第7回全日本大学選手権大会:決勝戦(女子)(2)・ゲームレポート
2015/12/16
日時:2015年11月28日(土) 14:30試合開始
場所:東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場
明治大学(白) vs 関西学院大学(黄)
*ゲームスコア・得点者ページはこちら
*試合のフォトセレクションページはこちら
ゲームレポート
11月28日(土)、雲一つない快晴のラクロス日和の中、第7回全日本ラクロス大学選手権大会・決勝戦、明治大学(以下、明治) 対 関西学院大学(以下、関学)の試合を、東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で行った。
前半
試合開始のホイッスルが鳴る。最初にドローを制したのは関学である。しかし得点のチャンスを得るも明治ゴーリー#10・趙にセーブされすぐに明治に攻撃の機会を与えてしまう。すると開始2分、明治#5・多賀がゴール裏からグラウンドボールを獲った流れでシュートを決め、1-0、明治が先制点を得た。
このまま明治が流れを掴むのかと思ったが、またもドローを関学が制す。互いに焦りによるファールが積み重なる。緊張した空気の中、前半9分、関学#47・松本がセンターからの1対1からシュートを決め1-1となる。
ここからは一気に関学ペースの試合運びとなった。
関学は9分に#23・神保、14分に#72・山田が点を決めると、16分には関学#23・神保が中盤で見事なインターセプトを見せ、そこから一気にブレイクを仕掛けると、最後は#21・青木がシュートを決め1-4となる。
明治はタイムアウトを取るも、続くドローはやはり関学#23・神保が制し、流れは関学のまま。関学は立て続けに、#57・兼任、#76・三浦が点を決め、スコアは1-6、関学優勢で前半終了となる。
後半
オーロラビジョンに映し出された両チームのOGへのインタビューや声援でスタンド中が活気づいたハーフタイム明け。
前半に5点差をつけられた明治は慎重に点差を縮めたい。すると、後半開始早々、明治は#2・松本(理)→#71・坂野→#62・松本(沙)→#7・亀田へとゴール前までパスを繋ぐ。シュートを撃つ目前で関学のファールにより明治#71・坂野にフリーシュートの機会が与えられると、ゴール前で相対していた#41・寺西にパスを出すが、そこからシュートには持ち込めず、関学がボールを運ぶ。
しかし、ラインアウトにより、再び明治のボールへと切り替わる。途中、関学がダブルチームでつくが見事に交わしゴール裏までパスを繋ぎ、明治#2・松本(理)がゴールの右側から回り込んでシュートを撃つが入らない。立て直してもう一度パスを繋ぎ明治#13・加藤がゴール前から裏の味方にパスするがボールダウンをしてしまい関学がグラウンドボールを獲る。
しかし、再び明治のボールへ切り替わると、後半開始から7分頃、明治#62・松本(紗)が鋭いシュートを撃ち2-6となる。
後半2度目のドローは再ドローになったものの明治が勢いに乗り、明治#41・寺西から#71・坂野まで止まるころなくスムーズにパスを繋ぎ勢いよくシュートを撃つと、相手の自殺点を誘い3-6となる。
後半10分頃、#36佐久間がDFにつかれる間もなくシュートを撃ち、4-6となり着実に点差が縮む。その後も明治は#2・松本(理)が華麗なシュートを撃ち5-6となった。
関学のファールにより明治#41・寺西にフリーシュートの機会が訪れるが、これは関学ゴーリー#31・松本(真)がセーブする。しかし、明治はすぐにボールを獲り返して、#36・佐久間がゴール裏から左サイドに周り込み体勢を整えてすかさずシュートを撃ち6-6となり、遂に同点に追いついた。
しかし、関学も逆転されてはならないと全力でボールをオフェンスコートに運ぶと、関学#27・今井がゴールに一直線に突き進みシュートを撃ったが、味方のオフサイドにより、そのシュートは無効になってしまった。逆に後半23分を経過した頃、明治#41・寺西が低い姿勢でゴールの下めがけてシュートを撃つと、これが決まり、7-6になり明治が1点リード。
その後も明治は慎重に的確なパスを繋ぎシュートのチャンスを伺うが、ここで試合終了のホイッスルが鳴り響き、7-6で明治が勝利した。
昨年の決勝戦と同じ対戦カードとなったこの試合を制し、明治大学は2連覇となった。また、大会の最優秀選手には明治大学#41・寺西志保美選手、優秀選手には関西学院大学#23・神保舞香選手が選ばれた。
*『第7回全日本ラクロス大学選手権大会』特設ページはこちら
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会Info班・塩川ひかり(日本女子大学)、久保田咲(専修大学)、石井麻彩(東京外国語大学)、井草希名理(明星大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部(北海道地区)・前田浩一、同広報部(関東地区)・小林航、瀧ヶ平絵里
場所:東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場
明治大学(白) vs 関西学院大学(黄)
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ゲームレポート
11月28日(土)、雲一つない快晴のラクロス日和の中、第7回全日本ラクロス大学選手権大会・決勝戦、明治大学(以下、明治) 対 関西学院大学(以下、関学)の試合を、東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で行った。
前半
試合開始のホイッスルが鳴る。最初にドローを制したのは関学である。しかし得点のチャンスを得るも明治ゴーリー#10・趙にセーブされすぐに明治に攻撃の機会を与えてしまう。すると開始2分、明治#5・多賀がゴール裏からグラウンドボールを獲った流れでシュートを決め、1-0、明治が先制点を得た。
このまま明治が流れを掴むのかと思ったが、またもドローを関学が制す。互いに焦りによるファールが積み重なる。緊張した空気の中、前半9分、関学#47・松本がセンターからの1対1からシュートを決め1-1となる。
ここからは一気に関学ペースの試合運びとなった。
関学は9分に#23・神保、14分に#72・山田が点を決めると、16分には関学#23・神保が中盤で見事なインターセプトを見せ、そこから一気にブレイクを仕掛けると、最後は#21・青木がシュートを決め1-4となる。
明治はタイムアウトを取るも、続くドローはやはり関学#23・神保が制し、流れは関学のまま。関学は立て続けに、#57・兼任、#76・三浦が点を決め、スコアは1-6、関学優勢で前半終了となる。
後半
オーロラビジョンに映し出された両チームのOGへのインタビューや声援でスタンド中が活気づいたハーフタイム明け。
前半に5点差をつけられた明治は慎重に点差を縮めたい。すると、後半開始早々、明治は#2・松本(理)→#71・坂野→#62・松本(沙)→#7・亀田へとゴール前までパスを繋ぐ。シュートを撃つ目前で関学のファールにより明治#71・坂野にフリーシュートの機会が与えられると、ゴール前で相対していた#41・寺西にパスを出すが、そこからシュートには持ち込めず、関学がボールを運ぶ。
しかし、ラインアウトにより、再び明治のボールへと切り替わる。途中、関学がダブルチームでつくが見事に交わしゴール裏までパスを繋ぎ、明治#2・松本(理)がゴールの右側から回り込んでシュートを撃つが入らない。立て直してもう一度パスを繋ぎ明治#13・加藤がゴール前から裏の味方にパスするがボールダウンをしてしまい関学がグラウンドボールを獲る。
しかし、再び明治のボールへ切り替わると、後半開始から7分頃、明治#62・松本(紗)が鋭いシュートを撃ち2-6となる。
後半2度目のドローは再ドローになったものの明治が勢いに乗り、明治#41・寺西から#71・坂野まで止まるころなくスムーズにパスを繋ぎ勢いよくシュートを撃つと、相手の自殺点を誘い3-6となる。
後半10分頃、#36佐久間がDFにつかれる間もなくシュートを撃ち、4-6となり着実に点差が縮む。その後も明治は#2・松本(理)が華麗なシュートを撃ち5-6となった。
関学のファールにより明治#41・寺西にフリーシュートの機会が訪れるが、これは関学ゴーリー#31・松本(真)がセーブする。しかし、明治はすぐにボールを獲り返して、#36・佐久間がゴール裏から左サイドに周り込み体勢を整えてすかさずシュートを撃ち6-6となり、遂に同点に追いついた。
しかし、関学も逆転されてはならないと全力でボールをオフェンスコートに運ぶと、関学#27・今井がゴールに一直線に突き進みシュートを撃ったが、味方のオフサイドにより、そのシュートは無効になってしまった。逆に後半23分を経過した頃、明治#41・寺西が低い姿勢でゴールの下めがけてシュートを撃つと、これが決まり、7-6になり明治が1点リード。
その後も明治は慎重に的確なパスを繋ぎシュートのチャンスを伺うが、ここで試合終了のホイッスルが鳴り響き、7-6で明治が勝利した。
昨年の決勝戦と同じ対戦カードとなったこの試合を制し、明治大学は2連覇となった。また、大会の最優秀選手には明治大学#41・寺西志保美選手、優秀選手には関西学院大学#23・神保舞香選手が選ばれた。
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・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会Info班・塩川ひかり(日本女子大学)、久保田咲(専修大学)、石井麻彩(東京外国語大学)、井草希名理(明星大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部(北海道地区)・前田浩一、同広報部(関東地区)・小林航、瀧ヶ平絵里
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