関東学生リーグ戦レポート:男子戦・学習院 対 慶應義塾高
2015/10/02
日時:2015年9月23日(水・祝) 9:30試合開始
会場:東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園第2球技場
3部Aブロック:学習院大学(白) 対 慶應義塾高校(紺)
第28回関東学生ラクロスリーグ戦には、男子39チーム・女子61チームの計100チームが出場しています。
各チームの試合の模様を、日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班の学生スタッフがお伝えします。
スコア
ゲームレポート
1Q
快晴でとても暑く、時に涼しい風が吹き込む天気の中の試合だった。初めのフェイス時のファールにより学習院大学(以下、学習院)のポゼッションから始まり、4分間ほど攻撃は続いた。6分、流れを切りたい慶應義塾高校(以下、慶應高)はタイムアウトを使う。このタイムアウトの後、慶應高が流れを掴み、#7・江原のゴール裏からのパスを狙うオフェンスを多く見せるがシュートを決められない。8分になり慶應高#7・江原がスラッシングのファールを犯し、学習院が1分間のエキストラマンダウンオフェンスになるも決めきることができない。
残り8分、学習院#44・増山がゴール裏の1対1から点を決め、1-0となる。点を取られた慶應高は反撃しようと残り3分まで攻め続けるが、決めることができず、逆に学習院#1・児玉のゴール前からのシュート、#51・戸田のランニングシュートと立て続けに点を取られてしまう。その後も、残り1分で慶應高はスラッシングで学習院にエキストラマンオフェンス(1分間)のチャンスを与えてしまい、学習院#77・齋藤のミドルシュートにより点を奪われ、このまま第1Q終了となりスコアは4-0となった。
2Q
第2Qが始まり、2分のところで学習院はスラッシングのファールを犯してしまうが、失点には繋がらず、慶應高はチャンスをものにできない。守り切った学習院はその後すぐに慶應高のゴーリーのパスをロングスティックの選手がカットし、そのままロングスティック#10・川田がゴール前からのシュートを決めきりスコアは5-0。流れに乗った学習院は6分間ポゼッションし、慶應高に主導権を渡さない。しかし慶應高も#28・中居の何人ものライドをかわすクリアなどもあり流れを引き寄せようと必死。
第2Qも9分を過ぎたところで、慶應高#40・長谷部がゴール前のグラウンドボールを拾いゴール前を決め、少ないチャンスを掴みとり5-1。このまま流れに乗りたい慶應高だったが、学習院#13・駒田にゴール前からのシュートを決められてしまう。学習院は守りには入らず攻め続け、残り7分のところでブレイクから#18・楢崎が点を決める。慶應高は残り5分のところでゴール前のグラウンドボールから、ゴール前のシュートを#90・立石が決めきり7-2。このまま第2Q終了かと思われたが、学習院#77・齋藤がゴール裏の1対1をクゥーター終了を告げるホイッスルの直前に決め、8-2。そして第2Qが終了。
3Q
ハーフタイムでのスティックチェックにより慶應高にファールがあり、学習院が3分間のエキストラマンオフェンスとなると、学習院#1・児玉がミドルシュートを決める。9-2。慶應高のディフェンスがボールを持っても学習院はライドにより慶應高をオフェンスエリアに進めさせず、10分間ほどずっと攻め続けた。
その間に、学習院は#44・増山のアシストから#14・室賀がゴール前でシュート、#51・戸田のミドルシュートがあり11-2と点差を広げた。慶應高もこの後何度か攻めるがゴールを決められない。残り4分となり学習院#13・駒田のアシストから#4・増田がゴール前のシュートを決めきり12-2。
最後の3分間はターンオーバーばかりであった。12-2。ここで第3Qが終わる。
4Q
最初の3分間は、慶應高、学習院ともにゴール前のチャンスがあるもお互い決め切れず、ゴーリーのナイスセーブが続く。
5分、学習院#4・増田が、ゴーリーがいないゴールマウスへのシュートを確実にきめ13-2。8分、慶應高#9・宮川が左のランニングシュートを決め13-3。諦めていない慶應高はディフェンスのプレッシャーを強めるようにと、ベンチからの指示の声が選手に伝えられていた。しかし残り9分、学習院#77・齋藤がこの試合3得点目となるミドルシュートを決め14-3。
ここで慶應高のベンチが動き、審判に学習院の選手のスティックチェックを要請すると、学習院にファールの判定が下り、エキスとラマノフェンスのチャンスを得た。
残り8分、エキストラマンオフェンスから慶應高#90・立石がミドルシュートを決めるも、学習院にクリアからそのままゴール前からのシュートを#18・楢崎に決められスコアは15-4。ここでもう一度慶應高慶ベンチがスティックチェックを要請するも、今度はファール判定は無し。その後、学習院は#21・飯田、#88・山中がともにゴール前からのシュートを決め、最終スコア17-4となり試合終了。
<試合後の選手インタビュー>
勝利インタビューには、学習院大学#77・齋藤が選ばれた。この試合では3得点をあげる活躍を見せ、勝利に貢献した。
インタビューでは、「去年負けた慶應義塾高校にリベンジができてよかった。このまま2部昇格に向けて突っ走っていくので応援よろしくお願いします」と語った。
*関東学生ラクロスリーグ戦・フォトギャラリーはこちら (*PC環境からご覧ください)
*2015年全国ラクロス地区リーグ戦日程表一覧ページはこちら
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
会場:東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園第2球技場
3部Aブロック:学習院大学(白) 対 慶應義塾高校(紺)
第28回関東学生ラクロスリーグ戦には、男子39チーム・女子61チームの計100チームが出場しています。
各チームの試合の模様を、日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班の学生スタッフがお伝えします。
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
計
|
学習院大学
|
4
|
4 | 4 |
5
|
17
|
慶應義塾高校
|
0
|
2 | 0 |
2
|
4
|
1Q
快晴でとても暑く、時に涼しい風が吹き込む天気の中の試合だった。初めのフェイス時のファールにより学習院大学(以下、学習院)のポゼッションから始まり、4分間ほど攻撃は続いた。6分、流れを切りたい慶應義塾高校(以下、慶應高)はタイムアウトを使う。このタイムアウトの後、慶應高が流れを掴み、#7・江原のゴール裏からのパスを狙うオフェンスを多く見せるがシュートを決められない。8分になり慶應高#7・江原がスラッシングのファールを犯し、学習院が1分間のエキストラマンダウンオフェンスになるも決めきることができない。
残り8分、学習院#44・増山がゴール裏の1対1から点を決め、1-0となる。点を取られた慶應高は反撃しようと残り3分まで攻め続けるが、決めることができず、逆に学習院#1・児玉のゴール前からのシュート、#51・戸田のランニングシュートと立て続けに点を取られてしまう。その後も、残り1分で慶應高はスラッシングで学習院にエキストラマンオフェンス(1分間)のチャンスを与えてしまい、学習院#77・齋藤のミドルシュートにより点を奪われ、このまま第1Q終了となりスコアは4-0となった。
2Q
第2Qが始まり、2分のところで学習院はスラッシングのファールを犯してしまうが、失点には繋がらず、慶應高はチャンスをものにできない。守り切った学習院はその後すぐに慶應高のゴーリーのパスをロングスティックの選手がカットし、そのままロングスティック#10・川田がゴール前からのシュートを決めきりスコアは5-0。流れに乗った学習院は6分間ポゼッションし、慶應高に主導権を渡さない。しかし慶應高も#28・中居の何人ものライドをかわすクリアなどもあり流れを引き寄せようと必死。
第2Qも9分を過ぎたところで、慶應高#40・長谷部がゴール前のグラウンドボールを拾いゴール前を決め、少ないチャンスを掴みとり5-1。このまま流れに乗りたい慶應高だったが、学習院#13・駒田にゴール前からのシュートを決められてしまう。学習院は守りには入らず攻め続け、残り7分のところでブレイクから#18・楢崎が点を決める。慶應高は残り5分のところでゴール前のグラウンドボールから、ゴール前のシュートを#90・立石が決めきり7-2。このまま第2Q終了かと思われたが、学習院#77・齋藤がゴール裏の1対1をクゥーター終了を告げるホイッスルの直前に決め、8-2。そして第2Qが終了。
3Q
ハーフタイムでのスティックチェックにより慶應高にファールがあり、学習院が3分間のエキストラマンオフェンスとなると、学習院#1・児玉がミドルシュートを決める。9-2。慶應高のディフェンスがボールを持っても学習院はライドにより慶應高をオフェンスエリアに進めさせず、10分間ほどずっと攻め続けた。
その間に、学習院は#44・増山のアシストから#14・室賀がゴール前でシュート、#51・戸田のミドルシュートがあり11-2と点差を広げた。慶應高もこの後何度か攻めるがゴールを決められない。残り4分となり学習院#13・駒田のアシストから#4・増田がゴール前のシュートを決めきり12-2。
最後の3分間はターンオーバーばかりであった。12-2。ここで第3Qが終わる。
4Q
最初の3分間は、慶應高、学習院ともにゴール前のチャンスがあるもお互い決め切れず、ゴーリーのナイスセーブが続く。
5分、学習院#4・増田が、ゴーリーがいないゴールマウスへのシュートを確実にきめ13-2。8分、慶應高#9・宮川が左のランニングシュートを決め13-3。諦めていない慶應高はディフェンスのプレッシャーを強めるようにと、ベンチからの指示の声が選手に伝えられていた。しかし残り9分、学習院#77・齋藤がこの試合3得点目となるミドルシュートを決め14-3。
ここで慶應高のベンチが動き、審判に学習院の選手のスティックチェックを要請すると、学習院にファールの判定が下り、エキスとラマノフェンスのチャンスを得た。
残り8分、エキストラマンオフェンスから慶應高#90・立石がミドルシュートを決めるも、学習院にクリアからそのままゴール前からのシュートを#18・楢崎に決められスコアは15-4。ここでもう一度慶應高慶ベンチがスティックチェックを要請するも、今度はファール判定は無し。その後、学習院は#21・飯田、#88・山中がともにゴール前からのシュートを決め、最終スコア17-4となり試合終了。
<試合後の選手インタビュー>
勝利インタビューには、学習院大学#77・齋藤が選ばれた。この試合では3得点をあげる活躍を見せ、勝利に貢献した。
インタビューでは、「去年負けた慶應義塾高校にリベンジができてよかった。このまま2部昇格に向けて突っ走っていくので応援よろしくお願いします」と語った。
*関東学生ラクロスリーグ戦・フォトギャラリーはこちら (*PC環境からご覧ください)
*2015年全国ラクロス地区リーグ戦日程表一覧ページはこちら
「11月28日に、大学日本一が決まる!」 大会:第7回全日本ラクロス大学選手権大会 日程:決勝戦/2015年11月28日(土) 会場:東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場 関東学生リーグ戦に出場するチームが目指す、大学の頂点を決める戦いを、ぜひご覧ください! *大会特設ページはこちら |
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過去の優勝校 | 男子 | 女子 |
第6回 (2014) | 慶應義塾大学 | 明治大学 |
第5回 (2013) | 早稲田大学 | 慶應義塾大学 |
第4回 (2012) | 慶應義塾大学 | 慶應義塾大学 |
第3回 (2011) | 早稲田大学 | 関西学院大学 |
第2回 (2010) | 早稲田大学 | 日本体育大学 |
第1回 (2009) | 一橋大学 | 東海大学 |
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
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