだが、名城ディフェンス陣に阻まれ得点できない。両チームともに無得点のまま、3-3で3Qを終える。
4Q
3Qの膠着状態とは打って変わって点の取り合いとなる。名城DF#18洞口のクリアから良い流れをつくる。すると4Q4分、#47遠藤のランニングシュートが決まり名城が勝ち越す。さらにその直後、#91橋本がゴール左横から振り向きざまに豪快なシュートをゴールに突き刺し、名城の応援団は今日一番の盛り上がりを見せる。さらに名城が1点追加し、6-3で試合時間残り10分となる。完全に名城のペースかと思われたが、ここから九州の怒涛の攻撃が始まる。12分、名城のエキストラマンオフェンスをしのいだ九州は素早いクリアから#6藤澤が2人かわしてシュートを決める。さらに、4Q16分に#11島がミドルシュートを決めついに1点差に迫る。勢いづいた九州は#19徳山や#6藤澤らが強烈なシュートを放つが、クロスバーに嫌われ惜しくも得点できない。
最後まで気迫のこもったディフェンスでリードを守り切った名城が6-5で勝利した。
接戦となり、両チームの選手達は最後まで熱いプレーで観客や応援団を魅了した。試合終了のホイッスルが鳴ると、両チームの選手達に惜しみない拍手をエールが送られた。
試合終了後の挨拶では、名城と九州の両選手に再度惜しみない拍手が送られた。
試合終了後のインタビューで名城主将#6村上は、今日の試合について「今日の勝因は3Q、4Qまで気持ちを切らさずに戦えたことです」と述べ、さらに「“打倒関西”という目標を達成する舞台にようやく立つことができます。これからも応援よろしくお願いします」と、今月23日に大阪市・長居第2陸上競技場で行われる全日本ラクロス大学選手権大会準決勝戦での活躍を誓った。
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会・山田陽平(名古屋大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部・小保方智行
場所:愛知(名古屋市)・港サッカー場
名城大学(白) vs 九州大学(青)
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
名城大学 (東海地区1位) | 0 | 3 | 0 | 3 | 6 |
九州大学 (3地区1位) | 1 | 2 | 0 | 2 | 5 |
名城大学 | 九州大学 |
#47 遠藤 健太 (2) | #19 徳山 慶太郎 (2) |
#30 安藤 圭吾 (1) | #6 藤澤 寿洋 (1) |
#48 鎌田 竜次 (1) | #9 西里 将志 (1) |
#55 松井 一平 (1) | #11 島 尚希 (1) |
#91 橋本 貴斗 (1) | - |
主審 | 源 学 |
副審 | 黒澤 哲 |
井尻 俊介 | |
CBO | 田中 恵太郎 |
ベンチマネージャー | 八木 信行 |
2013年11月16日(土)、名古屋市港サッカー場にて第5回全日本ラクロス大学選手権大会1回戦、名城大学(以下、名城)VS九州大学(以下、九州)の試合を行った。
東海制覇を成し遂げ、チームの最大の目標である「打倒関西」を達成するために負けられない名城大学と、同じく「打倒関西」をチーム目標とする3地区予選1位、九州大学との全日本ラクロス大学選手権大会準決勝への切符を懸けた激闘が幕を開けた。
[左:開会宣言をする名古屋会場実施本部長・藤原隆行]
1Q
名城オフェンス陣は、ボールを回して落ち着いたオフェンスを展開し、#91橋本らが九州ゴールを脅かす。九州もゴール裏からの1対1を起点にチャンスをつくり、#9西里がゴール裏から上がり際にシュートを放つが名城ゴーリー#3中村の好セーブに阻まれる。その後、両チームとも決定機をつくることができずに膠着状態が続いたが、チームタイムアウト後の1Q14分、九州#19徳山が1人かわして角度のないところからゴールを決め、ついに均衡が破れた。
2Q
先制された名城の反撃が始まる。2Q開始早々、名城#48鎌田がゴール裏からの上がり際に正確なシュートを放ち、同点に追いつく。同点後、激しいグラウンドボールの奪い合いが起こる。グラウンドボールを制しポゼッションを奪った九州は、2Q4分、エキストラマンオフェンスのチャンスで、華麗なパス回しから#19徳山が豪快なミドルシュートをゴール右横に突き刺し、1-2とする。しかし、すぐさま名城#30安藤がブレイクシチュエーションから得点し、同点とする。その後、試合の流れを掴んだ名城は15分、#55松井の強烈なシュートがゴールに突き刺さり、逆転する。しかし、2Q終了間際に九州が同点に追いつき、両チーム一歩も譲らず3-3で前半を終える。
3Q
最初のポゼッションを奪ったのは名城だったが、好機を演出できないままポゼッションを失う。対する九州もパスミスやボールダウンで自分たちの形をつくれない。このまま、両チームともにチャンスを作ることができず、我慢の時間帯が続いた。その中でも、名城#15赤堀、#47遠藤らがシュートを放つ。しかし、九州ゴーリー#3貞方が好セーブを見せ得点を許さない。九州も名城のファールで得たエキストラマンオフェンスで得点したいところだが、名城ディフェンス陣に阻まれ得点できない。両チームともに無得点のまま、3-3で3Qを終える。
4Q
3Qの膠着状態とは打って変わって点の取り合いとなる。名城DF#18洞口のクリアから良い流れをつくる。すると4Q4分、#47遠藤のランニングシュートが決まり名城が勝ち越す。さらにその直後、#91橋本がゴール左横から振り向きざまに豪快なシュートをゴールに突き刺し、名城の応援団は今日一番の盛り上がりを見せる。さらに名城が1点追加し、6-3で試合時間残り10分となる。完全に名城のペースかと思われたが、ここから九州の怒涛の攻撃が始まる。12分、名城のエキストラマンオフェンスをしのいだ九州は素早いクリアから#6藤澤が2人かわしてシュートを決める。さらに、4Q16分に#11島がミドルシュートを決めついに1点差に迫る。勢いづいた九州は#19徳山や#6藤澤らが強烈なシュートを放つが、クロスバーに嫌われ惜しくも得点できない。
最後まで気迫のこもったディフェンスでリードを守り切った名城が6-5で勝利した。
接戦となり、両チームの選手達は最後まで熱いプレーで観客や応援団を魅了した。試合終了のホイッスルが鳴ると、両チームの選手達に惜しみない拍手をエールが送られた。
試合終了後の挨拶では、名城と九州の両選手に再度惜しみない拍手が送られた。
試合終了後のインタビューで名城主将#6村上は、今日の試合について「今日の勝因は3Q、4Qまで気持ちを切らさずに戦えたことです」と述べ、さらに「“打倒関西”という目標を達成する舞台にようやく立つことができます。これからも応援よろしくお願いします」と、今月23日に大阪市・長居第2陸上競技場で行われる全日本ラクロス大学選手権大会準決勝戦での活躍を誓った。
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会・山田陽平(名古屋大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部・小保方智行
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