国際親善試合:エキシビションマッチ・ゲームレポート(男子)
2013/06/15
日時:2013年6月1日(土) 14:30試合開始
場所:東京・江戸川区陸上競技場
男子戦:22歳以下日本代表 vs 米・Maryland大学Baltimore校(UMBC)
スコア
得点者
ゲームレポート
2013年6月1日(土)、比較的涼しくラクロスのしやすい日となったこの日、東京都(江戸川区)・江戸川区陸上競技場にて第24回ラクロス国際親善試合・エキシビジョンマッチ、メリーランド大学ボルチモア校(以下、UMBC) 対 22歳以下日本代表(以下、U22日本代表)の試合を実施しました。
1Q
2分、試合はいきなり動く。U22日本代表のファールによりエキストラマンオフェンスとなったUMBCの#44・Youngのシュートが決まる。U22日本代表は最初はUMBCのパワーに圧倒されていたが、徐々に自分達の特徴である俊敏性を活かしてパワーに対応していく。6分、U22日本代表が相手のパスミスからグラウンドボールを拾い、#21・忠平のシュートが決まり同点とする。
しかし、その後はなかなかチャンスを作れないでいると、10分、グラウンドボールを拾われ、#32・Winsorから#49・Borsodyへとパスが繋がり、#49・Borsodyのシュートが決まりUMBCにリードを許してしまう。 直後の12分にもUMBCの#2・Brownに強烈なスタンディングシュートを決められてしまう。
しかしU22日本代表も#4・石黒(啓)がゴール前まで持ち込み#29・柳田とつなぐがシュートは決まらない。これで流れを引き寄せることができると思った直後の15分には、UMBCにボール回しから#20・Linkousに決められてしまう。そして18分にもゴール裏から#14、#26・Kashurと繋げられシュートを決められてしまう。その1分後の19分にもUMBCに#44・Youngから#47・Bertoliniから#48と繋がれシュートを決められてしまう。U22日本代表は直後に#21・忠平が1人でシュートまで持ち込むが、決めることができず1Qを1‐6とUMBCが5点リードで終える。
2Q
1分、U22日本代表はパスミスからチャンスを作られてしまうがシュートを決めさせなかった。その後U22日本代表が反撃を開始する。
2分、U22日本代表#9・中澤がゴール前まで持ち込み#14・石黒(哲夫)のシュートが決まる。6分にもU22日本代表が素早いパス回しから#3・脇阪がシュートを決め、1点を失うものの、スコアを3-8とする。その後もU22日本代表はチャンスを作るが決めることができず。逆に15分・UMBCに#3・Hopmannから#48から#44・Youngと繋がれシュートを決められてしまう。その後両チームともチャンスは作るが得点できず3‐8でUMBCの5点リードで。前半を終える。
3Q
U22日本代表は、クォーター開始早々に#9・中澤がシュートを決める。この一点からU22日本代表は流れをつかむ事となる。6分には、UMBC#13のファールによりU22日本代表はエキストラマンオフェンスのチャンスを得ると、U22日本代表#29・柳田は冷静にシュートを決めUMBCとの点差を縮める。
この悪い流れを断ち切りたいUMBCは、14分に日本代表のファールによるエキストラマンオフェンスのチャンスを得る。このチャンスを活かしたいところだが、UMBC#44がシュートを撃つも、ゴールを奪う事ができない。逆にこのピンチを乗り切ってさらに流れをつかんだU22日本代表は、このクォーター終了までに、#26・星、#7・倉田、#14・石黒(哲)がそれぞれ1点ずつ決めて、いい流れでこのクォーターを折り返す。3Qだけのスコアは5-0でU22日本代表が圧勝。これまで全体のスコアは、8-8の同点で、4Qを迎える。
4Q
4Qになっても、U22日本代表の流れは止まらない。クォーター開始5分までに、5本ものシュートを撃つ。しかし、全てゴールには繋がらずに攻撃を終えてしまうと6分にUMBC#10・Zimmermanが7分に#18・Johnstonが一瞬の隙をついて1点ずつ得点を重ね、U22日本代表を突き放す。9分にU22日本代表の#9・中澤がキレのある動きで敵を抜き、ゴール前でフリーの#14・石黒(哲)へパスを出し、#14・中澤はこれを冷静に決める。この流れに乗りたいところだが、UMBC#22・Gregoire、#49・Borsodyが1点ずつ得点を決め、簡単に反撃を許さない。なんとか追いつきたい22日本代表は#21・忠平が点を決めるなど最後まで諦めないが、ここで試合終了のホイッスルが鳴り響く。試合は10-12でUWBCが勝利を収める。
UMBCはパワーを武器に、対するU22日本代表はスピードを活かして試合展開していた。UMBCの勝因は1Qで点差を広げる事によって自分達のペースで試合を運べていたことである。U22日本代表としては、3Qの怒涛の攻撃のうちに同点ではなく、あと1点とって逆転していいれば試合の結果は変わっていたかもしれない。結果はどうあれ、どちらのチームも持ち味を出していて、素晴らしい試合だった。
なお、22歳以下男子日本代表は、6月15日(土)の親善試合(対 23歳以下オーストラリア代表)の後、6月21日から行われる第6回APLUアジアパシフィック選手権大会(ASPAC)に出場します。
■第6回APLUアジアパシフィック選手権大会・特設ページはこちらから
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班・森川寿人(駒澤大学)、武山峻大(明治学院大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同国際部・陶器淳
場所:東京・江戸川区陸上競技場
男子戦:22歳以下日本代表 vs 米・Maryland大学Baltimore校(UMBC)
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
22歳以下日本代表
|
1
|
2
|
5
|
2
|
10
|
UMBC
|
6
|
2
|
0
|
4
|
12
|
22歳以下日本代表 | UMBC |
#14 石黒 哲雄 (3) | #26 Ty Kashur (2) |
#21 忠平 裕司 (2) | #44 Pat Young (2) |
#3 脇阪 俊輝 (1) | #49 Drew Borsody (2) |
#7 倉田 康平 (1) | #2 Dave Brown (1) |
#9 中澤 寛 (1) | #10 Jake Zimmerman (1) |
#26 星 奉博 (1) | #18 Ryan Johnston (1) |
#29 柳田 諒 (1) | #20 Zach Linkous (1) |
- | #22 Matt Gregoire (1) |
- | #48 (確認中) (1) |
2013年6月1日(土)、比較的涼しくラクロスのしやすい日となったこの日、東京都(江戸川区)・江戸川区陸上競技場にて第24回ラクロス国際親善試合・エキシビジョンマッチ、メリーランド大学ボルチモア校(以下、UMBC) 対 22歳以下日本代表(以下、U22日本代表)の試合を実施しました。
1Q
2分、試合はいきなり動く。U22日本代表のファールによりエキストラマンオフェンスとなったUMBCの#44・Youngのシュートが決まる。U22日本代表は最初はUMBCのパワーに圧倒されていたが、徐々に自分達の特徴である俊敏性を活かしてパワーに対応していく。6分、U22日本代表が相手のパスミスからグラウンドボールを拾い、#21・忠平のシュートが決まり同点とする。
しかし、その後はなかなかチャンスを作れないでいると、10分、グラウンドボールを拾われ、#32・Winsorから#49・Borsodyへとパスが繋がり、#49・Borsodyのシュートが決まりUMBCにリードを許してしまう。 直後の12分にもUMBCの#2・Brownに強烈なスタンディングシュートを決められてしまう。
しかしU22日本代表も#4・石黒(啓)がゴール前まで持ち込み#29・柳田とつなぐがシュートは決まらない。これで流れを引き寄せることができると思った直後の15分には、UMBCにボール回しから#20・Linkousに決められてしまう。そして18分にもゴール裏から#14、#26・Kashurと繋げられシュートを決められてしまう。その1分後の19分にもUMBCに#44・Youngから#47・Bertoliniから#48と繋がれシュートを決められてしまう。U22日本代表は直後に#21・忠平が1人でシュートまで持ち込むが、決めることができず1Qを1‐6とUMBCが5点リードで終える。
2Q
1分、U22日本代表はパスミスからチャンスを作られてしまうがシュートを決めさせなかった。その後U22日本代表が反撃を開始する。
2分、U22日本代表#9・中澤がゴール前まで持ち込み#14・石黒(哲夫)のシュートが決まる。6分にもU22日本代表が素早いパス回しから#3・脇阪がシュートを決め、1点を失うものの、スコアを3-8とする。その後もU22日本代表はチャンスを作るが決めることができず。逆に15分・UMBCに#3・Hopmannから#48から#44・Youngと繋がれシュートを決められてしまう。その後両チームともチャンスは作るが得点できず3‐8でUMBCの5点リードで。前半を終える。
3Q
U22日本代表は、クォーター開始早々に#9・中澤がシュートを決める。この一点からU22日本代表は流れをつかむ事となる。6分には、UMBC#13のファールによりU22日本代表はエキストラマンオフェンスのチャンスを得ると、U22日本代表#29・柳田は冷静にシュートを決めUMBCとの点差を縮める。
この悪い流れを断ち切りたいUMBCは、14分に日本代表のファールによるエキストラマンオフェンスのチャンスを得る。このチャンスを活かしたいところだが、UMBC#44がシュートを撃つも、ゴールを奪う事ができない。逆にこのピンチを乗り切ってさらに流れをつかんだU22日本代表は、このクォーター終了までに、#26・星、#7・倉田、#14・石黒(哲)がそれぞれ1点ずつ決めて、いい流れでこのクォーターを折り返す。3Qだけのスコアは5-0でU22日本代表が圧勝。これまで全体のスコアは、8-8の同点で、4Qを迎える。
4Q
4Qになっても、U22日本代表の流れは止まらない。クォーター開始5分までに、5本ものシュートを撃つ。しかし、全てゴールには繋がらずに攻撃を終えてしまうと6分にUMBC#10・Zimmermanが7分に#18・Johnstonが一瞬の隙をついて1点ずつ得点を重ね、U22日本代表を突き放す。9分にU22日本代表の#9・中澤がキレのある動きで敵を抜き、ゴール前でフリーの#14・石黒(哲)へパスを出し、#14・中澤はこれを冷静に決める。この流れに乗りたいところだが、UMBC#22・Gregoire、#49・Borsodyが1点ずつ得点を決め、簡単に反撃を許さない。なんとか追いつきたい22日本代表は#21・忠平が点を決めるなど最後まで諦めないが、ここで試合終了のホイッスルが鳴り響く。試合は10-12でUWBCが勝利を収める。
UMBCはパワーを武器に、対するU22日本代表はスピードを活かして試合展開していた。UMBCの勝因は1Qで点差を広げる事によって自分達のペースで試合を運べていたことである。U22日本代表としては、3Qの怒涛の攻撃のうちに同点ではなく、あと1点とって逆転していいれば試合の結果は変わっていたかもしれない。結果はどうあれ、どちらのチームも持ち味を出していて、素晴らしい試合だった。
なお、22歳以下男子日本代表は、6月15日(土)の親善試合(対 23歳以下オーストラリア代表)の後、6月21日から行われる第6回APLUアジアパシフィック選手権大会(ASPAC)に出場します。
■第6回APLUアジアパシフィック選手権大会・特設ページはこちらから
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班・森川寿人(駒澤大学)、武山峻大(明治学院大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同国際部・陶器淳
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