第13回ラクロス全日本クラブ選手権大会(男子準決勝戦・東京会場)[ゲームレポート追加]
2011/11/18
日時:2011年11月12日(土) 13:00試合開始
場所:東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
FALCONS vs HELP
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
秋晴れの好天の下、第13回ラクロス全日本クラブ選手権大会・男子準決勝戦、FALCONS(東日本1位) 対 HELP(西日本2位)が、大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて行われた。
全日本選手権5連覇がかかるFALCONS、この一戦は絶対に落とすことができない。一方、リーグ戦3位通過からFINAL3を勝ち上がったHELP。勢いそのままに王者FALCONSから勝利をもぎ取ることができるか。
試合開始直後、フェイスオフからFALCONS#29山口がそのまま持ち込みシュートを放つ。続けざまに#23丸山がシュート、FALCONSの攻撃で幕を開けた。HELPゴーリー#8伊藤のセーブからクリアし、HELPのオフェンスとなるが、一瞬の隙をつきFALCONS#47荻原がパスカット、ブレークから得点を決める。その後、HELPのクリアミスからFALCONS#90関根が得点。なんとかFALCONSから得点を奪いたいHELP、シュートを撃つもFALCONSゴーリー#9岩切に阻まれゴールネットを揺らすことができない。一方、FALCONSはクリアから着実にアタックにパスをつなぎ、#90関根が落ち着いてシュートを決めた。試合開始から7分、得点は3-0となり、すかさずHELPがタイムアウトを取る。
なかなかペースが掴めないHELP、続けざまにファールを犯し、マンダウンディフェンスとなってしまう。
ファールが解除となった直後、FALCONS#30水田が得点し4-0。
このままFALCONSのペースで試合が運ばれると思われたが、1Q残り5分、HELP#18楠木が放ったシュートがFALCONSゴールに突き刺さった。その後もFALCONSのファールからエキストラマンオフェンスとなり、HELP#1勝永が得点を重ね、2点差に詰め寄る。その直後、FALCONS#33高岡が得点し、追随を許さない。1Qも残りわずかとなった時、FALCONS#33高岡がファールを犯し、1Qが終了。5-2で1Qを終えた。
第2QはHELPのエキストラマンオフェンスからスタートした。
両チーム共にミスが目立ち、ボールの奪い合いが続く。得点が動いたのは第2Q開始10分、FALCONS#4本下が得点する。その直後、ゴール裏からのパスが通り、FALCONS#44齋藤が得点。FALCONSがじわじわと差を広げる。HELPはボールポゼッションするもFALCONSの厳しいチェックにあい、なかなかボールを支配することができない。第2Q終盤、FALCONSのファールからHELPのエキストラマンオフェンスとなり#1勝永が得点、少ないチャンスを得点に繋げ7-3となった。
少しでも点差を縮めて前半を折り返したいHELPだが、第2Q残り30秒FALCONS#44齋藤に得点を許してしまう。8-3でハーフタイムを迎えた。
第3Q開始直後、FALCONS#4本下が放ったシュートはHELPゴーリー#8伊藤がセーブ。しかし、こぼれたボールをすかさずFALCONS#23丸山がスクープし、得点につなげた。その後、HELPのファールからFALCONS#32橋本がエキストラマンオフェンスで得点し10-3。その後もFALCONSのオフェンスが続き、HELPゴールに襲いかかるが、FALCONSが放つシュートはゴールに嫌われ、ゴールネットを揺らすことができない。一方、HELPもゴーリー#8伊藤の好セーブからクリアにつなげたいところだが、なかなかオフェンス陣にボールを運べず、我慢のディフェンスが続く。
クォーターの半分が過ぎた頃、HELPにチャンスが訪れる。ボールダウンからブレークを作り#6大山のゴール左上からのシュートが決まる。その後、エキストラマンオフェンスからHELP#38森下のゴール左横からのシュートが決まり10-5。HELP応援席も一気に盛り上がった。逆転の望みをつなげ最終クォーターへ。
第4Q開始早々、FALCONS#47荻原のゴール左上からのシュートが決まり11-5。その後もクリアから#40関根、#6佐保田が得点し8点差とする。フェイスオフ直後、HELP#10植西からのアシストで#18楠木がゴールを奪うが、FALCONS#2早舩、#90関根、#47荻原が得点を重ね16-6と一気に引き離した。残り8秒HELP#1勝永が得点するが、HELPの反撃もここまで。16-7という大差でFALCONSが決勝戦進出を決めた。
序盤は両チーム共にミスが目立だったが、相手のミスからより多く得点に繋げたFALCONSが終始ゲームをコントロールし、総シュート数はFALCONS 69本、HELP 29本と圧倒、王者の実力をみせつける結果となった。
決勝戦の相手はDESAFIO(東日本2位)。リーグ戦ではFALCONSが快勝をしているが、両チーム共にリーグ戦から更にチーム力と実力を上げて決勝戦に臨むことは必至である。決勝戦ではどんなラクロスを見せてくれるのか、今後の戦いに注目したい。
・Text:日本クラブチームラクロス連盟副本部長・原宏美
場所:東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
FALCONS vs HELP
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
FALCONS
|
5
|
3
|
2
|
6
|
16
|
HELP
|
2
|
1
|
2
|
2
|
7
|
FALCONS | HELP |
#90 関根 幹祐 (4) | #1 勝永 瑞樹 (3) |
#47 荻原 忠暁 (3) | #18 楠木 裕之 (2) |
#44 齋藤 胤太 (2) | #6 大山 廣貴 (1) |
#2 早舩 徳高 (1) | #38 森下 竜馬 (1) |
#3 佐保田 裕介 (1) | - |
#4 本下 純 (1) | - |
#23 丸山 伸也 (1) | - |
#30 水田 裕樹 (1) | - |
#32 橋本 立輝 (1) | - |
#33 高岡 祐介 (1) | - |
主審 | 小山 哲哉 |
副審 | 金子 剛之 |
Andreas Rossband | |
CBO | 浅村 憲郎 |
ベンチマネージャー | 志水 研太郎 |
秋晴れの好天の下、第13回ラクロス全日本クラブ選手権大会・男子準決勝戦、FALCONS(東日本1位) 対 HELP(西日本2位)が、大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて行われた。
全日本選手権5連覇がかかるFALCONS、この一戦は絶対に落とすことができない。一方、リーグ戦3位通過からFINAL3を勝ち上がったHELP。勢いそのままに王者FALCONSから勝利をもぎ取ることができるか。
試合開始直後、フェイスオフからFALCONS#29山口がそのまま持ち込みシュートを放つ。続けざまに#23丸山がシュート、FALCONSの攻撃で幕を開けた。HELPゴーリー#8伊藤のセーブからクリアし、HELPのオフェンスとなるが、一瞬の隙をつきFALCONS#47荻原がパスカット、ブレークから得点を決める。その後、HELPのクリアミスからFALCONS#90関根が得点。なんとかFALCONSから得点を奪いたいHELP、シュートを撃つもFALCONSゴーリー#9岩切に阻まれゴールネットを揺らすことができない。一方、FALCONSはクリアから着実にアタックにパスをつなぎ、#90関根が落ち着いてシュートを決めた。試合開始から7分、得点は3-0となり、すかさずHELPがタイムアウトを取る。
なかなかペースが掴めないHELP、続けざまにファールを犯し、マンダウンディフェンスとなってしまう。
ファールが解除となった直後、FALCONS#30水田が得点し4-0。
このままFALCONSのペースで試合が運ばれると思われたが、1Q残り5分、HELP#18楠木が放ったシュートがFALCONSゴールに突き刺さった。その後もFALCONSのファールからエキストラマンオフェンスとなり、HELP#1勝永が得点を重ね、2点差に詰め寄る。その直後、FALCONS#33高岡が得点し、追随を許さない。1Qも残りわずかとなった時、FALCONS#33高岡がファールを犯し、1Qが終了。5-2で1Qを終えた。
第2QはHELPのエキストラマンオフェンスからスタートした。
両チーム共にミスが目立ち、ボールの奪い合いが続く。得点が動いたのは第2Q開始10分、FALCONS#4本下が得点する。その直後、ゴール裏からのパスが通り、FALCONS#44齋藤が得点。FALCONSがじわじわと差を広げる。HELPはボールポゼッションするもFALCONSの厳しいチェックにあい、なかなかボールを支配することができない。第2Q終盤、FALCONSのファールからHELPのエキストラマンオフェンスとなり#1勝永が得点、少ないチャンスを得点に繋げ7-3となった。
少しでも点差を縮めて前半を折り返したいHELPだが、第2Q残り30秒FALCONS#44齋藤に得点を許してしまう。8-3でハーフタイムを迎えた。
第3Q開始直後、FALCONS#4本下が放ったシュートはHELPゴーリー#8伊藤がセーブ。しかし、こぼれたボールをすかさずFALCONS#23丸山がスクープし、得点につなげた。その後、HELPのファールからFALCONS#32橋本がエキストラマンオフェンスで得点し10-3。その後もFALCONSのオフェンスが続き、HELPゴールに襲いかかるが、FALCONSが放つシュートはゴールに嫌われ、ゴールネットを揺らすことができない。一方、HELPもゴーリー#8伊藤の好セーブからクリアにつなげたいところだが、なかなかオフェンス陣にボールを運べず、我慢のディフェンスが続く。
クォーターの半分が過ぎた頃、HELPにチャンスが訪れる。ボールダウンからブレークを作り#6大山のゴール左上からのシュートが決まる。その後、エキストラマンオフェンスからHELP#38森下のゴール左横からのシュートが決まり10-5。HELP応援席も一気に盛り上がった。逆転の望みをつなげ最終クォーターへ。
第4Q開始早々、FALCONS#47荻原のゴール左上からのシュートが決まり11-5。その後もクリアから#40関根、#6佐保田が得点し8点差とする。フェイスオフ直後、HELP#10植西からのアシストで#18楠木がゴールを奪うが、FALCONS#2早舩、#90関根、#47荻原が得点を重ね16-6と一気に引き離した。残り8秒HELP#1勝永が得点するが、HELPの反撃もここまで。16-7という大差でFALCONSが決勝戦進出を決めた。
序盤は両チーム共にミスが目立だったが、相手のミスからより多く得点に繋げたFALCONSが終始ゲームをコントロールし、総シュート数はFALCONS 69本、HELP 29本と圧倒、王者の実力をみせつける結果となった。
決勝戦の相手はDESAFIO(東日本2位)。リーグ戦ではFALCONSが快勝をしているが、両チーム共にリーグ戦から更にチーム力と実力を上げて決勝戦に臨むことは必至である。決勝戦ではどんなラクロスを見せてくれるのか、今後の戦いに注目したい。
・Text:日本クラブチームラクロス連盟副本部長・原宏美
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