2011年U19女子日本代表・第9回活動レポート(2011年5月15日)

2011/06/03

2011年5月15日(土)
千葉・東京大学検見川総合運動場

スクリメッジ風景スクリメッジ風景

スコア  (試合形式:前後半・25分)
チーム 前半 後半 合計
U19女子日本代表 3 4 7
FUSION 10 6 16
得点者
U19女子
#10 寶田 倫子 (5)
#20 剱持 真衣 (2)
<レポート執筆者> #10 寶田倫子 (MF/DF)
   寶田倫子選手

クラブチームFUSIONとのスクリメッジを行いました。

立ち上がりの10分で6点を先制され、0-6での苦しいスタートとなりました。
タイムアウトでディフェンス面を修正し、そこからは互角に近い流れに戻すことができました。
特にオフェンスサイドに運んでからは、決定率の高い攻撃を行うことができました。
しかし終盤ドローを立て続けに取られ、グラウンドボールもなかなか獲得できなかったため、
流れを奪われ、再度点差を離されて試合を終えました。

試合で感じた オフェンス面の課題としては、
・1対1の仕掛けが少ないのでもっと積極的に1対1を仕掛ける
・ボールを保持していない選手同士のコミュニケーションが不足しているので声を掛け合う
・ゴール前への視野をもっと広く持つ
・守備から攻撃への切り替えの際、逆サイドのDFとMFがもっと速く走り上がり攻撃に参加する
などがあります。

また、ゴール前のフリーの概念として、
ATが敵から離れている場合だけでなく、敵にくっついていても体の一つの「面」が敵の守備範囲外であればフリーである、
という考え方が必要であると感じました。

ディフェンス面の課題としては、3秒のファール(※)が多発してしまったことがあげられます。
これは11mラインをしっかり意識することと、周りとのコミュニケーションをとることで変えていけると思います。

試合全体を通して、1人1人のボール運びの強さの必要性を感じました。攻撃に転じる際のより早い判断を高めていきます。

※3秒のファール:
 守備側の選手が相手選手から2m以上離れている状態や、誰もマークしていない状態の時は
 11m扇状内に3秒以上留まってはならない。


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Text by:2011年19歳以下日本代表選手・寶田倫子
Photo by:2011年19歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・會田好美