女子ワールドカップ:開会式

2013/07/11

2013年7月10日(現地時間)、カナダ滞在3日目。
開会式1コーチミーティング
[左:開会式/右:コーチミーティング]

本日、女子日本代表は午前中に軽めの練習をしました。
そして、昨日の試合の反省ミーティングをし、明日から始まる本大会に向け、様々な修正を行いました。
(日本代表の初戦は、11日・9:00[日本時間 22:00]~香港代表です)

その間に、スタッフは、コーチミーティングとトレーナーズミーティングに参加していました。
これは、大会運営側と各国のコーチが集まり、ワールドカップのルール確認をするための会議です。
日本代表選手が何も不安なくプレーにだけ集中するために、細かいルールなどを確認する重要な会議です。
多くの国が意見を出し、ほぼ大会運営側とのディベートのような会議になりました。
それだけ、全ての国が本気でワールドカップに取り組んでいることが強く伝わりました。
日本もしっかりと発言をし、ワールドカップに向け、不安もなく試合に入れそうです。
コーチミーティング2トレーナーミーティング
[左:コーチミーティングに向かう西村AC・長岡HC・藤澤通訳/右:トレーナーズミーティングに向かう神崎TR、寺田TR、藤澤通訳]

午後はワールドカップ開会式がありました。
大会に参加する全ての国の選手と共にメインスタジアムで行われました。

開会式は、ラクロスの起源と言われているホーデノソーニー(北米先住民族)の伝統的な民族踊りと民族歌から始まりました。
そして、観客席にいる多くのファンに拍手されながら、全ての国の選手はホーデノソーニーの民族踊りに混ざりました。

各国がそれぞれの民族衣装を身にまとい、全員で混ざって文化交流をするのは、まさに、ラクロスの基本的な理念の"Lacrosse Makes Frineds" の体現と言えます。

しかし、皆明日からはライバルです。
友達だからこそ、全力でやるのが、相手に対する敬意です。

明日から、女子日本代表のメダル獲得に向けた戦いが始まります。

開会式2開会式3
[左:日本代表は法被を着用/右:ホーデノソーニーの民族衣装・楽器]

開会式4開会式5
[左:国際親善試合で来日した米・RobertshawACと再会/右:民族衣装を身に纏ったオーストリア代表と]


・Text&Photo:2013年度女子日本代表通訳・藤澤晶
・Photo:2013年度女子日本代表ゼネラルマネージャー・寺本香